4月9日の一日

４月９日木曜日

いっぱいいろんな情報を集めて振り回させるよりも、何かひとつを、ふーん、そいういうことかと
ゆっくり息を吐くときに微笑みながら感じたいものです。
そんな感じで、この日の整体教室は、よりシンプルにより快適な体を目指して楽しんできました。

昼食は、生協の食堂です。値段もお手ごろ味もなかなかよくて人がいっぱいでした。



帰りは、マイブームのミュンヘンによります。ここで唐揚げを買って帰るのがここ最近のお決まりです。
少しずつ個数が増えています。
広あたりで誰かが真似て売ってくれたらいいのにと思っているのですが、
いろんな人にあげてブームをおこしましょう。
となりのでゅえっとにもしばらく寄っていません。
それとデリーのカレーは食べてみてねという先生がいたので、それもこなさないと。



もうひとつ、僕がいってみたいと思っているのが赤丹というおでんやさん。
おでんほどまじめなものはないですね。
具のたちばになっていると、ひとつ味をじっとしみつかせているわけですよ。
本気なんだこのおでんは、他の物に頼らず気を散らさず、わたしはおでんよといっているのだから
おいしいはずなのです。



帰りのフェリー、船内の席を決めて荷物をおろすと外に出てみるのもお決まりのパターンです。
ここで、ごご島をみるのですが、この島の人と結婚した人のことをこの時は毎回思い出すのです。



今回は、食事はしませんと言いながら、何もないとさみしい。
ノンアルコールビールとサラダとコロッケ。ただこの時間でも値が下がっている総菜コーナーでした。

夏目漱石のこころを読んでいると、エンジン音が変わりゆっくり通過の音戸の瀬戸。
時間が短い。
このフェリー降りないで行って帰るだけの割引切符がほしい。



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護国神社と一草庵 （松山市）

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4月9日、ひとつ年をとって朝起きると普通に予定通りの時間、5時に起きました。
30分ほどうとうと、くねくね体の調整。
その後、温泉に行きました。今回は１０階にある露天風呂です。
そして７時に朝食。最近、太平別館の朝食がお気に入りが続いて出ています。



朝からおいしいです。セルフで用意するのですが、料理ののせかたもおいしそうに上手になってきています。



今回は温泉で次に行くところを決めました。
久しぶりに護国神社に行ったのですが、ホテルで自転車を借りて、地元の人の気分で快適に朝のサイクリングです。
前は、道後温泉や石手寺まで朝暗いうちから歩いたものですが、今では温泉最優先になりました。
松山城にも上ったりしていたのですが、桜がもうほとんど終わりと思ったので今回はこちらにしました。



静かな神社です。
巫女さんが庭をはく音だけ響きます。
さーっさーっと同じリズムで聞こえてきます。
今、参拝の手をたたくと向こうにも聞こえてしまうかなと思うぐらい他には何も聞こえません。誰もいませんので。



今年は、年明けの初詣にこれといって行動していないので、神社というものがとても懐かしい感じがします。
初詣は行くにはいったのですが、いつもより地味でした。
かといって調子はどうかというと、いいです。



神社に参拝するというのは、神様お願いという感じではなく、鏡みたいな自分で感じているものを
鏡を通してみているような感じでしょうか。
より自分を感じる場所みたいな感じで手を合わせてみます。

何か調子がいいのは、なぜかと考えてみると、葉書を貰ったりしていたので自分でも書くようになりました。
メールの時代から、昔ながらのちょっとひとこと手紙で送ってみる。
失いつつある日本を取り戻そう。地味な自分なりキャンペーンです。これがいいのです。



次に行ったところが、隣というぐらいすぐ近くにある一草庵です。
川沿いの入り口に見落としそうなぐらい小さな案内があります。
種田山頭火の終焉の地です。

この道しかない　春の雪降る



特に何があるというわけではないというか、種田山頭火の年表みないたものがあって、
入り口には今月の句。
庭にみっつほど石に刻んだ句があります。
あとは、ここに来た人がノートに書き留めたもの。
これが素晴らしいのです。娘と来ましたとか母と来ましたとか、一人旅で遠くから来ましたとか。
一行ではなく、物語的に書いてあるのでいろんな人ががんばっているなぁといい気分になれます。



次に来た人が読むことを想定してあるかのような手紙ですね。
どこのどなたか存じませんが、私たちはこんなに幸せな気分ですという手紙。

今月の句

ふまれてたんぽぽ　ひらいてたんぽぽ

うまいなぁ、どっちも自分だ



ここまで読んだら、種田山頭火の句集を買ってみましょうか、いや、俳句をしている人からもらっているかもしれません。



濁れる水の　流れつつ　澄む

流れる川の水が濁っていたのが流れながら徐々に綺麗になっていく様子でしょうか。

これほど味わって生きたいものです。



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