有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

湿原と背後の山の尾根へ(1)

2021年05月17日 | 山野草
トキソウ(朱鷺草)が咲き出したらしいので、何時もの湿原に行ってみました。湿原入り口に咲いていたクスノキ(楠)の花。
クスノキ科ニッケイ属の常緑高木で、本州~九州に分布。

大木になる事で知られてますが、花は意外に小さい。
高木なので楽に撮れる所には花が有りません、偶々低い所に有ったので撮ってみました。
残念ながら少し傷んでましたけど。(^^;)

エンシュウムヨウラン(遠州無葉蘭)の蕾が膨らんでました。 

ラン科ムヨウラン属の腐生植物で、愛知と静岡に分布する日本固有種。
※十数種類有る〇〇ムヨウランの中の一つです。

晴れた日が続かないと開花しないようです。
今週は天気が悪そうで、早くも梅雨に入りそう、今年は撮る時期を外したかも?

イボタノキ (水蝋樹)の花が咲き始めていました。 

モクセイ科イボタノキ属の落葉低木で北海道~九州に分布。 

同科同属のネズミモチ(鼠黐)と良く似ています。 

コミスジ(小三筋)、最近良く見る蝶です。 

飛んでるところをと思うも、撮れません。(>_<) 

オカタツナミソウ(丘立浪草)がまだ咲いてました。 

昨日載せたタツナミソウと良く似てます、見分けは一番上の葉。 

雨が降って花が汚れてました。 

お目当てのトキソウが咲いていました。 

ラン科トキソウ属の多年草で、北海道~九州の陽当たりの良い湿地に分布。

花の色が鳥のトキ(朱鷺)に似ている事が名前の由来。 

環境省の準絶滅危惧(NT)、愛知では絶滅危惧ⅠB類(EN)指定です。
対照君と花の位置がズレて花がピンボケになってしまいました。(^^;)

次回はもう一つの目的の花を見に、湿原の裏山の尾根へ。
 ※昨日こちらも梅雨入りの発表が有りました、かなり早い梅雨入りです。
  統計史上2番目の早さだそうです。
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