有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

棘だらけの白い小さな花

2021年05月22日 | 山野草
小さな白い花を見に行って来ました。
低山の登山口から登山道を登ります。
入り口にはコナスビ(小茄子)の花が咲いていました。

サクラソウ科オカトラノオ属の多年草で、全国の山地の道端等に分布。 

名の由来は、小さな果実がナス(茄子)に似ている事から。 

花の直径は5~7mm程。 

急な階段状の登山道を少し登るとその花は咲いてました。
白い小さなアリドオシ(蟻通し)の花です。
アカネ科アリドオシ属の常緑小低木で、関東~九州の林下に分布。

名の由来は、蟻を刺し通すほどの鋭い棘上がる事から。 

林下に生育するので昼間でも薄暗く、暗いレンズではISOを上げるしか有りません。
結果画質が荒れてしまいます。(T_T)

ストロボを使う手も有りますね、でも接近すると白飛びしてしまいます。
ただ今白飛びしない方法(小道具)を思案中。

漏斗状の花冠の長さは約1cm、直径はこんな感じ。 

梅雨入りして蒸し暑い中、階段状の道を登ると汗が噴き出ました。
林道に出て、もう一つの目的の花の場所へと少し下ります。
登山道を外れた笹の中にシライトソウ(白糸草)が咲き始めていました。

現在陽当たりの良い所では満開のようです、しかし林下の笹の中ではこれから。 

マルバウツギ(丸葉空木)はまだ健在です。 

スイカズラ(吸葛)も咲いていました。 

ジャコウアゲハ(麝香揚羽)、カメラで捉えた直後に飛んで行ってしまいました。

 登山道に居たツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)。 

次回は目的の花の二つ目を。
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