有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

荒れた休耕田と田圃の畔で

2022年10月03日 | 山野草
多分長い間休耕田だった所なのでしょう、荒れ放題の荒地へ。
そんな荒地と用水路の間の湿った所にイボクサを見に行ったのですが。
他の草に埋もれて消滅してました、ヒメシロネも有ったのに。(T_T)
仕方なく周辺に何かないか探すとヒメジソ(姫紫蘇)が咲いてました。

葉にはっきりとした鋸歯が有るのでヒメジソで間違いないかと。 

田園地帯の隅の荒地にも有るのですね。 

田圃の畔に咲いてた黄色の花さて何でしょう?
オオジシバリ(大地縛り)のような気がするのですが、花期は春のはず。

同じく畔に咲いてたニラ(韮)の花。 

ヒガンバナ科ネギ属の多年草で本州~九州に分布、古い時代に渡来した帰化種とも。
葉を少し千切って匂いを嗅ぐと、確かに韮の臭いでした。(^^)

おっと!こんな所にゴキヅル(合器蔓)が。 

ウリ科ゴキヅル属の1年草で北海道~九州に分布。 

以前この近くで見られたのですが、除草剤を撒かれて消滅してました。
ここは水路脇で普段草ボウボウで入れず、今回草が刈られてたので何かないかと探してみたのでした。
↓の背景はその水路です。

実も生ってました。 

水路は田植え前から今の時期まで乗りこぼれそうな程水が有ります。(水深約2m)
田の水を抜く稲刈りが近付く頃から来年まで水位は10cm程に。

ゴキヅルを撮って戻る時、行きには見えなかった所にサクラタデの小群落が。
こんな所に隠れてたんだ。

水深が浅くなった水路をギンヤンマが飛んでました。 

足元にとまったイチモンジセセリ(一文字挵)。 

電線にとまってたカワラヒワ(河原鶸)。 

時期外れが酷くならない内に花だけを載せて来ました、しかしこれで花画像が尽きました。
次回から花の序に撮っていたトンボやチョウなどを。
これまで載せて来た花が再び登場します、でも花の時期とズレてますのでご注意を。
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