有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

小さな花と極小の花

2021年06月18日 | 山野草
林道に小さな花が咲いてました、トウバナ(塔花)です。
シソ科トウバナ属の多年草で、本州~沖縄に分布。

対照君を忘れたので分かり難いですが、花冠の長さは4~5mm。
これはまだ極小の花では有りません。

こちらが極小の花、ヒメヨツバムグラ(姫四葉葎)。 

アカネ科ヤエムグラ属の多年草で、本州~九州に分布。 

花の直径は約1mmしか有りません。
小さな花なので、咲いてても殆ど見逃してしまう大きさ。
陽当たりの良い土手や丘陵、民家付近でも見られるようなので探してみては。(^^;)

あっ!昨日のクサナギオゴケで忘れ物が有りました。
クサナギオゴケの花茎に居た虫です。

名前はアオカミキリモドキ(青擬天牛、又は青擬髪切)。
カミキリモドキ科の甲虫、体長11~15mmで全国に分布
体内に有毒物質を持っていて、潰した体液が皮膚に着くとただれるので要注意。

またオオバノトンボソウ蕾を見付けました、これで3ヶ所目です。 

クマノミズキ(熊野水木)。
ミズキ科ミズキ属の落葉高木で、本州~九州に分布。
名前の由来は三重県の熊野で発見された事から。

散房花序に沢山の花を付けます、花の直径は8~10mm。
木漏れ日を入れて撮ってみました。

木漏れ日から光芒が出るよう、立ち位置を僅かに変えて。 

イワガラミ(岩絡)が咲いてます。
岩に這い昇るように生育する事が名前の由来。
でも岩だけではなく木にも登り、これは木登りをしたイワガラミ。

アジサイ科アジサイ属の蔓性落葉木本で、北海道~九州に分布。
アジサイのように装飾花が有りますが、萼片が一枚しかないのが特徴。

陽が当たっていて萼片が白飛びしてしまいました。
SSを速くしたり、絞り込んでみたりしてみましたが駄目でした。

終盤のウツギ(空木)。 

同じ木に花と実が同時に。 

薄暗い林内に居たジャノメチョウ
タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科で、北海道~九州に分布し、前翔長28~42mm。
暗くて奇麗に撮れませんでした。(T_T)

次回は花と蝶などを。
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