有為転変(物事は移り変わって儚いの意)

更新が遅く現状では有りません。名前が間違ってる事も有るのでご承知おきを。

消滅した自生地

2022年10月21日 | 山野草
移動してとある林道へ、小雨の降る中歩き出します。
途中にアケボノソウ(曙草)が有ったのですが、昨年から見られなくなってしまいました。
他に殆ど花が無い林道なので、イヌタデ(犬蓼)でも撮りながら。

折角雨が降ってるので水滴も撮りましょう。 

ホトトギス(杜鵑草)が一花咲いてました、雨の樹林下で暗かったのでフラッシュで。 

少し歩いたところで異変に気付きます、工事の車が通った跡が。
例年なら両側からヒキオコシ(引き起こし)が林道に覆い被さるように生えてるはずなのに。

一応咲いてはいるものの数が激減。 

なんだか嫌な予感がします。 

予感的中、新しい堰堤を造るためにヒキオコシの群生を取り払ってしまってました。
しかも古い堰堤から5mしか離れてない所にです、そんな必要有るの?

引き起こしの群生を抜けた所に目的のセキヤノアキチョウジ(関屋の秋丁字)の群生が有るのですけど。
工事車両の跡がまだ続いてます、そして目にしたのはもう一つ新しい堰堤を造ってました。
そこはセキヤノアキチョウジが群生してた場所、群生は跡形も無くなってしまってます。
群生してた所を踏み潰され、何か建てるのでしょうか一角に土が盛られてました。
そこにも沢山自生してたのに。(ーー゛)
一株くらい残ってないかと探すも有りませんでした。(T_T)
折角来たのに手ぶら帰るのも寂しいので沢蟹でも撮りましょうか。

ハナタデ(花蓼)も撮っておきましょう。(イヌタデより花着きが疎らです) 

良く見たら一花だけ咲いてました。
蕾は赤味が有りますが花は白、白花ハナタデのようです。

雨に濡れたヤマトウバナ(山塔花)。 

トウバナ、イヌトウバナと良く似てます。
トウバナは花冠が淡紅色、イヌトウバナは花冠の中に淡紅色の斑紋が有ります。
花が白で斑紋も無いのと鋸歯が粗いのでヤマトウバナとしました。

ヌマダイコン(沼大根)も咲いてました、何故セキヤノアキチョウジだけが。 


薄暗い林道を肩を落として戻ります、行く時には気付かなかった赤い花が一輪。
暗くて上手く撮れてませんがサザンカ(山茶花)だと思います。

林道を出て山裾でまた水滴を、水滴の中に水滴が映ってました。 

同じ水滴を角度を変えて、背景は刈り入れ後の田圃。
角度を少し変えただけで絵面が随分変わります。

アキノノゲシ(秋の野罌粟)と雨に煙る山。 

それにしてもセキヤノアキチョウジが残念。
堰堤が完成して数年経てばまた生えて来ると良いのですが、望み薄でしょうね。
どこか他に自生地は有るのだろうか?また探さなくては。
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小雨の中の花撮り

2022年10月20日 | 山野草
月曜も休みですが、月曜はヘルパーが来るのでその前に実家に。
鍵を開けないとヘルパーが入れません、母は放っておけば昼まで寝てますので。(^^;)
母を起こして着替えさせ、昼ご飯を置いてからが自分の時間。
場所にも依りますが、目的地到着は10~11時になってしまいます。
17日は小雨が降ってましたがそれでも行きます、濡れた花が撮れるので。
最初にアケボノソウ(曙草)の様子を見に、残念早過ぎましたまだ蕾の一株のみ。

他にないかと探すと、小さな沢の対岸にそれらしい花が。
急斜面を降り沢の中へ降りると、脱皮したばかりらしい沢蟹がいました。
石に隠れてるのが普通の沢蟹、右が脱皮したばかり?

対岸の急斜面に取り付き、ずり落ちそうになりながらのアケボノソウ。 

蜜腺は蟻だらけ、臭いを嗅ぎ付けて来るのか、この花が咲けば蜜にアリつけると知ってるのか。(^^ゞ

 もう一ヵ所見に行くも茎葉も見られず、消滅したのだろうか?
11月になってから再訪する事にして別の花を見に移動します。
そこはコシオガマ(小塩竈)が点々と見られる所、少し前に載せた場所とは別の場所。
今回は咲いてました。

道路沿いで楽に見られ、60cm程の段差に咲いてるので背景が抜けるのが良いです。 

ハマウツボ科コシオガマ属の半寄生の1年草で、北海道~九州に分布。 

見易い撮り易い場所なので既に撮りに来た方が、叢に踏み跡がしっかり付いてました。 

雨の降る中誰も来ないと思っていたら一人やって来ました、「あんたも好きねぇ♪」。 (^^) 

雨は傘が必要ない程度だったので花があまり濡れてません。
カメラは濡れなくて良いですが、ちょっと期待外れ。

背景が抜けてるので黒背景で一枚。 

花が数個の株が多い中、少し離れた所に沢山花を付けた株が有りました。 

カラスノゴマ(烏の胡麻)の花が一輪。 

アオイ科カラスノゴマ属の1年草で本州~九州に分布。 

ヤクシソウ(薬師草)が沢山咲いてます。 

キク科アゼトウナ属の2年草で北海道~九州に分布。
コシオガマは花に水滴が着き難い形に対し、こちらは平開するので少し着き易いようです。

敢えて草の葉の間から撮ってみました。 

普通?の玉ボケも。 

そしてまた別の花を撮りに移動します、続く・・・。

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昨日は蝶で今日は鳥

2022年10月19日 | 生き物
土日は実家に行った帰りにちょいの間に近所で。
昨日のは土曜のちょいの間で、今日のは日曜のちょいの間です。
まずはガガイモ(蘿芋)の種の様子を見に、ほとんど変化が有りませんでした。
一部色が淡紫色に変わった程度、もう一つ有ったのですが行方不明。

ガガイモを撮っていたら、アカトンボが纏わりつく様に近くを飛び回ります。
時折こちらを向いてホバリング、威嚇してるかのような。
これなら撮れそうとカメラを向けると飛び去ります、結局飛んでる所はこの一枚だけ。

ホバリングするところを撮ろうと狙っていたら道路にとまりました。

 全身が真っ赤で翅の先端に褐色班が有るのはコノシメトンボ(小熨斗目蜻蛉)ですね。
道路の上は暑いのか尾を上に上げました。

付属器を確認しようと後ろに回ったのですが、肝心の付属器がピンボケ。(T_T)
それでもコノシメトンボで合ってると思います。

ノビタキ(野鶲)が居ないかと田園地帯へ。
あれはもしかして?と撮ってみたらカワラヒワ(河原鶸)でした、結局ノビタキは見付けられず。

田圃の畔にツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)。 

コンバインが落とした泥で吸水?それともミネラル補給? 

農道をノロノロと走っていると、急にスズメにカワラヒワにケリが一斉に飛び立ちました。
驚かせてしまったのかな?と思っていたら上空の猛禽を見付けて飛び立ったのでした。

最初は車内から撮れてました。 

ところがどんどん近付いて来て屋根が邪魔で撮れず、慌てて降ります。
ノスリ(鵟)でした。

ほぼ真上を旋回しながら悠然と飛んでます。 

かなり近い、こんな事は滅多にないので撮りまくり。(^^;) 

ん!こっちを見てるのかな? 

しかしこちらを気にもせず。 

ほぼ真上なのでファインダーで見てると後ろにひっくり返りそう。 

この後ゆっくり弧を描き、遠くに飛んで行ってしまいました。 

おまけの久し振りに会社の前の電線にとまったイソヒヨドリ(磯鵯)。 

昨日はウラナミシジミばかり、今日はノスリばかり。
ちょいの間ではこんなものでしょう。(^^ゞ
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ウラナミシジミ

2022年10月18日 | 生き物
土日は実家に行くので花や鳥を撮りに行く時間が僅かしか有りません。
当然近場になり、撮れる物が限られます。
と言う事で、今日は近所の田圃の用水の岸辺で撮ったウラナミシジミ(裏浪小灰蝶)だけを。

現在どこの草叢に行ってもウラナミシジミばかりが目立ちます。 

畔を数歩歩けばウラナミシジミが何頭も飛び立つ状態。 

撮り放題ですが同じ蝶ばかりでは・・・。(^^;) 

とまってるのを普通に撮るだけでは同じような画像ばかりに。 

なんとかならないかと考えます。 

こんなに居るなら飛んでるのが撮れるかもと、都合よく日も当たり光量たっぷり。 

と言う事で狙ってみました。 

光量たっぷりでも捉えるのは難しい。 

廃棄物の大量生産になってしまいました、SDGsに逆行してますね。(^^;)
実際に廃棄物は出ないので良いのですけど、フィルムなら大変な事に。

同じ個体をカメラで追って。 

と言ってもほんの一瞬の事ですけど。 

飛んではいませんが2頭同時に。 

ん!そう言えば2頭が絡んでるところを良く見るなぁ、縄張り争いだろうか?
と言う事で2頭絡みを狙ってみたものの、こんなのばかり。(T_T)

撮れたと思っても2頭共にピントは合いません。 

殆んど廃棄の中、この一枚だけ辛うじて。 

動く被写体は難しいです。(>_<)
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公園にエゾビタキが居ました

2022年10月17日 | 生き物
あちこちのブログでエゾビタキ(蝦夷鶲)を目にするので、こちらでも?と探しに。
どうやら桜の木で良く見られるようなので公園の河津桜の所へ。
途中で電線にモズが居ました、もうそんな時期なのですね。

いよいよ冬鳥の季節が近付いて来た感じです。

公園の河津桜の所に行きましたが、鳥の姿は有りません。
何か鳥が居なかと探すも見当たらず、代わりにトキワサンザシの葉に隠れるように蝶が。
ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)のようですが全く動かず、息絶えてるのかも?

河津桜の所に戻ると小鳥が飛んで枝に、えっ!もしかしてエゾビタキ?
まさか本当に桜の木に居るとは。

初めて見る鳥なのでエゾビタキかどうかわからないまま撮りまくります。

特徴的な背中に白い3本線。 

胸に縦の班が有ります。 

帰ってから調べると、どうやらエゾビタキで間違いなさそう。 

ヒタキ3兄弟と言われるサメビタキ(鮫鶲)、コサメビタキ(小鮫鶲)には縦班が無いか目立たないようで。 

ヒタキ科サメビタキ属で、こちらでは旅鳥となっていて渡りの途中に見られるようです。 

何か咥えてます、木の実でしょうか? 

おっと!こっちを見ました、睨み付けてるような。(^^;)

 実は2羽居ました、しかし一緒には居ず交互にやって来ては森の中へ。 

雲が多く白背景ばかりに、背景が白いと逆光になって撮り難い。
こんな所に居てくれると助かります、でも葉隠れになって殆ど撮れません

初見初撮りなので沢山撮ってしまいました。(^^ゞ 

エゾビタキが居なくなった時に撮ったヤマトシリアゲムシ(大和挙尾虫)。
翅の色は模様が黒だと思ってましたが、光の具合で青く見えるのですね。

立ち位置を変え横から。 

今日もおまけの通り掛かった海辺の夕陽画像、弧を描く雲で巨大UFOが降りて来たような。

UFOが放ったビームで光の道が、その道を異星人が歩いて・・・。(^^;) 

山の端に沈む夕日を待ったものの、雲に隠れてしまいます。
その雲が赤く染まるかと思いきや、雲は黒いままで海が赤く染まりました。

エゾビタキとコサメビタキが一緒に居る事が有るようなので、それが見られるかどうか?
って見に行かなければ見られませんね、今の時期花撮りを優先してしまうので。
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載せ忘れた蝶と蜻蛉と鳥

2022年10月16日 | 生き物
ネタ切れになったと思ったら、載せ忘れてた画像が有りました。(^^;)
まずは蝶から、草ぼうぼうの荒地にウラナミシジミ(裏浪小灰蝶)。

あっちを見てもこっちを見ても。 

発生時期なのでしょうか、ウラナミシジミだらけ。 

私には雌雄の区別はつきません。 

それにしても多いです、一斉に羽化するのでしょうか? 

↑と↓は同じ個体、これは羽化したばかりではないようで。 

次はトンボ、稲田の上を飛ぶアキアカネかと思ったらウスバキトンボでした。

 背景が抜けてないのでなかなか捉えられません。(ピントが合わない) 


置きピンで待ってもなかなか思った所を飛んでくれず。 


被写体が写ってないかピンボケ写真を何枚撮った事か。(-_-;) 

最後は鳥です、稲刈りの終った田圃にアオサギ(青鷺)。
 

水を止めて水位が下がった農業用水にキセキレイ(黄鶺鴒)。

 乗ってる水草はオオカナダモでしょう。 

水路の中を高速で鳥が飛んで来て岸辺にとまりました、おおっ!久し振りのカワセミ(翡翠)です。 

直ぐに飛ばれましたが、なんとか射程内に。(手前の金色はウスバキトンボ) 

一度ダイブしたのですが捉えられず。 

そしてこちらに向かって飛んだところ、SS1/640では止められませんね。(^^;) 

カワセミがここに居るのが分かっただけでも収穫でしょうか。
何時もここに居るとは限らないでしょうけど。
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林道のアサギマダラ

2022年10月15日 | 混在
そろそろかな?と林道にアサギマダラ(浅葱斑)を見に。
この林道にはフジバカマはおろか、サワヒヨドリ、ヒヨドリバナも有りません。
なのに割とアサギマダラが見られます、勿論群舞は見られませんけど。
更に林道入り口付近では何故か見られないので少し歩きます。
シロバナミズヒキ、いわゆるギンミズヒキ(銀水引)が沢山有ります。
少し赤味も入ってますけど。(^^;)

アキノタムラソウ(秋の田村草)が一株咲き残ってました。 

雄蕊が曲がってなかったのでナツノタムラソウか?と思いましたが、アキノでした。 

シジミチョウが居ました、ヤマト?いやルリかな?

帰ってから調べるとサツマシジミ(薩摩小灰蝶)のような。 

滅多に見ない蝶なのと、翅を開いてくれなかったので区別が付きません。 

ホトトギス(杜鵑草)が咲いてました。

花柱や柱頭、花糸にも斑点が有るので、ヤマでは有りません。
花の付き方がヤマジとも違うのでただのホトトギスですね。

ユリ科ホトトギス属の多年草で、北海道南西部~九州に分布する日本固有種。 

もっと分かり易い株が有りました、この花の付き方は間違いなくただのホトトギス。 

ただのホトトギスは今季初撮り、例年見ていた場所のは消滅してたので。 

時期的には他では終わってる頃かと。 

ところでアサギマダラはどうしたって、諦め掛けた頃に突然空から降って来ました。
残念ながらピンボケです。(T_T)

ピントも合ってませんが、この日は何故か物凄い湿気でした。
レンズもファインダーも眼鏡も曇るほど、↑と↓はレンズが曇り更に逆光の悪条件。

林内に降りて来て逆光から順光に。 

木の葉にとまりましたが、今度は陽が当たって白飛び気味。

 こちらは浅葱色が辛うじて撮れてました。 

結局この一頭だけしか見られませんでした、尾根まで上がればもっと見られたかも?
膝と時間の関係でこの一頭で諦める事に。
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今日は2種類の花だけで

2022年10月14日 | 山野草
今日は2種類のみです。
川沿いや湿った所に有るような名前のカワミドリ(川緑)を見に行きました。
山道を20分程登った所にそれは咲いています。

行くのが少し遅かったようで、既に花はかなり落ちてました。
良さそうなのを見繕って。

名の由来を調べても「不明」と出るばかり、何故「川」なのか「緑」なのか?
全く水の無い山の上に咲いてます。

シソ科カワミドリ属の多年草で北海道~九州に分布。 

環境省は無指定ですが、東京は絶滅、千葉、三重、徳島、高知、宮崎、鹿児島はⅠ類指定。
他に準とⅡ類指定が5県有ります。

私の花暦には9月下旬となってたのですが、機会を逃していました。
背後の花を沢山付けてるのはヤブタバコでしょうか、超花付きが良いです。

川とは全く無縁、向こうの山の尾根とほぼ同じ高さの場所。 


カワミドリで吸蜜する蜂、種類は判りません、少なくともスズメバチではないです。 

もう一つの花はクサボタン(草牡丹)、初見初撮りの花。 

例年行ってる場所なのにこの花を初めて見ました。
反り返った花に見えるのは萼片で花弁は有りません。

キンポウゲ科センニンソウ属の多年草で北海道~本州に分布する日本固有種。
※多年草と低木とする図鑑が有ります、Wikiは半低木と、どれが正しいのやら?
九州と四国では近縁種のツクシクサボタン(筑紫草牡丹)と言うのが見られるようです。

環境省は無指定ですが、愛知では絶滅危惧Ⅱ類(VU)指定種。 

有毒植物ですが薬用として使われてるようです。 

水滴が付いてたので撮ってみました。 

別の花にも。 

初見初撮りなので嬉々として沢山撮ってしまいました。(^^;)
こんな下を向いた花は下から撮りたくなます。

下から序に青空を入れて。 


今日はたった2種類の花だけでした。(^^;)
おまけ、昨日の夕方の仕事帰りに撮った夕焼けです。


仕事帰りに夕焼けが見られるのも後少し、もう直ぐ帰宅時には暗くなってしまいます。
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早いか?と思いながらコシオガマを見に

2022年10月13日 | 山野草
10月10日(月)の事です。
午前中雨でしたが雲画像を見たら晴れそうなので、11時頃から出掛けました。
コシオガマ(小塩竈)の有る草地に到着、見回してもそれらしい花が見えません。
ちょっと早過ぎたか、ミズヒキ(水引)でも撮っておきましょう。

と直ぐ横にシロバナキツネノマゴ(白花狐の孫)が。 

イヌコウジュ(犬香需)が有り、近寄って撮ってると匂いが漂って来ます。
良い匂いなのか、それとも嫌な臭いなのか、人に依って感じ方が違いそうな臭い。
株は沢山有りますが、花はほぼ終わりで一株に一花か二花しか残ってませんでした。

これは何でしょうね、オトコエシ(男郎花)? 

今期はオトコエシの花を見ないまま終わりそうです。 

草地の中を歩いていたら、まだ蕾の一株のコシオガマが。

 他にも無いか探すもこの一株だけでした、後日見に来るか他の場所に行くか。

ふと森の中を見ると茸の大株が、と言っても大きさが分かりませんね。 

こんな感じです。 

茸は下から撮れと誰かから言われていたので。
したから撮ったところで種類の同定はできませんけど。(^^;)

イヌホオズキ(犬酸漿)だと思います、イヌホオズキは外人さんが沢山居て良く分かりません。 

イヌホオズキだとして、ナス科ナス属の多年草で全国に分布。
今や普通に見られるのは殆ど帰化種です。

雨上がりなので水滴も撮ってみました。 

でもあまり良い被写体は見付けられず。 

ナンテンハギ(南天萩)があちこちで見られました。

 小さいですが良く見るとなかなかお洒落な花。 (^^)

カタバミに居たヤマトシジミ(大和小灰蝶)。
色が茶色っぽかったので、最初見た時はヤマトではないと思ってしまいました。

珍しい花はなかなか見られません、今回も普通と言うかほぼ雑草扱いの花ばかりでした。
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ツルニンジンが花盛り

2022年10月12日 | 山野草
ツルニンジン(蔓人参)を撮りに行きました。
道路脇に咲いていたヒキオコシ(引き起こし)。

花を沢山付けますがかなり小さいです。 

まだ咲き始めで蕾の方が多かったです。 

シソ科ヒキオコシ属の多年草で北海道(西南部)~九州に分布。


イヌザンショウ(犬山椒)の実、果実は3個の球形の分果します。
 ※本山椒の実は2個に分果。

ツルニンジン(蔓人参)。
別名ジイソブ、爺の雀斑(そばかす)と言う意味。

キキョウ科ツルニンジン属の蔓性多年草で北海道~九州に分布。 

環境省は無指定ですが、以下の2県だけが県の絶滅危惧指定です。
東京:絶滅危惧ⅠA類(CR)、鹿児島:準絶滅危惧種(NT)

静岡、愛知、三重にしかないシブカワニンジン(渋川人参)が有るそうですが、見た事が有りません。 

全て道路脇に咲いてました。 

同じような画像ばかりになるので明るく撮ってみました。(^^ゞ 


一株に沢山花を付けてます。 

↑と↓は一部です、全部を画角に入れると花が小さくなって分からなくなるので。
撮った時はまだ蕾が多かったですが、今頃は満開か既に虫に喰われてるかも。(^^;)

少し前から気になっていたヒメキンミズヒキ(姫金水引)、ようやくそれらしいのが撮れました。

画像が小さいので分かり難いですが、キンミズヒキの雄蕊は8~15本、ヒメは5~8本。


一ヵ所から2本出てるのも有ります。
何れにしても8本以下なのでヒメキンミズヒキと思われます。


ヒメの方が葉の先端が丸みを帯びるようですが、はっきりしないので蕊の数で判断しました。
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