ワールドメイト・深見東州の霊言――コスプレと肩書に埋もれる人物の“正体"とは
2014.03.27(LIVERTY WEB)
公開霊言抜粋レポート
「有名になるためにあらゆることをやっている」ワールドメイト・深見東州の正体
公開霊言「自称・街角にいる万能の天才の研究―深見東州は化けきれるか-」
2014年3月16日収録
守護霊とは
人間の魂は原則として六人のグループからなり、あの世に残っている「魂の兄弟」の一人が守護霊を務めている。つまり、守護霊は、実は自分自身の魂の一部である。したがって、「守護霊の霊言」とは、いわば本人の潜在意識にアクセスしたものであり、その内容は、その人が潜在意識で考えていること(本心)と考えてよい。
※本霊言は、幸福の科学の全国の支部と精舎で拝聴できます。
深見東州氏――。『強運』、『大天運』、『大金運』など、多くの開運系の著書をもつ作家であり、宗教団体「ワールドメイト」を率いる宗教家であり、同時に、予備校「みすず学苑」の経営者でもあり、慈善活動、芸術活動、ビジネスにまで手を広げている「自称・万能の天才」だ。
「ワールドメイト」は静岡県に本部を置き、「御親元素大御神」(みおやもとすおおみかみ)なる神を中心的に信仰する神道系の新宗教である。ただ、発表されている三大スローガンなどを見ても、「弱者救済」「人道的見地」「社会良識に基づく誠実な対応」など、特に宗教でなくてもよい内容が多く、基本教義はいま一つ判然としない。宗教そのものよりも、教育、芸術、スポーツなどの各活動の方がむしろ目立っている。
しかし、世間一般での深見氏のイメージをつくっているのは、何と言っても、著書やイベントなどの派手な広告だろう。深見氏には様々なものに“化ける"癖があるらしく、著書の表紙や「みすず学苑」の広告では、自身や他の人がいろいろな人物や動植物の姿にコスプレしてPRしている。また、深見氏は、実態のある活動で得たとは思えない大量の肩書や勲章をホームページ等で羅列しているが、それはむしろ、深見氏の実績ではなく自己顕示欲をよく表しているようにも思える。
さて、そんな深見東州氏だが、3月16日、氏の守護霊がなぜか幸福の科学グループの大川隆法総裁を訪れて離れない状況が続いたため、その本音を探るべく、霊言収録を行うことになった。
オウムの麻原は「もちろん善」!?
最近、深見氏は、大川総裁を意識しているらしく、新聞紙上などで派手な広告を展開し始めたのは、大川総裁の霊言シリーズの広告が掲載されるようになってからだ。
招霊された深見氏の守護霊は、霊言の冒頭から、幸福の科学への対抗心を見せた。守護霊は、派手な広告などの宣伝方法について「おたくがさ、霊言集をいっぱい出すじゃない? まあ、ちょっと俺できないからさ。ああいう風には」、「(自分も)化けて出るくらいできるんだって見せてる」と語った。深見氏本人のメディア戦略は、やはり幸福の科学に刺激されてのことであったようだ。
台湾で抗議活動に参加の学生の声 自由と民主主義を守るために力出し合う
2014.03.29(LIVERTY WEB)
台湾の馬英九政権が中国と締結した「サービス貿易協定(ECFA)」に反対する学生らが、本協定の強行採決を阻止しようと立法院の占拠を続けている。30日には総統府の前で大規模な抗議活動が行われる予定だという。
問題となっているECFAは、運輸や通信、保険、金融などのサービスを、中国が80分野、台湾が64分野の市場で開放することを定めている。この協定により市場が開放されると、中国から大量の企業や労働者が台湾に流入すると考えられており、台湾の企業が圧迫され、雇用環境も悪化すると指摘されている。
そのため台湾ではこの協定を「不平等条約」と見る声が多い。昨年6月に馬英九政権が中国政府と調印したもので、今年3月17日に台湾国内で最終同意を得る審議が立法院で行われた。馬総統が審議を打ち切ったことをきっかけに抗議運動に火がつき、翌18日、学生が立法院を占拠。一時、行政院(内閣府に相当)にも突入したが、これは治安当局に強制排除された。
本欄では、今回、この抗議活動に参加する台湾の学生に話を聞いた。
李さん(20歳・女性)は、「中国がECFAの締結により得られる利益はさほどないと思います。中国が台湾とECFAを締結するのは、政治的な理由です。中国は東アジアで最速で成長しており、近隣諸国へのプレゼンスを高め、東アジアのリーダーになろうとしています」と、中国の台湾に対する影響力が増すことに懸念を抱き、デモ活動に参加している。
楊さん(20歳・女性)は、「多くの人々が自由のために努力したため、今日では、私たちは街を歩くことができます。ですから、台湾は自由に感謝し、自分たちの主張を大声で叫べることに感謝しているのです」と語った。
この背景には、40年もの間、自由が抑圧されていたという歴史がある。台湾では、日本が第二次世界大戦の敗戦によって台湾から撤退した後、中国大陸から蒋介石率いる中国国民党政府の官僚・軍人が台湾の行政を担った。
しかし、本省人(日本国籍を持っていた、もともと台湾に住んでいる人)は、治安の悪化や政治の腐敗に抗議。これに対し、国民党は恐怖政治を敷き、1947年から87年までの間で、約28,000人の本省人が殺害・処刑され、財産が没収されたと言われている。台湾で言論の自由が認められたのは、李登輝総統(当時)が刑法を改正した92年のことだ。
前出の楊さんは、今回の抗議活動に国際的な注目が集まっていることに対し、「多くの海外メディアがこの状況を心配してくれていることに感謝しています」「私は、日本が私たちと共に正義と民主主義を守り、正しいと思う立場に立ってくれることを望んでいます。私たちは“暴徒"ではありません。私たちは、この国の未来がよりよくなるために、全員がなけなしの力を出し合っています」と述べている。
台湾の学生運動は、「自由と民主主義は座していて守られるものではない」ことを教えてくれる。東アジアの自由と民主主義を守るために、私たち日本人も、未来に責任を持って行動しなければならない。(飯)
【関連書籍】
幸福の科学出版 『日本よ、国家たれ! 元台湾総統李登輝守護霊魂のメッセージ』 大川隆法著
https://www.irhpress.co.jp/products/detail.php?product_id=1110
【関連記事】
2014年3月22日付本欄 台湾で学生が立法院選挙 中国の統一阻止に立ち上がる人々
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7582
2014年2月13日付本欄 中台閣僚が初対談 孫文の思想で台湾は中国を呑み込め
幸福の科学学園・中学チア 全国大会2連覇、国内3大会制覇 4月世界大会へ
2014.03.29(LIVERTY WEB)
栃木県那須町の「幸福の科学学園」中学チアダンス部は28日、幕張メッセ(千葉県)で開催された全国大会「USA(United Sprit Association)Nationals」でSONG・POM部門のラージ編成に出場。14チームが競う中で優勝し、昨年に続く2連覇を果たした。これで、日本で開催されるチアダンスの主な3つの大会(ミスダンスドリル、JCDA(日本チアダンス協会)、USA)を制覇したことになる。
創部4年目にして3大会を制覇した同部は、すでに強豪校として注目を集めており、その演技は立ち見が出るほどの人気ぶりで、演技中は技を決めるたびに会場から歓声が上がった。
また、表彰式前に開催されたショータイムの演技には、大会側が選抜した36人が踊ったが、そのうち幸福の科学学園からは中学・高校合わせて6人が選ばれている。同学園の中高チアダンス部はともに、4月初旬にアメリカ・カリフォルニア州で開催される世界大会に出場する予定だ。
同部チームリーダーの上村美智さん(中3)は、次のように語る。
「今回の優勝は、世界大会への大きな自信につながると思います。ですが、私たちの力だけではここまで来ることはできませんでした。私たちを全国大会優勝に導いて下さったすべての方のご指導、ご支援に感謝の気持ちでいっぱいです。この感謝の思いを持って、世界大会に向けて全力で練習します」
彼女たちのさらなる活躍に大いに期待したい。
幸福の科学学園は2010年に那須本校を開校し、今春2期目の卒業生を輩出した。東大2人、早慶29人など、難関校への合格者を多数輩出し、文武両道で成果を上げ続けている。同学園は2013年には滋賀県大津市に関西校を開校。2015年には、千葉県に幸福の科学大学を開学する予定だ。
【関連記事】
2013年12月8日付本欄 幸福の科学学園 中学チアダンス部 優勝! JCDA全日本チアダンス選手権全国大会にて
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7047
2013年10月号記事 幸福の科学学園チアダンス部 中高ともに全国優勝 世界への切符つかむ
やっぱり福島は安全だった 子供の甲状腺がん発生率は他県と同じ
2014.03.29(LIVERTY WEB)
環境省は、青森県、山梨県、長崎県の3県で行った、3~18歳の子供を対象にした甲状腺検査の結果を28日、発表し、甲状腺がんの発生率が福島県とほぼ同じだったことを発表した。福島第一原発事故による放射能汚染で、福島の子供の甲状腺がんが増えるとの懸念もあったが、その割合は他県とほぼ同じであり、「福島は安全である」ことが確認された。
3県での甲状腺検査は、福島で3~18歳の約25万4千人を対象に行われた県民健康管理調査の甲状腺検査で、甲状腺がんが見つかったことを受け、比較のために行われた。福島ではしこりが見つかったのは約1800人(40%)、甲状腺がんやその疑いが見つかったのは74人だった。
これに対し、青森県、山梨県、長崎県の3県では、2012年11月から13年3月に約4300人を対象にして検査したところ、しこりが見つかった割合は約2400人で56%と、福島よりもその割合は大きかった。 今回、その後再検査が必要と診断された44人に対する追加調査で、結果の分かった子供は31人。そのうち、甲状腺がんが見つかったのは1人だった。母数が違うので単純な比較はできないが、がん発生率だけを見れば、福島と他県で変わらなかった。
本欄でも再三指摘してきたように、100ミリシーベルト以下の被曝で健康被害は確認できない。今回の結果は、それを裏付けるものとなった。
これまで、原発に否定的な朝日新聞や毎日新聞、東京新聞などは、福島の子供に甲状腺がんが見つかると「福島原発事故と小児甲状腺がん」「関連認めぬ県に不信感」などと特集を組んで大々的に報じてきた。しかし、今回の発表について、3紙は、ベタ記事レベルの扱いで小さく取り上げている。
これでは報道機関としての誠意が感じられない。これまでむやみに不安をあおったことを国民に対して謝罪してしかるべきではないか。マスコミは責任を持って、「福島は安全である」と報じ、早期帰宅を支援するとともに、安全が確認された原発の再稼働も推し進めるべきだ。(居)
【関連記事】
2013年12月2日付本欄 福島で甲状腺がんが多発? いたずらに恐怖をあおる東京新聞
http://the-liberty.com/article.php?item_id=7024
2013年3月8日付本欄 福島は安全! 子供の甲状腺 しこりなどの割合が福島より他県が多い
4月の日米防衛会談開催で日米同盟強化へ 日本はアメリカに頼る前に領土防衛を固めよ
2014.03.29(LIVERTY WEB)
小野寺五典防衛大臣は、アメリカのヘーゲル国防長官と4月6日に会談する予定だ。会談では、1997年以来となる日米防衛協力の指針(ガイドライン)の見直しなどについて話し合われる。
このガイドラインは、日本が攻撃された場合、自衛隊と米軍はどう行動するかの指針となるもので、これまではおもに朝鮮半島有事を想定していたが、今回、軍拡を続ける中国を想定して見直すという。こうした動きに加えて、安倍晋三首相は集団的自衛権の行使容認を進める方針を示しており、より強固な日米同盟の構築を目指している。
今、日本が最も懸念している問題は、尖閣諸島を含む離島が、中国軍に占領されることだ。だが、本誌でも再三指摘しているように、尖閣諸島を含む離島防衛の根本的な問題は、中国に「奪われる前にどうすべきか」ということであって、「奪われた後にどうすべきか」ではない。