TVニュースで、富士山の入山料金1000円が、静岡・山梨両県で合意したとの報道があった。
世界遺産指定とは別に、もっと早くするべきだとは思っていたが、いいことだと思う。
富士山は、基本的には見る山と思っている。北アルプスの槍ヶ岳と同様、広い範囲で
威容が望める。山頂から眺める富士山は、それぞれの山で、趣が違い嬉しいもの。
富士山は、7月から8月の期間は、危険箇所もなく、体力さえあれば問題ない山。
後は登る人の、意識のみ。
ボランティアさん等の、尽力で大分綺麗になったとは思うが、ゴミは絶対すてないこと。
高山病は、体力とは関係ありません。2000mまで車で来て、ガンガン登っていけば
高山病になること、必然。体を鳴らすことも考慮。
雨・雪・寒さ対策、ヘッドランプも必携。薄着でコンビニの雨具でヘッドランプなしで暗くなってから
雨の中降りてくる人を見ると、ハイキング気分でいっちゃいけないよとつくづく思う。
話を戻して、入山料について。
目的・期待される効果としては
1.富士山の環境維持・整備の充実
2.爆発的な入山者の抑制
3.入山者へのエコ意識植え付け。
1.なんで県が儲けるつもりかと思われる方もいるかもしれませんが、大勢の人が来れば
環境維持・整備には多額の費用がかかります。
ボランティア行動にも限界があります。
安全で快適・ゴミのない環境を、維持するためにも必須と思っています。
裾野のゴミ対策も含め、有効に使って欲しい。
(道路脇に捨てられたゴミも、多い)
2.世界遺産指定以前から、吉田口からの登山者の渋滞は、顕著。
その内入山制限もあるかと、危惧するほど。(ゆっくり登るしかないので高山病防止にはなるが)
効果があるか分からないが、障壁としても対処策と、考える。
3.基本はゴミを捨てないこと。途中のゴミは拾うこと。富士山に限らずすべての場所でクリーンな環境を
保つよう啓蒙活動のポイントとして活用して欲しい(入山料の活用も願いたい)