昨日は、茶文化資料館で呈茶の日。
袋井でホームステイをするベトナムの留学生とそのホストファミリーの方々が十数名。
浅羽ベトナム会という民間有志の会がホームステイを初めて十年とのこと。200人以上を受け入れたそうです。
そのきっかけが、医師浅羽佐喜太郎(1867~1910)とベトナム独立運動の指導者ファン・ボイ・チャウ(1867~1940)の友好紀念碑。
茶文化資料館のすぐ南の常林寺というところにあります。今年で建立100年。
うっすら話は聞いていたけど、まだ紀念碑すら見ていなかったのです。
いま、すぐ横の袋井市郷土資料館で、建立100年特別展が行われています。それさえ行ってなかったのです。
昨日、ベトナム会の浅羽さんから特別展の資料を頂きました。そこに詳述されたいきさつを読んでびっくりすると同時に感動しました。
佐喜太郎とファンボイチャウのいきさつも勿論、それ以上に、当時取った村長さんと村民の行動に感動! 涙が出ました。
ところがなんと、昭和43年ころまで、この碑がなんであるのか、役場の職員をはじめ周りの人も誰も知らなかったのだそうで・・・
知られざる秘話があったのです。
是非、特別展に足を運び、資料を一読されることをお勧め!
つい、いまの日本人と比べてしまいます。私を含めて・・・
1918年建立時の写真。前列右端が村長さん、その横がファン・ボイ・チャウ。書かれている碑文もすごい。漢文です。ファンの文才もすごい。
明日、常林寺に行ってみよう。
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