一碗

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でたらめな本

2020-11-20 14:50:03 | 茶学の会
最近の英語のお茶の本をどれか買おうと思って、探してみました。

少し違った構成の、斬新?そうな本がありました。買おうと思って念のため、寄せられているコメントを見たら、間違いだらけで1ページに一つ以上のミスがある、編集者はチェックしたのか、と酷評・・・

それじゃしょうがないと、やめようと思ったのですが、どんなミスなんだろうと好奇心が・・・で、買ったのです。

確かに、かなり大胆な構成・・・書き方・・・
日本のとこには、1ページ大でこんな写真も・・
     
アッ、彼だ、と気が付く方もいるでしょうね。私は、心当たりがなかったのですが、読んでみたらお父さんは茶業界でも大変有名な方だったとあります。スギヤマ・タダヒラさん・・・はて?

そう、杉山忠平さん! 故人になって久しいけど、大変良く存じあげた方です。スギヤマ・チュウヘイさんです。はて、どちらの読み方が正しいのでしょう? みんな、チュウヘイさんと言ってたけど・・・

まあ、これはいいとして、なんと、杉山さんちの栽培面積が250ヘクタール、年間の生産量が、1ヘクタール当たり60㎏ !

最後のお茶の機能性のところでは、ORAC(活性酸素吸収能力)が出てきて驚きました。お茶の本では初めて目にします。

これを基に、中国緑茶は日本の高級せん茶より機能性に優れると書いてあります。

ORAC指標は、問題があるので安易に使うのは止めようということになってるはずだけど・・・

まあ、問題満載の本で、読むのが楽しみです。

・・・



コメント
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