一碗

みんなで楽しく、
何でもありのお茶人生・・

ベトナムとスリランカの緑茶

2018-09-13 09:53:08 | 日記
昨日は、野菜茶業研究所の公開デーでした。案の定、おっくうになって・・・

9月22日の「浅羽佐喜太郎公碑建立100年記念式典」・・・ベトナム関連のイベントの正式名称はこれなんです・・・

詳細の説明をすると、書く方も読む方も疲れるのでやめますが、とにかく袋井市あげてのイベントなんです。

昨日は、この日に展示試飲するベトナムのお茶をあれこれ試飲しました。

      

当日は、上右のベトナム北部で作られている「シャンティ」をお出しする予定。下右は、ネットで買った蓮茶。安いだけあってかなり荒っぽいお茶ですね。下左は、たしかラオスの市場で買ったベトナムのお茶。こちらも蓮茶で、蓮の花らしきものが・・・

上左は、日本の機械を使った蒸し製のお茶。見た目はいいし、香りも適度な仕上げ香があっていいのですが、飲むと苦渋味強し!

このあたりで作られているのは、もっぱらアッサム種(シャン種)。カテキンが25%ほども含まれています!

当然、これで緑茶を作ると苦くて渋い・・

昔、かれこれ20年?ほどまえ、スリランカで本格的な緑茶工場を作って、日本向けの煎茶を作る仕事に関係したことがありました。懐かしい思い出です。

       
摘採から運搬まで万全の態勢で・・お茶づくりの名人、アナンダさん?が俺がやれば絶対だとかいって・・

見た目は素晴らしいものができました。でも、やっぱり苦くて渋くて・・やはり、アッサム種では紅茶づくり名人をもってしても限界があります。

大量に製品を日本に持ち込み、あちこちに売ろうとしましたが駄目!
最後は、ティーバッグにして二束三文でホテルに下ろそうとしたが駄目!

波乱万丈の事業でした。

じゃ、アッサム種が主体のベトナムのお茶は、全部飲めないのか?

釜炒りだといいのです。

なぜか?


興味深い研究(野菜茶業研究所)があります。

同じ葉っぱで、蒸し製と釜炒りを作って、葉っぱの中のカテキンを調べると量は変わらないのです!

ところが、お湯で出してみると、明らかに違いが出るのです。

蒸し製では多く、釜炒り製では少ない!


蒸し製は、葉が開きやすく成分が出やすいからだそうです。

なるほど・・


当日、このお茶も出してみましょうか。どれくらい渋いものなのか・・・



お茶って、ほんとにおもしろい。


・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

隠れた人材

2018-09-11 08:47:25 | 日記
9月22日に袋井市浅羽で、浅羽佐喜太郎公碑建立100年記念式典が行われます。

そこで、ベトナムのお茶についての説明と試飲会を行います、といっても一間くらいのスペースです。


そこで、資料集めに旧知の友人に会いに行きました。雨の中、茶の都ミュージアムで待ち合わせ。

      
70歳以上は無料なので、大変便利。

すでに10万近い入場者とか・・・

確かに見ごたえ満点、中でふるまってくれるお茶も美味しい。今日は、アールグレイ。

ただ、県営のせいかあれこれ規制があって・・・撮影禁止なのでせっかくの内部を写真で流せない。インスタグラムの時代なのに勿体ない。



待ち人来る
        

彼は、もう五十年近く東南アジアの茶産地を飛び回ってあれこれ・・
特に、長く生活していたベトナム、インドネシアには詳しい。そのほか、タイ、バングラデシュ、ネパール、トルコ、オーストラリア、などなど。実地にお茶の栽培製造ができて、これくらい腰の軽い人は珍しい。隠れた人材ですね。

最近のベトナムのお茶事情を聞かせてもらって、日本製の製茶機械で作った蒸し製のお茶ももらいました。

      

よくできていますが、残念ながらアッサム種なので、カテキンが多く苦渋味が強い! 減肥効果がありそうですね。

飲み方を工夫して、22日に・・・

そのほか、「シャンティ」や「生茶」(生の葉っぱ。現地ではチェ・サンといいます)も予定しています。

ぜひお越しください。



・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

マイカップ

2018-09-10 10:37:32 | 日記
      

9月29日に東京で開かれる「地球にやさしい中国茶交流会」と「ティーフェスティバル2018」に出かける予定です。

前売り券も買ったので、出かけざるを得なくなりました。自分で自分に輪っかをはめないと・・・

ところで、マイカップ持参とあります。そういえば、以前どこかでそんなことがありました。

何年か前、中国の天台山・華頂寺でイベントがありました。中国全土から抽選で当たった?100人ほどのお茶好きが集まっていました。
「太極茶道」の主催だったような・・

太極茶道とは、ひょんなことで20年くらい前からお付き合いがあります。
今じゃ飛ぶ鳥落とす勢いって感じ・・・

で、お家元?の鄭先生が揉んだお茶をみんなで頂くことになりました。

みなさん、持参のマイカップを取り出し、並べたのです。

      
そのとき、マイカップなるものを初めて知りました。
勿論、私は持ってません。
そし大変ら、鄭先生がご自分のカップをくれたのです。結構高そう!

      

今度、東京にはこれを持っていこう。


・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

稀勢の里

2018-09-09 21:48:29 | 袋井市茶文化資料館
      
      
        
      

今日は、茶文化資料館で呈茶。いろんな方々へいろんなお茶を。
袋井の希少品種「きらか」、インドのシルバーニードル、茨城の紅茶、雲南省の古樹茶で作った高級生餅茶・・・

写真は順不同


またお昼を食べる暇がありませんでした。ホントにお茶っていいものです・・・

帰ったら、ちょうどお相撲が・・・

稀勢の里の心中を察して、なんだかこちらまで疲れた~

      


十五日間、もつかな・・・


・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

シャオ先生

2018-09-07 10:00:55 | 日記
      

粛先生、もう20年以上高知大学で教鞭をとっておられる先生、ご専門は、雑穀とオオカミだとか・・・

何がきっかけだったのか、ずっと以前からいろんな資料を頂いていました。それこそいろんな・・指圧の指南書、精神安定のお線香などなど・・・

でも、お会いしたことはありませんでした。

先日、雑穀の研究会で浜松市の水窪に来られました。ついでに、白茶のシンポに出られ、そして昨日、袋井の茶文化資料館に立ち寄られました。

中国の方です。いつもながら、中国の方々の行動力には脱帽。やはり土地の広さの違いがありますね・・・

高知から車(ジムニー)で・・台風21号上陸中に伊豆へ・・・

カーナビなし、タブレットの地図を頼りに・・・


話が弾んで、茶文化資料館では門限まで・・・
これからどちらへ・・とうかがったら・・行けるとこまで、とのこと。
クルマの中にはいろんなものが積み込まれています。瓢箪みたいな大きなカボチャを頂きました。



こんな先生が近くにいたらしょっちゅう伺ってるでしょうね・・・面白かった。



・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

億劫

2018-09-05 16:07:09 | 茶学の会
            
台風一過、でもいまだに変なお天気。昔とはなにも可にも一変・・・これからさきどうなるんでしょう・・



最近、いろんなことをするのがおっくうになってきました。明らかに年のせい・・

おっくうってなんでこんな字「億劫」を書くんだろう? 以前だったら、すぐにアレコレ調べたんだけど・・

今夜、浜松で「静新21世紀ビジネス塾」というのがあって、坂本光司先生が進行役。

ご無沙汰してるし、これから先、またお目にかかれるかわからないので、行ってみようと思って参加申し込みしたけど、
だんだん億劫になってきました。

1日に、東京に行ったけど、直前まで迷いました。おっくうで・・・

2日に、白茶のシンポをやったけど、直前までおっくうで・・・

12日に、野菜茶業研究所の公開デーがあるので、行ってみようと思ってるけど、もうなんだかおっくうに・・

22日に、袋井でベトナム関係の大きなイベントがあって、お手伝いする約束したけど、だんだんおっくうに・・・

29日に、東京で開かれる「ジャパンティーフェスティバル2018」に行ってみようと思ってるけど、きっと、おっくうになるだろうな・・・

地紅茶サミットやら、中国の国際茶文化研討会やら、あれこれ行くつもりだけど、日が近づいたらきっとおっくうになるだろうな・・・


だんだんこんな具合に外に出るのがおっくうになって、久しぶりに行ってみたら自分のお葬式だったりして・・・・






・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白茶ってな~に

2018-09-03 08:50:06 | 袋井茶文化促進会
      
      

昨日は、シンポジウム「白茶ってな~に」を行いました。
参加者は30名くらいかなと思って、資料を準備したら28名。

資料が足らないほどきてほしかったな・・・

静岡大学の森田先生、茶業研究センターの鈴木先生などその分野の第一人者をお呼びして、この際、白いお茶のすべてを知ってもらおうと企画したのですが・・・

それぞれの生産者からも実情をお話しいただいたし、試飲もしました。

      

希少な白葉品種「きらか」を少し入手したので、今度の日曜日、茶文化資料館呈茶の日にお出しします。


       

高知大学の肖紅燕先生がお立ち寄りくださり、貴重なご意見も頂きました。愛知県から来られた方もありましたが、地元の関心はいまいち・・・いつものことですが、さびしい。



・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地紅茶学会発会式

2018-09-02 08:01:35 | 日記
      
      

昨日は、地紅茶学会の発会式で東京府中にある東京農工大学へ・・

さすがに、古い農学校だけにうっそうとした木立、イイ環境ですね。

農場に行ったら、お茶の木も・・・

      

この度、藤原さんたちの肝いりで地紅茶学会といういかめしい名前の会を作るとのことなので出かけました。

全国から30名?程のいろんな方が集まっていました。
静岡からも・・・イムラさん、ムラマツさん、モリさん、サカノさんなどなど・・

さっそく、学会という名称についていろんな意見が出ました。


まあ・・固く考えずに「学ぶ会」と読み替えて使えばいいのでは・・・


なんでもせっきょくてきになにかをやろうというきもちがたいせつです。


・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする