一碗

みんなで楽しく、
何でもありのお茶人生・・

庄晩芳先生のこと

2022-04-13 22:07:21 | 茶学の会
庄晩芳先生についてお問い合わせがあったので・・・
中国茶業界の碩学。戦後の混乱期に中国茶学界を牽引された方。
1908年~1996年・・・お目にかかったことはありません。

日本では、松崎芳郎氏の翻訳で1986年に出版された「中国茶読本」の著者として知ってる人は知ってる・・・これは庄晩芳先生の書かれた「飲茶漫話」を訳したものです。この本は世界中で翻訳されました。

手元に、1995年、浙江農業大学に行ったときに頂いた「庄晩芳茶学論文選集」があります。見てびっくり・・!


こんな写真がありました。中央が庄先生、向かって右が多分、布目先生、そして、左が松下智先生!  右端が劉先生で左端が胡先生? 皆さんお若い。
いつ頃の写真だろう。 松下先生に伺ってみよう。

庄晩芳先生の本には大変興味深い記述が沢山あります。先生の著書は、袋井市茶文化資料館にもあります。
烏龍茶の語源、紅茶の語源・・・なぜblack teaというのか、紅茶と言い始めたのはいつから・・など

ただ、先生の御本は、みんな中国語・・・

・・・
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4月のお茶・・

2022-04-12 17:24:49 | 日記
    

これは2019年4月17日の湖北省の茶園・・・
ふと、前の茶畑の芽と同じくらいなことに気が付きました。

無農薬無肥料で、もうかれこれ20年?

こういう芽を見ると摘みたくなる衝動にかられます。
で・・・


揉むほど摘むのは大変なので、とりあえず、白茶に・・・
二十時間後・・

48時間後

出来上がり

日に当てるのは、朝の2時間程度・・・
少しいい加減だったので、あまりいい出来ではなかった・・・・・

明日やり直し・・・

自由にお茶が作れるなんて、幸せ!・・・

・・・

    
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「インビ」茶

2022-04-11 14:48:00 | 日記
以前、いんび茶って聞いたとき、淫靡茶かと思って、すごいお茶だな~と思ってしまいました。

本当は、大分県佐伯で作ってる「因尾」茶。釜炒りですね。

いいお茶です。すっきりして・・・80g・1000円。

早速、出来たてのお茶専門サイト・「チャマート」で調べてみます。

凄いサイトです! お茶のことなら何でもあり!

で、「九州のお茶」をみると、因尾茶が・・・写真もあります。
二軒しかない生産農家の首藤農園のホームページにも入れます。

   
いいとこですね。どのようにして作られているか動画もあります。
昔ながらの工場・・・
貴重なお茶です。注文もできます。お勧めですね・・・

それから、掛川の佐々木製茶のサイトに飛びました。
まさに近代的な茶工場・・・因尾茶と対比すると面白い・・・
さらに、牧之原の柴本さんへ・・・

あっという間に3時間が・・・・

外は夏日・・・いよいよ新茶の季節到来。

・・・
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寝ながら考えたこと

2022-04-10 09:32:03 | 日記
     

写真とは無関係ですが、昨夜8時から10時まで、オンラインで地紅茶学会の交流会が開かれました。

地紅茶学会って興味深い会です。

学会って色々ありますね。創価学会、富士宮焼きそば学会、茶の湯文化学会などなど・・・一般の人はどんなイメージを持つのでしょうか?

だれでも入れる学会、誰でも入れない学会までいろいろ・・
地紅茶学会は誰でも入れます。

昨日の会で出た話題の一つ、「地紅茶生産者の定義」・・
なるほど、紅茶生産者と地紅茶生産者はどう違うか・・・寝ながら考えました。

地紅茶とは、地域経済、地域社会、地球環境を考えながら作る紅茶のこと(らしい)。そうすると、これらを考えながら紅茶づくりをしてる人を地紅茶生産者という・・・ことになるんでしょうね。すべてを満たさなくても、一つでも意識してればいい。

で、普通の紅茶生産者は・・・紅茶を生活の糧として、お金を得るために生産してる人。作られる紅茶は商品・・・身の回りのものは殆どそうなんですから、これでいいのです。

景気がイイと規模拡大、わるくなればさっさとやめる。

静岡県ではもっぱら産業としての紅茶は作られてるけど、地紅茶生産者は少ない・・・と言うことになるんでしょうね。

な~んて考えてたら、眠くなった・・・チーン

・・・

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手作り新茶

2022-04-09 15:37:25 | 日記
隣の茶畑の新芽が急に伸びてきました。今日の気温22℃・・・


で、先日から少し芽をもらって白茶づくりを始めました。


ほんのわずかですがこんな具合にザルに広げて日に当てます。
日が陰ったら室内に・・・そして50時間後にはこんな具合に・・・


少しホットプレートで乾燥させて出来上がり。

待ちきれなくって早速飲みます・・・マグカップに一つまみ・・

     

初物の新茶です。甘くってほんの少し渋みがあって、新鮮・爽やか!
初夏そのもの・・・。

・・
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土筆(つくし)とスギナ

2022-04-06 10:22:46 | 日記
昨日はよいお天気。桜並木では花吹雪・・・
 花の絨毯・・・

それでも木や場所によって咲き方は様々で、まだ満開のとこや、ツボミのとこも・・
それでも、もうおしまいですね・・・

ところで、3月初め、つくしの群落を見つけました。


こんなに一面につくしが出てるの、初めてです。
採って帰って食べようかと思ったのですが、少し時期が過ぎていました。

あのつくしがどうなったのか、見に行きました。



一面のスギナに・・・
そうなんですね。つくしはスギナの胞子茎。2週間ほどで枯れてしまいます。
そして、根っこから栄養茎であるスギナが伸びてくるのですね。

きっと、来年もつくしの群落が・・・
早めに行って、若いうちにとって食べよう。昔は甘辛く煮て食べてた・・・

・・・
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懐かしき川根・・

2022-04-05 10:28:16 | 茶学の会
ホントに久しぶりに川根に行きました。

青部の益井さんち・・

美味しい「香駿」をご馳走になりました。
訪れる人たちに、こんなふうにおもてなししてるのですね。
気楽にどうぞ・・・と言っていいのかどうか・・・

思えば青部に立ち寄るのは半世紀ぶり?
この畑は、そのころからあったとか・・・

それから、川を隔てた元藤川の高田農園へ・・

ここでは、こんな具合に紅茶を飲ませていただきました。
「べにふうき」・・水色抜群

高田さんとこも10年ぶり?


烏龍茶の珍しい品種が・・・

そして、農薬の替わりにEM菌入りの「ストチュー」を・・・
効果があるそうです。
やはり、現場に行くと面白い話がわんさとありますね。

時間よ止まれ・・・

・・
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間違い探し・・・

2022-04-04 11:24:55 | 日記
別段あら捜しする性癖があるわけじゃないけど・・つい
先日、川根に行く途中、掛川の「道の駅」でお昼を食べました。

美味しくって、沢山の人が来ています。お勧めです。

で、ふと前の仕切りを見たら、こんな紙が貼ってありました。

    

カテキンは平成12年に島村先生が発見して命名したと書いてあります。
以前もこのことが問題になったことがあります。

きっと、島村先生が冗談に言ったことが独り歩きしてるのでしょうね。
ありそうなことです。

勿論間違いです。ネットで調べると、1832年に、エーゼンベックが命名。アカシア・カテキューという植物から分離されたから「カテキン」と・・


どうでもいいと言えばいいことなんですが、いちおう、「道の駅」に電話をしました。

・・・
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鍋に火をかける・・・

2022-04-03 08:24:27 | 日記
きょうの新聞折り込み広告に面白い文が・・・
「オメガエイト」の効果心配になりますね・・・
        

・・・
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桜と茶神

2022-04-02 10:30:35 | 日記
昨日は雨が上がるのを待って川根に行きました。
桜見物も兼ねて・・・かなり散ってました。

お目当ては、牛代(うしんしろ)の水目(みずめ)ザクラ・・・



すごいですね! 樹齢300年。樹高20m。
エドヒガン。ソメイヨシノの親です。天然記念物。
「ポツンと一軒家」に行くような狭い山道を行きますが、結構人が、県外からも・・・
それなりの価値がある桜です。

本川根町の茶畑へ・・


10年ぶりかな・・?

・・・

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