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甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

宝石の都・甲府で光る伝統

2024-10-04 09:22:53 | 紹介

〜外国人視点の甲府の魅力!


自己紹介

こんにちは!市民レポーターの”CHIKA”です。

5年前に台湾から山梨に移住し、3歳と7歳の子供たちと一緒に、家族全員でお出かけを楽しんでいます。常に大自然や山に囲まれた生活を送ることは、新鮮な体験です。今回も、外国人の視点から甲府の魅力を見つけて紹介したいと思います。

 

皆さん、甲府市が「宝石のまち」と呼ばれていることをご存じですか?日本でも有数の水晶や宝石などを扱うジュエリー産業の集積地として知られる甲府市には、長い歴史があります。今日は、そんな山梨県の「ジュエリーミュージアム」をご紹介したいと思います。

まず、この施設は甲府駅からすぐのところにあります。館内には宝石や水晶が展示されており、無料で入場できます。キラキラした宝石が好きな方には、ぜひ訪れていただきたいスポットです。休日には伝統工芸士さんの実演を見ることができ、とても面白いですよ。

 

山梨県の宝石の歴史

山梨県は古くは水晶の産地として知られており、特に甲府市周辺では、江戸時代(17世紀)から地元で採れる水晶を使って美しい宝石や装飾品が作られていたそうです。この水晶のカットや加工技術は代々受け継がれ、次第に宝石研磨や彫刻の技術が発展し、現在のジュエリー産業の基盤となりました。

山梨県にいる伝統工芸士さんたちは技術が非常に優れていて、山梨で作られた高品質な宝飾品は、国際的にも高い評価を得ているそうです。ジュエリーミュージアムでは、こうした伝統や技術、歴史を学ぶこともできます。

ジュエリーミュージアムに入りまず目に飛び込んでくるのは、カウンターに並んでいる輝く水晶などの宝石です。美しい光を放ち、精巧なチェーンと組み合わせられたそれらは、とても上品に見えます。

最初に、スタッフが私たちに好きな玉石を選ぶよう案内してくれます。大きさ、形、色がさまざまな水晶が並んでおり、どれを選ぶか迷ってしまいますが、先生のアドバイスと娘の意見を参考にして水晶を選び、研磨することにしました

先生と一緒に選ぶ様子

先生が水晶の研磨方法を丁寧に教えてくれます。小学生でもできる作業で、先生はひとつひとつの手順や工程を詳しく説明してくれました。

先生が研磨の手順を教えてくれます。

娘は昔からキラキラした石が大好きだったので、この研磨体験はとても貴重な機会となりました。一生懸命、教えられた通りに石を研磨し、見事ピカピカに仕上げました。

この研磨体験は大変人気があるようで、周りの席もすでに満員でした。研磨中は、必要があれば先生が手助けしてくれます。

体験の最後には、完成した水晶に合わせるチェーンを選ぶことができ、色や長さも自由にカスタマイズできます。

最終的に出来上がった作品は、とても綺麗で大満足です!

ぜひ一度体験してみてください!きっとその輝きに魅了されるはずです。

 

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中国語のブログはこちら

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かずさんの街散歩vol.53

2024-10-02 11:33:29 | 紹介

甲府市キャンプ場編


 

こんにちは。市民レポーターの「かずさん」こと武田和巳(71才)です。私は2022年10月、市のホームページに掲載されている甲府市ウォーキングマップ31地区のコースを歩きブログにまとめました。引き続き“健康のために甲府の街を散歩しながら、新しい発見をする”を目標に甲府市の魅力をご紹介していきます。

 

甲府市31地区コースのブログは以下にまとめて掲載されています。是非ご覧ください。

 

 

****コースの紹介****

今回は、「広報こうふ 2024年7月号 No.822」の記事で「アウトドア&イベント特集」として5か所の市営レクリエーション施設が紹介されていました。その中の「マウントピア黒平」は「かずさんの街散歩vol.38マウントピア黒平でBBQ編」で紹介しています。下記URLをご参照ください。https://blog.goo.ne.jp/kofu-reporter/e/00da959c75542162635f85e42f864d31

 

宮本地区にある「市民いこいの里」とブログでは紹介していない「森林浴広場」、上九一色地区の「寺川グリーン公園」、中道地区の「右左口の里」を訪問したのでご紹介します。

・宮本地区(2024年9月5日に訪問しました。)

・市民いこいの里

昇仙峡、荒川ダムを過ぎて荒川沿いの県道112号線を北上し、マウントピア黒平へ曲がる交差点を直進し、案内板にある「クリスタルライン・市民いこいの里」方面へ進みます。クリスタルラインを10分ほど車で行くと右手に「甲府市 市民いこいの里」の看板が見えてきます。そこの駐車場に車を停めました。向かい側に「黒戸奈神社」があります。

敷地内へ歩いていくと、宿泊できる建物がありました。管理人の猪股様がいらして、お話を伺いました。この施設は「通商産業省の補助事業で作った施設」で、令和7年度に財産処分制限期間の50年目を迎える節目の時期だそうです。建物内を見させていただきました。和室、二段ベッドの部屋、風呂、炊事場、トイレがきれいに完備されていました。

BBQ棟へ行き、カップ麺とコーヒーを作りました。

側を流れる荒川の川辺まで5分位下りていきましたが、さすがに流れが急で川には入れませんでした。

・森林浴広場

いこいの里からクリスタルラインを10分程車で行きます。途中倒木や大きな水たまりがありましたが、めげずに進みます。

荒川支流の精進沢に架かる「竜の平橋」を渡るとすぐ右手にあります。

この付近の森は甲府市水源保護地域で大切な場所です。この森林公園は郷土の森林保全活動で作られ、現在は金峰山などに登山する人が宿泊したり、車を止めたりして利用しているようです。設備は東屋と屋根付きの焚火場があり、敷地奥の平らな場所にテントエリアがあります。クマ出没の看板もあり、注意が必要ですね。森林浴にはうってつけで、夜には満天の星が見えるそうです。一度見に来たいです。

・黒戸奈神社

「いこいの里」の向かい側に「黒戸奈神社」があります。祭神は大山祇命とされ、地元伝承によると黒平からさらに奥にある金峰山が奥の院で、御岳町の金櫻神社が里宮、黒戸奈神社は奥の院から里宮へご神体を遷す途中で休憩した中宮だそうです。現在の社殿は安政元年(1854年)の建築で、社殿の両側には立派な彫刻が施されていました。山梨県指定無形民俗文化財の「黒平能三番」には、上黒平の黒戸奈神社と下黒平の大山祇神社それぞれに伝わる能三番があります。(参照:「こうふ私の地域・歴史探訪」より)

・上九一色地区、中道地区(2024年9月16日に訪問しました。)

③寺川グリーン公園

精進湖線から県道113号に入り永泰寺の前を通り、道なりに進みます。

なお、この付近は「かずさんの街散歩vol.28 上九一色地区編」で紹介しています。

下記URLをご覧ください。

https://blog.goo.ne.jp/kofu-reporter/e/8eca1d239de67363cf528e129940505f

寺川沿いに20分ほど行くと、入口の看板があります

管理棟で管理人の小澤様、河野様にお話を伺いました。BBQ用の東屋が4棟、陶芸教室などができるログハウスがあります。側を流れる寺川は滝もあり、水も澄んで川遊びができます。対岸の山には手ごろな散策コースもありました。営業は5月~10月の土日・祝日のみのためか利用者が多く、訪問した日もすべての東屋にお客さんが来ていました。駐車場が狭いので、予約して来られることをお勧めします。

・右左口の里

寺川グリーン公園から精進湖線を甲府駅方面に戻る途中にある「甲府市営 右左口の里」に寄ってみました。駐車場も一杯で大勢のお客さんで賑わっていました。右左口の里公園管理園長の駒井様にお話を伺いました。今日の人出は特別ではないそうです。なかなかの人気スポットのようです。スポ少の団体客などが来ていました。

**** コースの感想 ****

黒平方面に行った日の気温・湿度(実測値)は、

・「9時半甲府駅付近」:(30.6℃、32%)、

・「千代田湖」:(25.7℃、17%)、

・「10時半マウントピア黒平(標高1,000m)」:(23.5℃、37%)、

・「11時いこいの里(標高1,200m)」:(25.8℃、35%)、

・「13時半甲府駅付近」:(34.3℃、21%)

でした。時間のずれがありますが、「マウントピア黒平」は森の中にあるせいか、7℃以上甲府駅付近より涼しかったです。「いこいの里」は、標高は高いですが、日差しが強かったです。いずれのキャンプ施設も、子どもから大人までそれぞれの目的に合わせて自然と楽しめる場所でした。どんどん利用しようと思います。それぞれ特徴のある施設で、どの施設も自然と触れ合える貴重な場所なので、将来的にも継続できること願っています。

以上

 

 


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「山梨モダン」って?

2024-09-26 09:49:54 | 紹介

〜山梨県立美術館特別展


こんにちは。市民レポーターの“クッツー”こと沓間 聖です。

 

9月14日(土)から11月4日(月)まで、山梨県立美術館で開催されている特別展

~ 山梨モダン 1912~1945 大正・昭和前期に華ひらいた山梨美術 ~

1912年から1945年にかけての山梨県出身や山梨県ゆかりの芸術家たちの作品の展覧会です。約100点が展示されています。

 

作品は、油絵・水彩画・日本画・写真・版画・工芸など、さまざまです。

芸術家同士の交流や作品の背景なども知ることができます。

その時代の出来事と関連させて、作品を楽しむこともできます。

ところで、「山梨モダン」って? 

大正期から終戦までの山梨ゆかりの芸術家たちの活動や当時の山梨の芸術的雰囲気を「山梨モダン」と称しているそうです。(図録より)

おしゃれな響きですね。

オープニングセレモニーでは、館長さんから今回の特別展の見どころや文化に関わる山梨県民の関心の高さ、ミレーとのつながりなどのお話がありました。

甲府市長さんもテープカット!!

 

山梨県がキーワードになっていることから、作品を身近に感じることができました。

講演会やワークショップなど、関連したイベントもあります。

芸術の秋…美術館で一日ゆっくりするのもいいですね。

 

おまけ

甲府市きらめきスタンプラリー2024も始まりました。さっそく、県立美術館でスタンプを押しました。こちらも楽しめます。

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山梨県立美術館 

 https://www.art-museum.pref.yamanashi.jp/

 

2024甲府市×ハローキティ きらめきスタンプラリーの開催について

 https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kanko/hellokitty/furusatotaishi/stamprally2024.html

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夏を涼しく楽しもう!甲府昇仙峡の自然秘境へ

2024-09-09 09:50:33 | 紹介

〜外国人視点の甲府の魅力!


自己紹介

こんにちは!市民レポーターの”CHIKA”です。

5年前に台湾から山梨に移住し、3歳と7歳の子どもたちと一緒に、家族全員でお出かけを楽しんでいます。常に大自然や山に囲まれた生活を送ることは、新鮮な体験です。今回も外国人の視点から甲府の魅力を見つけて紹介したいと思います。

 

日本の夏といえば、何を思い浮かべますか?近年ますます暑くなる日本の夏、エアコンなしでアイスも食べずにどうやって過ごしましょうか…。山梨県甲府市の夏といえば、思い起こすのは涼しい昇仙峡です。今回は、甲府市で最も有名な夏の名所の一つ『昇仙峡』を皆さんに紹介します。甲府駅からなら、バスで昇仙峡へ行くことができます。JR中央本線の甲府駅で下車し、南口4番乗り場から昇仙峡行きのバスに乗りましょう。

 

【所要時間】

昇仙峡口 約30分

天神森 約30分

グリーンライン 約40分

滝上 約60分

 

昇仙峡の豆知識:

「御岳昇仙峡」は、山梨県甲府市北部に位置する渓谷です。国の特別名勝に指定されており、「日本一の美景渓谷」とも称される、甲府市で必訪の観光地の一つです。

昇仙峡は、古くからの歴史があり、「御嶽新道」の開削をきっかけに有名になりました。昇仙峡の入口から散策を始めると、年月を経て風化と水蝕で形作られた花崗岩の奇景が、まるで自然が創り出した芸術作品のように次々と目に飛び込んできます。

そして、昇仙峡に来たら絶対に見逃せないのが有名な『仙娥滝』です。暑い夏の日には、滝から吹く涼しい風が、すぐに体中の熱気を吹き飛ばし、涼しさを感じさせてくれます。

さらにオススメなのが、仙娥滝のすぐ近くにある「仙人茶屋」です!新鮮な空気をいっぱいに吸い込み、マイナスイオンをたっぷり浴びながら、ゆっくりと休憩しましょう。そして、ここでしか食べることができない『食べる水晶玉』は、きな粉と黒蜜をかけるととてもおいしいので、ぜひお試しください!

仙人茶屋で販売されている『食べる水晶玉』は昇仙峡限定です!

仙人茶屋の片隅にある風鈴

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点击这里查看中文博客(中国語のブログはこちら)

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かずさんの街散歩vol.52

2024-09-04 11:16:18 | 紹介

低山散歩 夢見山大笠山編


 

こんにちは。市民レポーターの「かずさん」こと武田和巳(71才)です。

私は2022年10月、市のホームページに掲載されている甲府市ウォーキングマップ31地区のコースを歩きブログにまとめました。

引き続き健康のために甲府の街を散歩しながら、新しい発見をする”目標に甲府市の魅力をご紹介していきます。

 

甲府市31地区コースのブログは以下にまとめて掲載されています。是非ご覧ください。

 

 

 

****コースの紹介****

今回は「低山散歩」第9弾、甲府市富士川地区にあり、甲府名山に選定されている低山の夢見山(標高439m)と大笠山(標高548m)に登りました。愛宕山から遊歩道でつながっていますが、今回は愛宕山スカイラインの入場ゲートを入ってすぐにある⑥番登山口から登り始めました。

登山道は下記地図をご参照ください。

なお。愛宕山は「かずさんの街散歩vol.48愛宕山編」で紹介しています。下記URLをご参照ください。

https://blog.goo.ne.jp/kofu-reporter/e/34571630c2fa55996c309b64914fb60f

2024年8月21日に登りました。

車は、入口ゲートを通過したすぐ先の駐車スペースに駐車しました。

⑥番の登山口から登り始めます。階段を登るとすぐに山道らしい道になり、ミンミンゼミが、今が盛りと鳴いていました。あちこちに蝉の幼虫が出てきた穴がありました。

木の根元に誰が置いたのか、「菩薩像」が祀られていました。

 

道なりに進むと、愛宕山からつながる遊歩道に出るので、右折します。

ちょっと進むと、また愛宕山とつながる少し広い遊歩道に出るので、ここも右折して、道なりに進みます。

道なりに進み、愛宕山スカイラインに架かる橋を渡り、50m程行くと左手に「夢見山」の道標があり、そこから夢見山の頂上に登ります。見た目は岩の多い「小高い丘」です。

5分位岩の多い道を登ると頂上です。頂上も岩だらけでした。

武田信虎公が山頂でうたた寝をしていると、信玄公が生まれる夢を見て、目が覚めると城から若君(信玄公)が生まれた知らせが届き、大変喜んだとの話が伝わっているそうです。「夢見山」いい名前ですね。

岩だらけで横になるスペースがなかったので、夢見山を登ってきた道を下りて、橋の方へ戻り、滑り台のある公園の横を進んでいきます。

夢見山の横を通り、変形自転車広場方面に進みます。

途中の三叉路で登り道へ行くと、二ツ塚古墳(3号墳)がありました。約1500年前(6世紀)に作られた有力者のお墓だそうです。変形自転車広場内にも二ツ塚古墳があります。

しばらく歩くと「芝生広場」に出ます。トイレがあります。

芝生広場の手前に「大笠山登山口」があり、ここから登ります。急坂のようです。

帰りは、案内図上の⑭番を目指して下り、「花の迷路」、「夢見山」下を通り⑥番登山口に戻りました。長い下り坂が続き、膝がきつかったです。

**** コースの感想 ****

「⑥番登山口から」から「夢見山経由大笠山頂上」まで1時間20分、約2,700歩。下りの大笠山頂上から⑥番登山口までは約45分、約2,500歩。途中写真撮影しながら散策したので、往復総時間は約2時間15分、総歩数は約5,400歩の低山散歩でした。

大笠山に登るルートはいくつかありますが、今回登ったコースは急坂で、下ったコースを逆に登ってくると楽だと思います。周遊道路は舗装されていますが、夢見山、大笠山の登山道は普通の靴よりトレッキングシューズをお勧めします。

遊歩道内に案内板が沢山あるので、迷子にならず歩きやすいコースです。約1500年前の古墳や夢見山の謂れなどが有り、興味深いところでした。

散歩した日の気温は甲府市で36度を記録し、汗びっしょりになった低山散歩でした。

 


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