★ Zoom Up ☆ KOFU 市民レポート ★

甲府市の市民レポーターがこうふの話題をお届け!

『育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~“く”の巻』

2012-09-07 10:15:00 | 育母百科
 新米ママたちに捧げるエッセイ  

市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。
※エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。

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   『“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ』 
  
                     ~“く”の巻~
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くうきがそだててる=空気が育ててる。

何を・・・ 子どもを

仙人の主食は霞らしいので、
空気でオッケーなのかもしれないが、人間は無理だ。
空気なんか吸って吐くだけで、血や肉にはならない。

それはその通り
肉体を育てるだけなら、食事が充実していればいい。
しかし、育つのは肉体だけではない。
そこに宿る心と精神もだ。
空気が育ててるのは、そっち
メンタル部門。

右も左もわからない子どもの躾(しつけ)をするのは、
ママやパパやじじばばの言葉、及び一挙手一投足という、
視覚や聴覚にダイレクトに訴える手段が中心になるが、
心と精神の発育には、音もしないし姿も見えない、
すかしっ屁よりも存在感の薄い家庭の空気という、
ファジーな環境の影響が大なのだ。

  

これを思春期前に知っている親と、知らない親とでは、親的覚悟が全然違ってくる。
値段のつけようもなく、つかみ所もない家庭の空気だが、
その価値は、想像を絶するほど馬鹿でかいのだということを忘れてはいけない

 

ぐったり=ぐったり。

病気になった乳幼児の一番イケナイ状態。
「さっきまで泣いたりわめいたり大騒ぎでまいったけど、
 やっと静かになって、ホント、助かったわ
などとコーヒーブレイクしながら、
新聞の折り込み広告を見て日替わり限定商品に赤丸を付けている場合ではない

それこそ子どもが助からないことになりかねない。
具合の悪さを泣いて知らせるうちはまだましで、
知らせることさえできぬほど容態が悪化したから静かになる

ぐったりはマジやばい状態なのである

元気な子どもはうるさくて手の掛かるものだということを肝に銘じておきたい
うるさくないし手も掛からない状態になったら、必ず子どもの様子をうかがう必要がある。

ときに素早く、ときに辛抱強く。

それは乳幼児の時の‘ぐったり’に限らず、
大人になるまでの成長過程におけるいわゆる‘つっぱり’にも
応用したい難度の高い親の技のひとつである

 

 

母親は一日にして成らず。
でも、心配いりません。
ちゃんと育っていけますから。
子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから

(つづく)

 

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『育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~“き”の巻』

2012-09-04 09:20:00 | 育母百科
 新米ママたちに捧げるエッセイ  

市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。
※エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。

まずは旬のお花です。

“き”で始まるお花です。

 

 

 
~「私がルドベキアよ」「違うわ!あたしがルドベキアよぉ」~

みんなルドベキアのよ、あなたたち。


あら
“る”で始まってるわね――

ここは、甲府市国母地内のきぬちゃんのお庭です。
プライベートな個人のお庭です。

きぬちゃんのお庭は、夏の始まりから終わりまで、ずっと黄色に輝きます。

 

 輝く黄金の庭

~ せめて家の周りだけでも キンキラキンに景気良くぅ~ ~

   と、きぬちゃんが唄っているかどうかは知りませんが。

 

ルドベキアという名前はスウェーデンの植物学者ルドベックにちなんでます 。

 


~同じ親から生まれていても、顔も個性も違うんだぜぃ~

この御二方、同じ根っこから生えてます。

でも、この違い

人間のように育った環境で変わるの

いえいえ、同じ場所に生えてますし。
同じ株ですし。

でも、この違い。
違いは…楽しみ

きぬちゃんの庭は、毎夏、楽しみが溢れてます

 


~あら?あなたはだあれ?~

大輪で存在感たっぷりのお姉さま方に混じってました。

マジで
マジです。

オオキンケイギク、かもね。
キバナコスモス、とか
ヒメヒマワリ、っていうのもあるし。

夏は黄色い花が咲き乱れます
ま、何がどう乱れても、
こちらもルドベキアの妹さんグループではないかと思われます。

 


~あのさー、ぼくも一生懸命咲いてるんスけど~

すっと立つ、一途なまなざしを感じました
超有名な夏の誰かに似てます。

そうだひまわり
おおらかな黄色のひまわり。

こちらは、小柄なひまわり。
しかもチョコレート色。
ちょこっと負けん気の強さが伝わってきました
「甘く見るなよ!オリンピックに出たら、金メダル獲ってやるぜ」的な。
その根性、私にも分けてくださいませ。

 


~チョコレート色もいいけど、なんてったって紫色ね~

こちらはデュランタ
時折吹く涼風に体をまかせておられました

 


~ちょっと!あたしなんか朝早くからこうして頑張ってるんだから~

アサガオ

小学生の夏休みと言えば、ラジオ体操とアサガオの観察でした
あれから何年経っても変わらない懐かしさ&清らかさ。

前日の日没から10時間後くらいには起きてくれるのが一般的。
午後7時に太陽が沈んだとしたら、翌朝五時起床ね。
まぁ、なんて早起きなんでしょう

残念なことに、音もなく咲くので、目覚まし時計にはなりませんけれど。
あしからず。

 


~夏と言えばセミ、って思ってるでしょ?でもね…~

花と言うより虫です。本日のオマケです。

ごらんの通り、セミ
朝日を浴びるモチノキの、日陰を選んで休憩してました。

少しずつ回り込む日差しから逃げるように移動しながら。
そう太くない幹の周りをじりじりと。


きぬちゃんの庭のお客さんは人間だけではないのでした。

 

きぬちゃんは庭の花や木が大好きです
撫子、薔薇、木蓮、花菖蒲、紫陽花、拳、大手毬、おだまき、二人静、しゃが、
月下美人、百合、ねじり花、鳳仙花、花大根、椿、山茶花、紅葉、銀杏、ヒバ、などなど。

 

だから、蚊も出ます
藪蚊。
「まさに藪ね」と言うと、叱られます

通りすがりの人から、「公園ですか」と聞かれたという都市伝説があるそうな。
おやそもそも都市じゃありませんし。 

 

きぬちゃんは、寝食忘れて花を育てます
寸暇を惜しんで、骨身を惜しまず。
お返しなんかなくていい。
それぞれの一番いい顔を見ることができればそれでいい。
それこそが、きぬちゃんの最高にうれしい瞬間です

 

ということで、“き”の花は・・・

 

命名
『きぬちゃんのきいろい庭のきんきらルドベキア』
  
                                                                   

  ****************
    こんなこと(庭仕事)初めてもう半世紀。
 
   やめようかと思ったこともある。
 
   でも、そうはいかない。
 
   だって、みんな生きてるんだもの
  ****************

      きぬちゃんの根性は筋金入り

       育てる=覚悟。

時には、自分の何かを犠牲にしても、続けなくてはなりません。

たとえ花の一鉢でも。
相手が人間ならば、ことさらに。

そんなわけで、新米ママと赤ちゃんのエッセイ、“き”の巻、始めます

 

 

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   『“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ』 
  
                     ~“き”の巻~
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きたいしない=期待しない。

ママになったその日から連続ドラマなど見ようとしてはいけない。
生活リズムという点から見て、曜日や時刻にまったく関係無く行動する乳幼児が相手という毎日において、
今週見られたドラマは来週も見られるという可能性は限りなくゼロに近いと思っていたほうがいい。
万が一、見ることが叶ったら、それはウルトラマンモスラッキーなのだ

何にも縛られることなく気ままに過ごす赤ん坊が
「お月曜日の九時だから、熱出さないようにしなきゃ」などと気を利かすことはまずない。

それどころか、母親のわくわくが伝わるらしく、
いつもとちがう予定外の何かが起こる確率が急上昇する
八時五十五分のローカルニュースまでは静かだったのに、
九時になったとたん、ギャーギャー泣いてみたり、うんちが漏れたりするのだ

そうなると赤ん坊は、いつもとおんなじに泣いたり漏らしたりしているだけなのに
「アンタ、なんで今・・・」
と、わけもわからないままに母親からいつもよりこっぴどい仕打ちを受けることになる

育児就労中の母親にとって、視聴率を稼ぐタイプの連続ドラマの時間帯は、
子どもが理不尽な扱いへと導かれるデンジャラスタイムなのだ。
要するに、はなっから母親が連ドラの続きなど見たがらなければ済む話しなのである

 

きんじょのおばさん=近所のおばさん。

出産および育児について自らの経験に基づいた独自の助言をしてくださる
年季のはいった近所にお住まいの経産婦さん。
核家族の場合、新米ママの育児は、
産婦人科医、小児科医、近所のおばさんの三つ巴に支えられることが多い

意に沿わないことを言われても決して反論してはいけない
感情論戦では負け知らずなので貴重な時間をつぶすことにもなりかねない。
反対側の耳から抜いてしまうことをお勧めする。

言うだけ言ったおばさんはそのことに満足し、
意見が反映されなかったからといって怒ることはない
大騒ぎするが気のいい人が多い。
敵に回すと恐いモノは味方にすると百人力なのである

 

母親は一日にして成らず。
でも、心配いりません。
ちゃんと育っていけますから。
子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから

(つづく)

 

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育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~“か”の巻』その参

2012-08-20 10:30:00 | 育母百科
 新米ママたちに捧げるエッセイ  

市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。
※エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。

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   『“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ』 
  
                     ~“か”の巻~
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かんちがい(まご)=勘違い(孫)。
自分にとってかわいいものは、他人にとってもかわいいのだという勝手な思い込み。

子どもの両親よりもそのまた親である爺婆、殊に爺に多く見られる。

大人同士の気の置けない集いの場に
「連れてってって泣くのなんのって」と迷惑そうな口ぶりに
万面の笑みを湛えて孫をおんぶ、または抱っこにより連れて行く

~~~~~~~~~~~~

     ・・・・・

~~~~~~~~~~~~

これにいたる直前、家を出る際に
「お父さん、皆さんのご迷惑ですから置いてってください」と、
嫁や細君に止められるが意に介さず。

~~~~~~~~~~~~

    <・・・・・・・・・

~~~~~~~~~~~~

俺がかわいいものはみんなもかわいい
というドン・ガバチョ的自己中心発想によって行動に移される。

血のつながりという絆のない人々にとって
他人の孫は、面倒な‘うるさいガキンチョ’でしかないことに、
じぃじは当分気付かない。

のちに他人の同様の行動によって、はっとすることになる。
そして歴史は繰り返される

 

 

かんちがい(きょうだいこうせい)=勘違い(兄弟構成)。
本人のあずかり知らんところで弟や妹という存在が登場し
予想外に早く大人の階段をのぼらされるはめに至ること。

大好きなママのお腹がやけに大きくなってるなと思いながらも、
まだまだ快適な赤ちゃんライフをバブバブ過ごせると信じていた子のもとに、
ある吉日の昼ごろ、産婦人科から大好きなママが帰ってきた。

~~~~~~~~~~~~

      

~~~~~~~~~~~~

と思ったら・・・

あの大きかったお腹はへこみ、
その代わりに得体の知れない小さな人間を抱いているではないか


一緒に帰宅したパパが
「ほうら、お前の弟(妹)だぞ。仲良くしろよ」と結構マジ顔で言う

何がどうなったのかよくわからないが、
小さい子どもの仲間が増えたらしい

遊び相手ができたぞ、とわくわくするのも束の間・・・

ママとパパの溢れんばかりの愛情を一身に受けていた
あのやりたい放題の快適な赤ちゃんバブバブライフは終わりを告げ 、
いつの間にやら生涯を通してのひとつの仕事を命じられることになる
まだフツーにちょっと大きい赤ちゃんくらいの時点で。

仲良くすればそれでいいと思っていた弟(妹)なのに、
面倒を見てほしいという両親の期待のもと、
“弟の世話代行”を任じられることとなる

~~~~~~~~~~~~

    <・・・・・

~~~~~~~~~~~~

世間一般では幼児なので
どこにいても誰かに世話をされて当たり前の年齢なのだが
親の頭の中ではもう一気に中学生くらいに成長していて、親が事あるごとに
「お兄ちゃん(お姉ちゃん)、ちょっとこの子見てなさい!」と言い置き、
小さい方の赤ちゃんの行動一切の取り締まりを任されてしまうのだ

挙げ句、スーパーの駐車場でエンジン掛けっぱなしの車に中に、
客観的に見ると、二人の赤ちゃんそれぞれが好き勝手に過ごす、
車中という名のお部屋が出来上がってしまったりもする。

~~~~~~~~~~~~

     

~~~~~~~~~~~~

赤ちゃんは体が小さくてアクセルにアンヨが届かないし、
自動車教習所に通ったこともないからギヤチェンジのやり方も知らない。
だからドアだけロックしておけば全然オッケー!などと思ったら大間違い

アクセルは運転席に座った姿勢をした上で足で操作するもの、
というのはなまじ運転を知っている大人の思い込みにほかならない。

子どもの動きというものは、大人の常識の枠からはみ出して当たり前と思っていた方がいい
常日頃からそう想定することを癖にしている保護者なら、
上の子だろうが下の子だろうが一般的に乳幼児と思われる子どもだけを置き去りにして
買い物にいくことは、まず、ない。

車中に限らず下の子が生まれて上の子が一気に成長するのは親の頭の中だけのこと
上の子の現実はまだそれから少なくとも10年以上は
自身が誰かに面倒を見てもらわなければならない“子ども”なのだ
という感覚こそを置き去りにしては決してならない

 

母親は一日にして成らず。
でも、心配いりません。
ちゃんと育っていけますから。
子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから

(つづく)

 

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育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~“か”の巻』その弐

2012-08-13 10:45:00 | 育母百科
 新米ママたちに捧げるエッセイ  

市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。
※エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。

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   『“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ』 
  
                     ~“か”の巻~
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かわいい(ひとりみ)=可愛い(独り身)。

子持ちではない人物が、完成度の高いあるものの外観に対して持つ好ましい感情。
外観が変わるのに伴い否定することになる。

結婚前の男女が「子供ってかわいいですよね」と言った場合は
たいてい小動物やぬいぐるみなどに持つ感情と似たり寄ったりなのである。
 =  = 

この言葉を向ける相手は子供そのものにあらず
そばで聞いていると思われる第三者の感情に何らかの効果を期待する場合だったりする。
ただし、あまりにもオーソドックスな好感度アップ術なので裏に潜む心理戦は気付かれづらい。
たまに言っている本人すら気付かない。

気付くのは数年後。
すなわち実際に我が子が生まれた時点で、想定外の現実を前にかなり取り乱すこととなったとき

交際中の彼氏の、「子供って可愛いな」は、
「今日はいい天気だな」と同じくらいのテンションだと思っていれば間違いはない

 

 

かわいい(こもち)=可愛い(子持ち)。

親が我が子をいとおしいと思う気持ち。
自分の命と同等、もしくはそれ以上に大事なものに対して湧き出づる情愛を元にした形容詞。
もちろん外観に左右されるものではない

子持ちの‘かわいい’は、この感情が一度心に発生したことにより、
外観のみの‘かわいい’と、しばしばクロスオーバーして使われるようになる。
使ってる本人もボーダーラインが曖昧になってくる。

子持ちの人物から「かわいいお子さんですね」と声を掛けられても
「うちの子ってやっぱりかわいいんだわ。ジャ○ーズ事務所にいれようかしら」などと安易に喜んではいけない

ちなみに育児教材のセールスやモデルのスカウトマンの「かわいいお子さん」の‘かわいい’は、
感情抜きの単なる枕詞であることも忘れてはならない。

母親は一日にして成らず。
でも、心配いりません。
ちゃんと育っていけますから。
子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから

(つづく)

 

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『育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ~“か”の巻』その壱

2012-08-07 10:35:00 | 育母百科
 新米ママたちに捧げるエッセイ  

市民ブロガーのジョンけけです。
甲府の新米ママたちに捧げるエッセイ書きました。
※エッセイについて詳しくはこちらをご覧ください。

旬のお花です♪


~花、っつーより、石じゃね?~ 

“花と石”。演歌のタイトル香っちゃいましたか。

“か”の花です。
「どれがなんで
というお声が聞こえてまいります。

と同時に、
「この石碑、知ってるし
という卒業生の声も聞こえます。

ここは上石田四丁目にある市立南西中学校、のお庭です

その南西中の教育指標となるのが“日々に新たに”なのでございます
昭和35年4月1日に生まれた、全国的にも珍しい名前の中学校なんです
今年、52歳におなりです。あらま、意外とお若い
ちなみに子年生まれは、細かいことによく気が付くそうな。


~花のお出迎えから一日が始まるなんて、生徒たちは毎日超ラッキー!~ 

“揃う”ということの美しさに感嘆します。
これだけの花の管理ができる人物は、きっと只者ではない。

何者じゃ

体育の先生じゃ。
男の。
生徒さんが教えてくだすった。

そのうち、生徒たちの一糸乱れぬ集団演技の美しさを見る機会もあるやもしれぬ。
花の当番さんの、清々しい水やり、きびきびとした後片づけ。
お陰ですくすくと育ったサルビアたち。
なにもかも、いと美し


~わたし ま~つ~葉、いつまでも ま~つ~葉♪~

歌ってしまってからでどうかと思いますが、カミングアウトします。
これ、ポーチュラカでちゅら、きっと

松葉牡丹とはいわゆる兄弟のような関係でちゅら。
おおざっぱに、松葉牡丹みたいな花、とよく言われまちゅら。
健気な小花たちは、毎日、生徒たちの登校を待ってまちゅら。

正門を入ると左右に広がる花壇
待っているボタン、の兄弟。そして、
去ってゆくと見せかけて、待っているビア、その名は・・・マツビア、
おっと、違った、
サルビア。

失礼したでちゅら。


~花よりホース。だって、色がお揃いなんですもの~

待ち人、来たり
人、じゃなくて、蝶でした。

花との競演を撮りたかったのですが、願い叶わず
結局、花ではなく、置いてあったホースと戯れてお帰りになりました。

「北アメリカナントカ、っていう蝶らしいですよ」
と、通り掛かった一年生の男子が教えてくれました

と同時に、ナントカの部分が宿題になりました。
パソコンを駆使して調べました・・・

たぶん、アオスジアゲハ、に近い、と思う。
しかし、せっかく聞いた北アメリカという出だしをどうしたものか。
じゃあ、まとめて“チョウ”ってことで――オッケー


~去る…じゃないわ。ここでずっと部活動を見守ってるんです~

時刻は午後の真ん中へん、場所は校庭の端っこです。
陸上部員がダッシュしてました。めっちゃ暑い中で。

すぐ横の花壇に咲いていたサルビアが声援を送ってました
勝手にピョコピョコと伸びてきた雑草の葉っぱと一緒に。
時折吹く風に体を任せて、気ままに応援してました。

 

そんなわけで、今回の花は・・・

命名
『かみいしだ四丁目の南西中生徒を見守る花壇のサルビアたち』

見守られてることが、その人の力になります
ただ見ることと、見守ることとは、その人に伝わる力が違うのです
子どもたちは、生まれる前から、感じてます。
お母さんのおなかの中で、ぴぴぴっと、感じてます
それを力に我が子はこの世に「よいしょ!」と出てきます。
穏やかに、長く長く見守り続けること、大事な親の役目なんです。
地味な力ですが、それこそが、子どもの底力になるのです。

それでは、新米ママと赤ちゃんのエッセイ、“か”の巻、始めま~す!

 

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   『“随筆”育母百科・アフリカゾウのさかさまつげ』 
  
                     ~“か”の巻~
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かっこいいまま=かっこいいママ。

思わず見とれてしまうほどの、しゃっきり感のある見映えのよさを持つ母親。
水辺で遊んでいた裸足の子どもがかかとに切り傷を作ってしまったとき、
「ママァ!」と呼ばれるのが早いか、
母親が自分の首に汗拭きとしてかけておいたタオルをスルリと取って
子どもに駆け寄り、かかとを八の字にきゅっきゅっとしばって、
あっと言う間に手当てしてしまうのがかっこいいママ

小太りとか、化粧っ気なしとかは基準にならない
熊手のような睫毛を仕上げ、ファッション性の高い服を着込んで
外見だけ固めればカッコイイのは一人身のときだけ。

しゃがむ姿勢をためらわなくてはならないようなピッチピチの超ミニスカートや、
着脱で日が暮れそうなほど手の掛かる超ロングブーツは、子連れママには向かない。
自分の世話に手間取っている間に、子どもは転がる、飛び出す、鼻たらす。
かっこいいママとかっこわるいガキンチョのセットアップ完成

かっこいいママは、俊敏さと判断力という手際のよさを備えてなければならないのだ

 

母親は一日にして成らず。
でも、心配いりません。
ちゃんと育っていけますから。
子どもがちゃんと“お母さん”を育ててくれますから

(つづく)

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2012年8月23日(木)
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