◆好みの色で季節感も演出 お肌に優しいのがうれしい◆
毎年、固形石けんの手作りで、人気の深澤由美先生の講座が東公民館で行われ、今回は初めてリキッドソープに挑戦しました。
HAPPYランドがお伝えします。
主な材料は、オリーブオイルと、ココナッツオイル、ひまし油など。
オリーブオイルは、人の皮脂とよく似た成分を含み、肌に優しいのが特徴です。他に、泡立ちや、しっとり感を出すためにオイルをブレンドします。
石鹸にするために欠かせないのが、苛性(かせい)ソーダや苛性(かせい)カリといったアルカリ塩。
劇物に指定されているため、取り扱いは注意が必要です
今回は先生が苛性カリの結晶を、水に溶かして使用しました。
油脂をボウルに入れて熱し、75℃になったら、苛性カリを一気に加え、ヘラでかき混ぜながら85℃にします。
鹸化を促進するために、火を止めて、無水エタノールを加えます。白い泡がボコボコと上がってきてビックリ
化学の実験気分です。溢れないように注意しながら、ヘラで泡を潰します。
泡の反応が止まったら、素地が透明になるまでかき混ぜます。
あめ色の素地が出来上がったら、密閉容器に入れて、1日保管。
このままの状態なら、2年くらい保存して、少しずつ使うことができます。
使用するときは、素地を耐熱容器に入れ、 素地15gに対し、2、3倍量の精製水を加えて火にかけます。
水が温かくなる程度に加熱して火を止め、半日ほど放置して、グリセリンを5g添加。
好みの香りの精油と、色材を加えて出来上がりです
色によって、こんなにイメージの違うソープが出来上がりました
洗い上がりもしっとりしていて、手を洗う機会が多いこの季節、うれしい制作体験となりました。