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食品リスクコミュニケーター養成講座

2020-02-14 16:40:07 | 紹介

全国初の取り組み


市民レポーター村上由実です。

先日、[食品リスクコミュニケーター養成講座]を修了しました。

 

こちらは、甲府市が令和元年に策定した「健康都市宣言」に伴う事業として開催された全13回の講座で、甲府市健康支援センター生活衛生薬務課と山梨学院大学、山梨学院短期大学、消費者庁と共催で行われました。

受講生は30代~70代で、地域の食生活推進委員会の方が多くいらっしゃったようです。

 

講義では、さまざまな大学の教授や国立医薬品食品衛生研究所の先生など、専門家による貴重な演題が多数。

2時間の講座の中で60分~90分の演題が組み込まれており、毎回皆さん真剣に聴き入っていました。

また、2回施設見学もありました。

1回目「一般社団法人山梨県食品衛生協会検査センター」へ。

普段はなかなか見ることができない食品検査のようすが見学できました。

して2回目「株式会社シャトレーゼ白州工場」へ。

こちらは一般開放もしていますが、今回は一般では見られないエリアにも入らせていただき、徹底した衛生管理を肌で感じることができました。

ここまではインプットのようすをご紹介しましたが、“コミュニケーター”というくらいですから、アウトプットも重要です。

そこで用意されていたカリキュラムが、グループワーク

それぞれの講義や施設見学で学んだことをまとめるためのグループワークを行う回もありました。

そこで行ったのが「KJ法」です。

KJ法とは、1枚の紙に1つずつアイデアを書き出し、それぞれ関連性の深いものをグルーピングしながら全体を整理整頓し、図解化していくアイデア発想法

私は何度か経験したことがあり、一般的な手法という認識はありましたが、中には初めてという人もいらっしゃいました。

それでも何度か回を重ねるごとに、皆さん慣れてきたようです。

班ごとの発表もしっかりできました。

また、情報伝達については、現役の新聞社の方からコツや注意点をうかがいました。

全13回の講座修了し、19名食品リスクコミュニケーター誕生

私もその1人になれたことを大変光栄に思います。

このような講座を開催するのは全国初だそうで、今後は同様の取り組みが全国に広がるモデルケースになるとのことでした。

今後は、今回学んだ“正しい知識”を、多くの方々に伝えていければと思います。

 

 

食品リスクコミュニケーター養成講座

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/hokenjo/h31-shokuhin/2019-risk_comu_ivent.html

健康都市宣言について

https://www.city.kofu.yamanashi.jp/kenkoese/kenko/kenko/kenkoutoshisengen.html

 

 


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