◆千野ファミリーの畑を再訪しました◆
市民レポーターの村上由実です。
今年4月に「広報こうふ」6月号「とびだせ!市民レポーター!」で取材させていただいた千野さんファミリーを覚えていますか。
先日「長禅寺菜」の種をまくということで、体験させていただくために行ってきました。
今回種をまくのは4月に菜の花が咲き誇っていた畑です
取材時の様子がこちら
そして種まきにうかがった際がこちら
伸びていた長禅寺菜は跡形もありませんが、フカフカの土と正章さんのスタイルは前回とほぼ同じ。笑
まずは鍬の使い方のレクチャーを受けました
慣れた手つきで扱う正章さんを見ていると簡単そうに見えたのですが、これが素人にはなかなか難しい
それでもみんなで協力しながらなんとか畝を作りました
続いて種の準備。
こんな小さな種から、大きな長禅寺菜が育つなんて、不思議ですよね
種のまき方は、穴などを作ってそこに種をまく「点まき」、筋などに沿ってまく「筋まき」、何もこだわらずにまく「ばらまき」など、いくつかの方法がありますが、今回は「筋まき」です
最初は丁寧にまいていましたが、だんだんと集中力が切れ、1か所に大量に落としてしまうことも。
「多すぎる分は芽かきをするので大丈夫ですよ」と正章さん。
優しい!笑
天候等にもよりますが、発芽率は8割程度なのだとか。
とはいえ、素人がまいた種、ちゃんと発芽するか心配になりましたが、約1週間後、正章さんから写真が送られてきました
ちゃんと芽が出ています。
やっぱり嬉しいですね
順調にいけば、収穫は12月上旬とのこと。
途中経過も伺いながら、収穫時期にもまた来させてください、とお願いしてきました。
山梨県では「鳴沢菜」や「大野菜」などが知られていますが、「長禅寺菜」もそれと肩を並べるくらい古くから栽培されていた野菜です。
そんな大切な野菜を絶えさせてはいけないと思いませんか
多くの人に知っていただけるよう、これからも応援していきたいと思います
Go!Go!市民レポーターが行く
2022年6月号・信玄公の母の菩提寺の名がつく甲府の伝統野菜「長禅寺菜」
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/daisuki/reporter/shimin/tobidase/202206.html
甲府の伝統野菜「長禅寺菜」
https://blog.goo.ne.jp/kofu-reporter/e/d5aeba104063c7718e39a277cb3a4875
山梨の特産・伝統野菜
https://www.pref.yamanashi.jp/kaju/tokusanyasai2.html
鳴沢菜
https://www.pref.yamanashi.jp/kaju/documents/narusawana.pdf
大野菜