きみどりの窓

通りすがりに窓から覗いてみてください。

第三京浜道路 港北ICのご利用方法が変わります

2016-11-03 | 車庫
現在、第三京浜道路の港北IC付近で大規模な工事が続いています。

これはもちろん、首都高速横浜北線※の建設工事に関係するもので、港北ICで第三京浜と接続させるために、従来の港北ICの出入り口も付け替えるという大規模なものになっています。
(※これまで「横浜環状北線」と呼ばれていましたが、正式名称が「横浜北線」になりました)

港北ICについては、これまでに昨年11月に上り線出口、今年6月には下り線出口が変更されました。

写真1. 上り線出口の変更直後(2015年12月)

前方上空を横断しているのが横浜北線(ランプウェイ)です。

写真2. 出口料金所(2015年12月)

右側に見えるのは入口ゲートです。

そして今回、いよいよ最後の変更として12月12日4時に上下線への入口が変更されます。

第三京浜道路 港北ICのご利用方法が平成28年12月12日午前4時に変わります | 首都高速道路

第三京浜道路 港北IC入口位置変更のお知らせ(PDF) | 東日本高速道路

写真3. 現在

現在は港北ニュータウン方面からは左折、新横浜方面からは右折して第三京浜に乗ります。
(出口はすでに変更済みです)

写真4. 12月12日4時から

変更後は港北ニュータウン方面からは右折用の立体路を使って右折するようになり、新横浜方面からは左折して利用することになります。

現在は新横浜元石川線は、第三京浜IC入口交差点を先頭に上下線ともいつも渋滞している印象があるのですが、今回の変更でその渋滞もかなり解消されると思います。
というか横浜北線の開通で利用車が増えることを見込んでICを抜本的に改修することにしたんでしょうね。

ただし来年3月に横浜北線が開通しても、この入口からは横浜北線へは行けないということです。

宮内新横浜線を行く(2)未成区間編

2016-10-19 | 車庫
宮内新横浜線の続きです。

前回は供用中の区間でしたが、今回は未成区間編です。

前回の終点、看板の裏からスタートです。
場所はここ(横浜市港北区新吉田町 - MapFan)です。

写真1. 延伸方向を見る

延伸方向の道路用地になると思われる土地はすでに荒地のようになっています。

写真2. 延伸方向を見る2

上の写真から100mほど進んだところ。
左のフェンスを境に右側が道路用地になっています。

写真3. 延伸方向を見る3

写真2で屋根が見えているクルマのあたりから。
この信号を左折した先に第三京浜の都筑インターがあります。
宮内新横浜線は右正面の「山」を削って進むようです。

写真4. 酒屋

地元に古くからあった酒屋です。
旧店舗が道路用地にかかるということで何年か前に移転しました。
店の建物は新しくできる道路と並行になるように建っています。
準備は万全というところでしょうか。

写真5. 事業用地

酒屋の裏手。
ここから先の方はすべて「事業用地」になっているようです。
場所はこの辺(横浜市港北区新吉田町 - MapFan)です。

写真6. 一部に仮舗装も

歩道も形を見せています。近いうちに一部区間が暫定供用されると思われます。

写真7. 早渕川

道路は早渕川に直交するように新設する橋梁で横断します。
早渕川は綱島付近で鶴見川に合流する支流です。

写真8. 橋台

土手に上って橋台を見ます。
現時点で橋台は川の左岸側(宮内方)のみ。右岸側(新横浜方)はこれから工事ですね。

写真9. 早渕川の先

写真の先に見えている交差点(グレーのクルマが右折しようとしている)で日吉元石川線と交差します。

写真10. 高田駅入口交差点

日吉元石川線との交差点です。
高田駅というのは言うまでもなく市営地下鉄グリーンラインの高田駅です。

写真11. 高田駅北側交差点

高田駅入口交差点から約180mの区間はすでに整備済みです。
地下鉄クリーンラインの開通に合わせて整備されたものです。

さてこの未整備区間ですが、横浜市によれば新吉田三丁目(写真4付近)から高田駅入口交差点までの区間が平成30年度、残る新吉田南交差点(写真1付近)から新吉田四丁目(写真4付近)までが平成33年度だということです。
宮内新横浜線(新吉田高田地区) - 横浜市道路局
宮内新横浜線(新吉田地区) - 横浜市道路局
開通まであと数年ですが、高田から先(川崎市方面)については事業未着手で開通時期は分かりません。

実はこの宮内新横浜線ですが、川崎市区間の宮内の先は、さらに多摩川を渡り目黒通りと直結する予定だそうです。
川崎市と東京都を結ぶ新しい橋を整備します - 川崎市(PDF)
そうなると目黒駅から新横浜駅までが1本の道で直結されることになります。
「だから何?」という話しかと思いますが。

前回と今回で宮内新横浜線の横浜市内区間(の事業中区間)を見てみました。
機会があれば川崎市区間の様子も見てみたいと思います。
ママチャリじゃ遠いなあ。

宮内新横浜線を行く(1)供用中区間編

2016-10-17 | 車庫
今回は道路の話し。
自宅の近くを通る「宮内新横浜線」です。

その名の通り宮内と新横浜を結ぶ都市計画道路です。

新横浜はともかく「宮内ってどこだ?」と思って調べてみたら、ここ(川崎市中原区宮内 - MapFan)でした。

この道路はまだ全通しておらず、現在、横浜市と川崎市でそれぞれ整備を進めているところです。
自宅のそばでも工事をしているので興味を覚え、道路名とは逆ですが、新横浜から辿ってみることにしました。
足はママチャリです(笑)。

写真1. 新横浜駅入口交差点

宮内新横浜線の終点。
環状2号線との交差点です。

以下、写真はすべて宮内向きです。

写真2. 地下鉄工事中

環状2号線の地下では相鉄・東急直通線の工事を行っています。
宮内新横浜線の地下には市営地下鉄ブルーラインも通っています。
というわけでここに直通線の新駅もできます。

写真3. 横浜労災病院北側交差点

約500mほど進むと横浜労災病院北側交差点です。
ここを左折すると第三京浜の港北インターに行けます。
実際の交通量は港北インター方面(写真左)と新横浜駅方面(写真手前)相互が多いようです。

写真4. 新横浜大橋

鶴見川を渡る橋です。2002年に開通しました。
市営地下鉄も道路の下を通っていますが、地下鉄は鶴見川の下をくぐっています。

写真5. 改築中

新横浜大橋は現在、横浜環状北線に関連して改築工事中です。
開通時は単純な4車線の橋でしたがインターチェンジ(のようなもの)が新設されます。
開通は来春、自宅が近いことから私も頻繁に使うことになりそうです。

写真6. 換気塔

横浜環状北線の換気塔がそびえ立っています。

写真7. 北新横浜駅交差点

新横浜大橋を渡ったところに市営地下鉄の北新横浜駅があります。
個人的には鶴見川を渡った「こちら側」で新横浜を名乗ることに違和感がありましたが、このあたりの地名もいつの間には「北新横浜1丁目・2丁目」になってました(以前は新羽町)。

写真8. 市営地下鉄の引込線

北新横浜を過ぎると地下鉄は地下から顔を出してくると同時に新羽車庫からの引込線と合流します。
先の横浜環状北線(首都高)もそうですが、このあたりは地下から地上へと遷移する場所のようですね。
地価との関連もありそうですね。

写真9. 新羽駅東側交差点

車庫からの引込線と合流した地下鉄は宮内新横浜線から左(西)に分かれて新羽駅となります。
その東側の交差点です。

写真10. 新吉田南交差点(奥の交差点)

新横浜から来た宮内新横浜線はここで途切れます。
新横浜駅前から約3.5km。
延伸予定の正面には看板が並んでいます。

(続く)

首都高速の横浜環状北線がようやく開通するぞ

2016-09-13 | 車庫
私の自宅近くで工事が進んでいる首都高の横浜環状北線が来春に開通するということです。
(横浜北線横浜北線(横羽線~第三京浜)が2017年3月に開通します - 首都高速道路 | プレスリリース)

写真1. 横浜環状北線のルート

(首都高リリースより)


横浜環状北線(以下「北線」)は首都高横羽線の生麦JCTから第三京浜道路の港北ICまでを結ぶもので、個人的に開通を心待ちにしていました。

これまでも都心や千葉方面から帰宅する場合に、横羽線から第三京浜を通ることがありましたが、北線ができれば第三京浜を通らずに済みますので所要時間も通行料金も節約できます。
(首都高さん、通行料の値上げはしないでしょうね)

大黒線にも直結しますので、横羽線経由でも湾岸線経由でも羽田空港へ行くにも便利になりそうです。

開通日はリリースでは明らかになっていませんが、現在内部で調整中、ということでしょう。

写真2. 横浜北トンネル生麦方(2011年6月撮影)

北線はほぼ全区間がトンネル。
生麦JCTで横羽線から分岐し、東海道線などの線路を跨いでトンネル(横浜北トンネル)に突入します。
トンネルから顔を出すのは横浜市営地下鉄の北新横浜駅のそば。
北線ではそこに新横浜出入口ができます。ウチの最寄りはこのICです。

開通したら早々に試走に行きましょう。

第三京浜道路の港北ICの出口位置が変わります

2015-10-24 | 車庫
首都高横浜環状北線の建設に伴って第三京浜道路港北ICの出口の位置が変わるそうです。

第三京浜道路 港北IC出口位置変更のお知らせ(東日本高速道路株式会社)
第三京浜道路・港北ICのご利用方法が平成27年11月2日に変わります(首都高速道路株式会社)

横浜環状北線は、首都高1号横羽線の生麦JCTから第三京浜の港北ICまでを接続する新路線で、平成28年度末に開通の予定。
個人的に首都高横羽線へのアクセスが便利になるので期待している路線でもあります。

第三京浜の港北ICは横浜環状北線が接続することで、単なるインター(IC)からジャンクション(JCT)機能も有することになるわけです。
出口(最終的には入り口も)の変更は暫定的・一時的なものではなく、JCT機能の追加に伴う恒久的な変更になります。
今回の変更はその第1弾です。

第1弾では第三京浜の横浜方面からの出口(上り線出口)のみ位置が変わります。
横浜環状北線に関する工事の一環ですが、今は夕方などに上り線出口の渋滞が第三京浜の本線まで伸びていることもあるので、それだけでも解消されるのではと思っていますが、どうなるでしょうね。


写真1. 生麦JCTの工事現場にて(2014年4月撮影)

横浜環状北線はキリンビールの横浜工場をかすめ、JR栓・京急線をオーバークロスして港北方面に向かいます。
遠くに新横浜プリンスホテルも見えてます。