買って良かった

10年ぐらい前になるでしょうか？

新聞の商品案内で　良さそうと思って買ったハサミ。

申し込みをするのは苦手なおばあちゃんだから

息子に頼んだら　直ぐに手続きをしてくれて

商品を手にしたのがこのハサミ。

その時は　お年寄りが食べにくい物を

食卓でカットして　美味しく召しあがると言うような

記事だった。

その時に　2本頼んで一本を妹にプレゼントしてして

そのことは忘れていた。

先日の　妹との電話で　あのハサミが役に立ってね毎日

使っているのよ。本当にありがとうね。と。

こちらも　今の食卓には必要な物。

何でも　食べやすいようにカット出来るし。

ハサミを分解して　きれいに洗えるのが有難い。

料理の時に　生肉もベーコンもカット出来る。

それを直ぐに　きれいに洗う事が出来る。

里芋　こんにゃく　食べやすくすると美味しいよ。

握り寿司もカット。　　　これはないしよ。

暴風雪警報

さむいさむい　日本列島もおばあちゃんも

寒さに震えている。

予報通りに気温は朝よりもどんどん下がり

お昼前には雪が降り始めた。

茶の間から見える里山はあっという間に

真っ白の雪景色になり　雪が強風にあおられ

風の形が見える珍しい光景を見せてもらえた。

庭の雪景色も楽しめた。

明日の朝は強い冬型で大雪の予報。

停電になるかも　断水になるかもの備えに

おでんを煮込んでいるので　息子との食事は

　　　だいじょうぶ。

ビールでグラタンを

３日から始まる大学の講義の受講のため

まいちゃんはお正月に帰省出来なかった。

成人式と中学の同窓会のために帰省。

成人式を済ませて一晩だけおばあちゃんの所に

来てくれた。早朝から抗原検査が陰性だったからと

おばあちゃんのことを気遣っての来宅だった。

有難いことですね。

おばあちゃんは嬉しくてお昼にまいちゃんに

ピザパイを焼きましょうと支度をする。

久しぶりのピザパイにーー　何が足りないか思案ーー

ピザそーすに　とろけるチーズが足りないみたいだから

息子に買い物を頼む。

まいちゃんは　リモートで大学の講義を受講中。

良い匂いがしで出来上がり　焼きたての美味しいこと。

みんなにお目にかける前に食べてしまった。

お昼がすめば　今度は夕食。

まいちゃん　何が食べたいから始まって

生牡蠣のグラタンにしましょうに、たどり着く。

我が家では　選択肢に外で食べましょうは無い。

長男にホワイトソース作りを頼む。

バター60g 小麦粉60g 牛乳1リットルーー　上手に出来ていましたよ。

ベーコンとほうれん草　それに生牡蠣。たっぷりチーズをかけて

オープンで230度　15分。

買い物に頼んだ　刺身もたっぷり。

焼きたてのグラタンに　まいちゃんが大人と一緒にビールを

飲んでいることにおばあちゃんはびっくり。

まあ　いつの間に大人になったの？？？

大河ドラマに思う

昭和の少女は戦争体験者。

三女の私は、二人の姉のお下がりの服でなんとか

過ごせていたけれども冬用のコートもなく

寒さに震えていた。

店に売っているものは何も無く　母の着物が母や娘たちの

もんぺになり　上着になっていた。ウワギとは言わないで

「じょうい」と言って着物式の物だった。

食べるものもなく家族で囲む食卓に

だんご汁があれば良い方で「ひもじい」を知っている

少女だった。

座敷にはピアノがあっていつも姉妹のだれかがお稽古をしていた。

床の間の掛け軸の読めるところに眼がいくと

「不自由を常と思えば不足なし」

「不自由を常と思えば不足なし」毎日毎日

目に入りました。続きは読めなくて読もうともしなかった。

大人になってから　「家康の遺訓」と知る。

少女の心にドーンと届いている言葉です。

「どうする家康」大河ドラマに家康をたずねましよう。

初春の一服の抹茶を楽しめる平和が続きますように。

火鉢でお餅をー

お餅を火鉢で焼いて食べたいおばあちゃんのことを

息子たちは分かっていて

重い火鉢を茶の間に運んでくれた。

炭もある。餅を焼く網もある。

嬉しいおばあちゃんは早速火鉢に火を起して

草餅を焼いた。よもぎの香りに来る春を感じてー

美味しい草餅でしたよ。

炭火でも部屋の空気は悪くなるから　換気を忘れないようにーー

息子からの注意。

お酒の後に　お餅を一つずつ食べたいと言う息子たちに

お餅を焼いて焼けたお餅にお醤油をつけて

又焼いて焼きのりに包んで美味しそうに

食べていましたよ。お醤油の焦げる良い匂い。

お昼はおばあちゃん一人だから

空気は悪くなるし　転んだりしたら危ないから

もう火鉢は片付けて帰りますからねーーと

火鉢は茶の間から寒い座敷に消えてしまった。

老いては　子にしたがえですね。