背すじを伸ばす

気がつくと 背中を丸くして家事をしている。

これではいけないと 背すじを伸ばすことを 心がけている。

畳に座ることも多い。正座をして 背筋を伸ばす。

散歩でも 背すじを伸ばして さっさと歩いているつもり。

数日前に 久しぶりに息子と街に出て
用がある所まで一緒に歩いた。一緒に歩くと 歩くのが遅くなっていることが分かる。

一生懸命歩いても 時々振り向いては
待ってくれる。

それでも 右左 右左で用を済ませることが出来た。

有り難い。背すじを伸ばして自分の足で歩くことを だいじにしよう。

晩秋

今日は 久し振りに穏やかな小春日和だった。

洗濯機を何度も 回し 毛布もシーツもカバーもしっかり乾いてくれた。

庭のもみじは黄金色に色づき 部屋の中まで明るい。

こばのずいなは 絣模様の照り葉でよそおい 見てみてーと手を拡げている。









明日も小春日和の予報…暖かいと身体も動く。暖かいのは有り難い。

五目煮豆

京子ちゃんから 茹でた大豆を頂いた。

京子ちゃんは
お料理が大好きで 息子さんのおべんとうを毎日楽しんで作っているお母さん。

頂いた豆で 京子ちゃんのように 楽しんで美味しいものを作りましょうと
五目煮豆を思い立つ。

人参 ごぼう 干し椎茸 こんにゃく
昆布… それぞれ 1センチ角に切って
椎茸のつけ汁で炊き 砂糖 正油で味付け…。

箸休めがある食卓は 嬉しい。

プレゼント

沸き上がる音楽祭のステージで演奏した ピアノduo五曲を 昔々の先生だけに演奏してくれる卒業生。

世界ふれあい街歩き 猫のしっぽカエルの手……のテーマ音楽の楽譜を探して
作曲家から取り寄せて… ソロの演奏をプレゼントしてくれる演奏に 嬉しくて込み上げるものがあった。

みんな立派に成長して すきなことを仕事にして 又子供たちを育てていることを ほんとうに有り難く思う。

一緒に食卓を囲み いっぱいおしゃべりをして お鍋や ケーキを抱えて来てくださる優しさに 胸を熱くする。



寂しくないように お花が残されて……。

ゆずの香り

一週間前の山の錦を 脳裏にまだ楽しんでいるおばあちゃんです。

山の中の おみやげ屋の店先で 柚子が目に入ったので 求めてきた。

五個で 二百円も嬉しい。

デパートで売っているものとは違って
風雪に耐え のびのびと育った姿をしていて 香りは 綺麗な姿の柚子に負けていない。




早速 白菜の切り漬けに 柚子の皮をたっぷりと刻み込んで 鷹の爪も入れる。

美味しくて 毎食 食が進むこと。