いわし雲

朝 雨戸を開けると 夏の雲とは違ういわし雲。

空気も 少し違ってきたことを感じる。



午前中 息子の車に便乗して マーケットに買い物に行く。

季節の移ろいが マーケットの食材にも見える。

無花果を箱売りしている。 早速求めて
いちぢくをコンポートに…

梅酒をかけたり ヨーグルトをかけたり
デザートにして楽しむ。

生のいちぢくの皮をむいて 櫛形に切って ブランデーをかけてもなかなか美味しいよ。

りんごの さんつがるも もうしっかり
秋の味で 季節のものを楽しみたい。

子供の情景

八月になったと思ったら もう八月も終り。

暑い夏でした。

猛暑によろよろの夏でした。

この夏は シューマンの子供の情景を
丁寧にさらうことを 自分に課していたのに 練習不足でした。

子供のためのアルバムだけではなく…
大人のためでもある 13曲の小さな曲。

一分にも満たない小さな曲は…子供達が 元気よく走り回ったり 眠ったり むきになったり 怖がったり どれも表情豊かで素敵な曲。

一番有名な トロイメライは四声が絡み合って 面白くうっとり。

ピアノは面白い。 同じ曲を弾いていても 同じ曲の中に毎日発見がある。
若いときには聴こえなかった音が聴こえる喜びがある。

一時間位で 眠くなることもある。

ラジオから耳に入った 95才のピアニスト室井摩耶子さんは 毎日四時間の練習とは 素晴らしい!!

九月も10月も シューマンと仲良く過ごしたい。

半世紀

欲しい本があって 書店を歩く。

手にしたい本を探しながら 懐かしい人に出会ったように 急に足が止まる。

ちびくろさんぼ……どろんこハリー…
白いうさぎと 黒いうさぎ…

息子達が幼い頃 大好きだった絵本 親しんだ絵本 懐かしい絵本。

一時期 ちびくろさんぼは 人種差別ではないかと問題になって 廃刊になると聞き 息子がどこかにしまっていたはず。

ありました ありました。ずいぶん
痛んでいるのは それだけ回数多く読まれたこと。



とらが ぐるぐるまわってバターになって…… お母さんまんぼが ホットケーキをこしらえて みんなで食べる。





これからの子どもたちにも 読み次がれていくことを思うと 嬉しくなる。

15センチ

始めて見る蛾をベランダで発見。

開いた羽は 15センチ。



大きくて きれいな色だけれども 何だか不気味。

蛾は夜に活動するというから 夜にこんなものが部屋に飛び込んで来たら 恐いよね。

網戸が嫌いで 今まで使っていなかった。 長いこと物置で眠っている網戸の
網を張り替えて 使うことを考えなければと 蛾を見ながら思う。

15センチを見ながら……思う。

厳しい残暑

今日は 予報通りの猛暑で 35度。

明日も 35度の予報。

エアコンの部屋で過ごすしかない。早朝に ちょっと涼しくて草取りが出来たのは まだ二回だけ。

猛暑の中で むくげは健気にも 毎日新しい花を見せてくれる。

薄いピンクの愛らしいこと！