雨戸を開けて、目に入ったのは、せみのぬけがら。
土の中で７年過ごし、脱皮してから、1週間のいのち。
尊い、いのち。
おばあちゃんが庭に下りる時につかまるぼーまで
頑張ってのぼってきた、小さないのち。
足のさきの爪まで、脱皮している、いのち。
明日も又、見せてくれるのを、期待してーー。
厳しいお暑さが続きます。
みなさま、お変わりなくお過ごしでしょうか？
暑くても、寒くても、髪は伸びる。
街の美容院まで、カットに行きたいのに、この暑さに、
出かける元気はない。タクシーを呼んで行っても
帰りのタクシーまで、歩けるか？ー思案。
息子が、もう一人では危ない、送り、迎えしますよ。と
いってくれた。ありがたいこと。
街の美容院の、男性美容師に、もう40年くらいやってもらっている。
23年くらい前のこと フジコさんが「今度はみつっ泊まる」と
おっしやったのが二回だから ６回泊まられたフジコさんが
美容院に行きたいとおっしゃるので、ご一緒した事がありました。
フジコさんは、ベジタリアンだから、フジコさんの、
召し上がるものを作るのも楽しかった。
福岡秋月の葛で、作った胡麻豆腐。「これは美味しい。」
野菜の煮物、胡麻和え、酢のもの、おでん、じゃがいもの味噌汁。
フジコさんは、食卓のあれこれを、召し上がるのではなくて、
一品ずつ、食べてしまってから、次のお皿にお箸が進み、
空になったお皿を重ねて下さるので、空のお皿が一杯になりました。
生椎茸を焼いてあげましょうと、思った時に、フジコさんの
ピアノの、お稽古がはじまってしまって
「フジコさん、生椎茸が干し椎茸になりますよー。」と
茶の間の息子がむにゃ、むにゃでした。
息子の窯場でも、遊んで下さって、
息子の作品に、絵を描いて遊んで下さいました。
茶の間の食器棚に、何気なく入っているお茶瓶です。
朝の味噌汁に、生椎茸はちょいちょい登場。
味噌汁には、生椎茸を細切りにする。
お肉、お魚の洋風の付け合わせには
あまり細切りにしないで、
ころころぐらいに、カットしたのが好き。生椎茸を
油で炒めて、塩、こしよう。
これに、オクラを取り合わせると、彩りもきれい。
一番美味しいと思うのは、生椎茸の素焼き。
グリルの魚焼きで、おまかせで焼く。
椎茸のひとつ一つに、２本の指で塩をつまんで
置いておく。
焼けると、生椎茸の 焼けた美味しい匂いが
部屋中に立ち込めて、とても、うれしい。
ひっくり返さなくても大丈夫よ。
ちゃんと、美味しく焼けるから。
ビール、お酒の当てに、とても美味しいよ。
誠くんに、まことくんのおばあちゃんが、送って下さる
マンゴーを、こちらにまで頂いて美味しかったこと。
切り方が難しそうで、いつも、息子にやってもらう。
熟して、食べ頃になると落ちてくると、
話には聞いていても、見た事はない。
一緒に、パッションフルーツも頂いた。
これは、もう少し熟してからが良さそうなので
前に頂いた時の、写真です。
スプーンで食べると、甘くて良い香り。
北海道在住の、正子ちゃんから「フランクの曲の楽譜」を
送って頂いたのは、昨年の１月２０日だった。
綺麗な曲だから、「先生、一緒に弾きましょう」
何と有難い事でしょう。
60年前の、教え子からのプレゼント。
この、先生は、フランクの曲は初めて、読めるかな、弾けるかな？
それから毎日少しずつのお稽古。
フランクがだんだん好きになり、大好きになったのです。
まだまだこれからも練習ですけれども
有り難く楽しんでできる幸せは、大きなものです。
ありがとうございます。