小倉山 山頂への 取りつき ここから山道に入る
5分ぐらいで 山頂に到着
見晴らしは まったくだめ 周りは木々だけ
大堰川をへだてて嵐山と相対する山容おだやかな山をいい、海抜292m、古来歌枕として世に知られる名山です。
小倉は「小暗い」の意味で、樹木が繁り昔は嵐山も含めて小倉山と呼ばれた。後嵯峨上皇が亀山殿を造営し、吉野より桜を移植して嵐山と呼ばれてから、大堰川北岸の山のみを小倉山というようになった。
この山が有名なのは、モミジの名所として多くの歌にうたわれているところにある。
貞信公藤原忠平の
小倉山峰のもみぢ葉こころあらば今ひとたびの行幸待たなん
の歌は「小倉百人一首」にもえらばれている。
この歌は延喜7年(907)宇多上皇が大堰川遊覧に御幸されたとき、山の紅葉があまりにも美しかったので、主上(醍醐天皇)にも行幸さるべきだと仰せられたのに対し
貞信公が「その旨を主上に奏上いたしましょう」と申し上げて、
この歌をよんだといわれる。
小倉山は山荘地としても知られた。
兼明親王の雄倉殿
藤原定家の小倉山荘
西行法師も出家後この山麓に庵をむすぶ
寂蓮法師もこの辺に閑居
八条院高倉
待賢門院の中納言局
藤原公雄(雄倉中納言)
藤原光経
飛鳥井雅有
覚性法親王
向井去来の落柿舎
・・・ などが知られています
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