平成28年2月9日、石清水八幡宮 本社10棟 附棟札3枚が、国宝に指定されました。
石清水八幡宮は、貞観2年(860)年の創建以来も公家や武家をはじめとして、広く崇敬を集めました。創建後はたびたび社殿を焼失するものの、その都度復興し、近世初頭には、天正8(1580)年の織田信長による社殿修復に続き、慶長3(1598)年から豊臣秀頼による境内再興が行われました。現在の本社社殿群は、寛永11(1634)年に江戸幕府により造替されたものです。
本殿は、桁行11間の内殿と外殿ょ前後に並べて複合させた、壮大な規模をもつ八幡造本殿で、国内の同形式の本殿の中では現存最古の最大規模です。
本社社殿群は、長大な八幡造本殿と、幣殿及び舞殿等を瑞蘺や廻廊で囲み、緊密に一体化した構成になり、古代に成立した荘厳な社殿形式を保持しつつ、近世的な装飾を兼備した完成度の高い近世神社建築として、極めて高い価値を持つ建物です。
平成27年10月16日の文化審議会において審議され、石清水八幡宮本社の国宝の指定について、答申がなされていたものです。八幡市において初めての国宝指定となります。
神社 前回の記事 ⇒ 神社八幡0141 石清水八幡宮 参道
ここは石清水八幡宮の境内
右 つのくにそうじ寺みち
大坂下りふ弥のりばへ
左 かわちみち
右 はし本みち
元禄十丁丑年 施主 八幡嶋村吉太郎 五月吉祥日
元禄年間は 1697年 300年前
道標 前回の記事 ⇒ 道標宇治0198 あがた 平等院 じゅふ山
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