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寺院宇治0513  平等院

2018年12月12日 22時10分03秒 | 寺院

 

 

朝日山とと号し、もとは天台・浄土兼学であったが、今は天台浄土系の単立寺院となり、境内塔頭の最勝院と浄土院の二ケ寺によって交互に管理されている。

平等院は関白藤原頼道が父道長から伝領した別業(宇治院)をあらためて寺としたもので、永承7年(1052)に落慶供養が行われ、大日如来像を本尊とし、名も平等院と名づけ、翌年阿弥陀堂(鳳凰堂)が竣工した。

その後、右大臣師実・忠実、ことに頼道の女四条宮寛子(後冷泉皇后)らによって多宝塔をはじめ経蔵・鐘楼・法華堂・五大堂・不動堂・釣殿等多くの伽藍が建立されたが、藤原氏の衰微とともに次第に傾き、中世以降は諸堂の多くを焼失した。今は、阿弥陀堂と釣殿(観音堂)・鐘楼を残すだけだが、藤原氏の盛時をしのばせる貴重な存在。

鳳凰堂(国宝・平安時代)境内の中央にあり、池を前に東面している。天喜元年(1053)の建造で、創建当初の遺構というところに希少価値がある。さらにその特色は、中堂と左右翼廊および尾廊からなり、その形が鳳凰が両翼をひろげて飛び立とうとするようにみえるので、江戸時代から鳳凰堂の名が生まれたか、また屋上の両端にかかげる鳳凰よよるものともいわれる。

中堂は3間2面、単層、屋根は入母屋造り、本瓦葺とし、外回りに裳階をつけて外観は重層建築にみえる。また正面中央の廂を一段と高くし、池をへだてて内部の本尊を正面から礼拝できるように工夫され、また軒の線に美しい変化を与えている。

 寺院 前回の記事 ➡ 寺院西0512  千光寺・大悲閣

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道標宇治0198  あがた  平等院  じゅふ山

2018年12月12日 18時06分14秒 | 道標

左 平等院 じゅふ山 

右 あがた

あがた は県神社、平等院をこえて宇治川左岸を上流に行くと宇治田原町に出る。さらにその奥、綴喜郡と相楽郡の境に標高685mの鷲峰山(じゅぶせん)がある。山頂近くには金胎寺(こんたいじ)がある。

 

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石碑宇治0178  明治天皇行幸所 平等院

2018年12月12日 16時16分44秒 | 石碑

 

昭和15年 京都府建立

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石碑 前回の記事 ➡ 石碑右0177  清滝の歌碑

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