こりすの工房便り

趣味の手芸や旅行、日々の出来事を紹介します。

四国旅行11-内子の町並み1

2010-12-26 20:35:52 | 旅行―四国地方
重要文化財の本芳我家(ほんはがけ)


伊予のかすり会館から車で1時間、内子へ到着しました。
内子といっても範囲が広いので、
今回は八日市護国という範囲だけの見学でした。
それもフリーは45分。
気になっていた『内子座』は遠すぎて行けませんでした。


八日市護国の町並
600mの通りに約120棟の家々が建ち並び、このうち約90棟が伝統的な民家だそうです。
浅黄色と白漆喰で塗り込められた壁が特徴で、
うだつ、なまこ壁、鏝絵(こてえ)の美しい建物が並んでいます。

駐車場の紅葉


駐車場から坂道を下って、角を曲がると
江戸時代の街並みが~


うだつのある町並みです。
以前長野県の海野宿で見たことがあるんですが、やっぱり立派ですよね。




私「うだつ」という漢字を「卯建」ってずっと思っていたのですが、
本当は『梲』だったんですね~
梲って漢字、ちゃんと表記されているかな?
文字化けしてない?

切妻屋根の隣家との間についた小さい防火壁で1階屋根と2階屋根の間に張り出すように設けられている物のことです。
隣家からの火事が燃え移るのを防ぐための防火壁として作られたものが、
装飾的になって、財力を誇示する為の手段として作られるようになったそうです。
「うだつが上がらない」のうだつのことですね。




この道を突き当たって、右に曲がり、さらに曲がると

下り坂になり、ここからの眺めも良かったです。


少し進むと
教会がありました。


この教会もすごくステキ!
教会の瓦です


フリータイムは45分だったので、
この教会までさっさと歩き、帰り道をゆっくりあちこち見ながら歩くことにしました。

途中、今日のトップ写真の「本芳我家」があります。

すごいですね~
江戸時代末から明治時代にかけ木蝋生産で財をなした豪商の家だそうです。
漆喰の鏝絵(こてえ)や鬼瓦が素晴しいです。




1階と2階の間にあった鶴と亀の鏝絵




隣りの浅黄色の建物は蔵かな?

鬼瓦もすごいです!

次回も内子続きます。


内子の場所
地図の中心が本芳我家です。



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