ちょうせんデジカメ

PENTAXで撮った写真を載せた写真ブログです。毎日更新が目標ですが・・・・?

壬生の花田植

2009-06-10 | Sigma17-70mmF2.8-4.5
5月に国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産候補に選ばれた「壬生(みぶ)の花田植」が6月
7日(日)広島県北広島町壬生の特設田圃で行われました。壬生の花田植は鎌倉時代頃にはじまり、1976
年に国の重要無形民俗文化財に指定された伝統ある田植え行事です。
ユネスコの無形遺産候補になったことで、昨年の5千人が今年は約1万人訪れるうれしい効果となったようで
す。金色の鞍(くら)などで飾られた飾り牛11頭が田の代掻きをし、早乙女たちが壬生・川東両田楽団の笛や
太鼓の囃(はや)しに合わせ、田植歌を歌いながら苗を植えます。

今日の出番に備え、十分な訓練を重ねた、飾り牛の代掻き


しずしずと代掻きをするのかと思っていたところ、田の泥をはねながら勇壮果敢に進む飾り牛


飾り牛が勢い余って泥をはね、見物客の嬌声が周囲の人たちへ爆笑をさそいます。沢山のカメラマンも、シャッ
ターチャンスを狙って一斉にカメラを向けます。


左側に立つのは、花田植全体を指揮する”サンバイ”と呼ばれる責任者です。全体を見ながら、田植え歌を先導し、
応じて早乙女がそれに和します。両手に持つ”ササラ”は煤竹(すすだけ)を割ったもので”陰陽”、”男女”を表
わします。サンバイの指示で早乙女34人が一列に並んで苗を植えていきます


早乙女の後ろでは、豪快、雄壮に太鼓を叩きながら、バチを宙に挙げたり、上体をくねらせながら賑やかに
囃す田楽団


PENTAX K20D + Sigma 17-70mm F2.8-4.5 DC macro で撮影しています。
コメント (6)
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