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宮島の鹿は、宮島が島になったとき(約6000年前)から島にいる。江戸時代頃から、宮島が観光地化してきて鹿も 次第に増えていった。昭和に入り、鹿の数も増えていったが、太平洋戦争の混乱で少なくなっていった。その理由 は、当時の人たちの食糧難(鹿も食糧難)と、米軍のゲームハンティングによって絶滅寸前までになった。しかし、 京都の動物園から鹿を、数頭おくってもらい現在の状態まで回復した。近年観光客の手土産をたべる、店の中にか ってにはいる、糞をする、など害が目立つようになった。廿日市市ではシカせんべいの販売をやめてもらい、宮島桟 橋の前には「エサをやらないで」という看板もたてた。「エサをやらないだけでは、絶滅の危険性もある」という事から 芝を作る事も検討されているそうだ。つぶらな瞳で見つめるシカはとてもかわいいのだが、一時の感情で自然のサイ クルを壊さないように、世界遺産・宮島の自然を守っていきたいものだ。
PENTAX K-5 ” 雅 ”+smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF] DC WRで撮影。
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