小市馬(しょうしば)神楽団は、小山八幡神社(北広島町大朝)の氏子中のうち、小山、市、馬場の三地区の氏子で結成。
結成時期は、近隣の神楽団と同じく明治年間には活動していたと思われる。結成以来、矢上系六調子神楽(旧舞)を受け
継ぎ、今日に至っている。
※ 演目は「鈴鹿山」
桓武天皇の御代、伊勢国、鈴鹿山に大鬼人という悪鬼が立てこもり、悪事をはたらいていた。時の帝は当時、
征夷大将軍の任にあった坂上田村麻呂に大鬼人征伐の勅命を与える。勅命を受けた坂上田村麻呂は鈴鹿山
へと向かう。途中、里人に鈴鹿山の様子を聞く。今まで大鬼人征伐に数々の達人が向かうも弓も捕られ、薙刀
も捕られ、帰って来る者は一人もないといい、宝剣を授けられる。坂上田村麻呂も弓も捕られ、薙刀も捕られ、
苦戦するも授けられた宝剣をもって大鬼人を成敗する。
PENTAX K5 ”雅”+ Sigma 18-250mm F3.5-6.3 DC OS HSM で撮影した。