京都高台寺は、1606(慶長11)年、豊臣秀吉の正室であった北政所により、秀吉の菩提を弔うために建立された。はじめは曹洞宗
であったが、現在は臨済宗建仁寺派。高台寿聖禅寺というのが正式名称。
萩で有名な庭園(小堀遠州の作庭)、開山堂(狩野派による壁画、天井画)、御霊屋(おたまや、北政所の墓所で、国重文)高台寺蒔絵
(国重文)、傘亭、時雨亭(千利休が設計したといわれている茶屋(国重文)など。傘亭・時雨亭は茶室よりも古い歴史がある茶屋という。
大阪城陥落の際には、ここから大阪城が焼け落ちるのが見えたというが、今は木々にさえぎられて (しかも時雨亭には登れないので)
景色はあまり見えない。春は梅、秋は萩が美しい。特別拝観シーズンにはライトアップもある。傘亭はその名の通り丸竹を放射状に配置
してある。時雨亭は外から直接二階に上がれるようになっている。8月15日撮影。
PENTAX K-5 ”雅” + Pentax DA18-270mm F3.5-6.3 ED SDM で撮影した。