バラ科カリン属(またはボケ属)。かりんは、中国が原産とされるバラ科の落葉樹になる果実で、古くから薬用として
用いられていた。日本でも全国で栽培されている。庭園樹としても人気があり、実が沢山成った樹を良く見かける。
かりんは果物と言っても非常に硬い上、渋くてとても生では食べられない。香りを楽しむ、また、薬用成分を利用する
ような使い方になる。果実はパパイヤと似たような縦長の形をしており、350~500g程の大きさになる。果肉は
薄い黄色から橙黄色でとても固く、中心部に縦に5本の空洞があり、その中に無数の種が入っている。生のまま果肉を
かじるととても渋く、また、繊維質が固く口に残って食べられたものではない。
PENTAX K-3 ”雅” + Sigma 18-300mm F3.5-6.3 macro HSM で撮影した。