キンレンカ(金蓮花)は、南米原産のノウゼンハレン科の一年草。別名をノウゼンハレン(凌霄葉蓮)ともいう。
美しい花を観賞するためや茎葉や花をハーブとして食用にするために栽培される。学名はTropaeolum majus。
2つの和名は黄色や橙色の花がノウゼンカズラに似て、葉はハスに似ることからつけられた。花言葉は「愛国心」。
ナスタチウム(英語Nasturtium)とも呼ばれるが、この名は正式にはオランダガラシ(クレソン)属を指す学名で
あって、似た味をもつために転用された通称である。
アンデス山脈などの熱帯高地原産のため25度を越える暑さに弱く、寒さにも強くはない。葉はハスなどに似て円形
で中央付近に葉柄がつく。花は左右相称、花弁が5枚あり、後ろに細長い漏斗状の距があってここに蜜がたまる。
花期は5月から11月頃と長く、花色はオレンジ、黄、赤、ピンク色など暖色系が中心。子房は3心皮からなり、果実
は分果で3個に分かれ各1個の種子を含む。
やまぐちフラワーランドで、5月13日に撮影した。
Pentax K-3Ⅱ”雅”+Pentax DA16-85mmF3.5-5.6 ED DC WRで撮影した。