瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

あにめぞん感想、ざっくばらん53

2013年01月04日 20時23分03秒 | 漫画&アニメ
気が付けば5回分も溜めてしまってる。(汗)
早いトコ消化しなければ~って事で、久々に前回の続きです。



★第53回「女子高生パワー爆発、響子に恋の宣戦布告」 脚本:小西川博 コンテ・演出:吉永尚之 作画監督:中嶋敦子

…OPが「サニーシャイニーモーニング」、EDが「サヨナラの素描」に変った。
この回より吉永尚之氏がCD(監督)に、高屋敷英夫氏がシリーズ構成に就任。
余談になりますが、高屋敷英夫氏は、脚本家の金春智子女史の元旦那です。
(元)夫婦揃って留美子作品には縁が有る。

新しく就いた吉永CDは、初期からあにめぞんの演出を手掛けており、中期ではAD=アシスタントディレクター、つまり助監督だった方。
時を遡るとアニメうる星前期で作画、後期で演出を手掛けてる、ルーミックファンにはお馴染の方。
アニメうる星後期において唯一、魅せる演出家であった。
あにめぞんでは前2人のCDに比較し拘りを表に出さなかったが、第三者目線で紡ぐ淡々とした人情劇を得意とした方です。
例えばアニメうる星の「ダーリンの優しさが好きだっちゃ…」とか。
あにめぞんの後はTV版パトレイバーの監督にも就いた。
余談だがパトとめぞんはスタッフ・声優が結構重なってる。

この回は原作で人気の高い、八神が登場する話。
話はほぼ原作通りに、演出は中期を引き継いで作られていた。
作画の変更点は特に無かった為、知らされなければスタッフが変更した事に、気付かなかった人も居るだろう。

実際、この時のスタッフ変更は、至極控え目に行われた。
アニメ雑誌等で新CDの名前を、事務的に紹介したのみだったかと。
この2度目のスタッフ変更以降、あにめぞんはファン側に殆ど情報を流さなくなったのです。
所謂「情報規制」ってヤツ。
原作では八神が登場する前に、二階堂が登場するのだが、黙ってすっ飛ばした。
そうした理由は未だ謎だが、察するに製作会社や局としては、早いトコ終らせてしまいたかったんじゃないかな。
後期は一見テンポ良く感じられるが、ぶっちゃけダイジェスト。
いやダイジェストってより辻褄合せっつか、とにかく多少話に無理や矛盾が生れようと、作品を軟着陸させようとして見える。
しかし4月に教育実習って流石に無理有り過ぎでしょ。(笑)

この回は作画も美しく、原作の面白い部分を引き出していて、傑作だと思う。
八神と女子高時代の響子さんとの性格の対比も上手く描けてる。
じょしこーこーせーだった響子さんはメチャ可愛いですなぁv
今迄の話を忘れて、この回だけを観るなら、楽しめたという事で…。

(個人的評価)脚本○ 演出○ 作画○ …今回の予告は五代、八神、四谷さん、タイトルコールは響子さん。



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