今更な情報っすが、サニー号は2/14迄ドッグ入りの為運休、船に乗るのが目当てな人は他の時期に行きましょう。
2/15~限定乗船証を発行、更に3/3~新装開店、新たなる船の旅が待ってるぞ!――だそうな。
リニューアルするって事は、まだまだ暫くはサニー号イベントを続ける積りなんだろう。
それは大歓迎だけど、観光丸は帰って来るのでしょうか…?
一抹の不安はさて置き、前回の続きで御座います。
旅2日目、1月13日の金曜日。(何気にジェイソンな日付だったんだな)
九州の冬の朝は遅い、7時過ぎても尚暗い。
日頃の習慣で5時起きしたものの、天気は曇り母は寝てるしで、散歩はせず2度寝した。
朝7時、2度目の起床、内海側の部屋という事も有り、カーテン開けても薄暗い。
宵の様に蒼褪めた空には、月が白々と浮んでいた。
それでも久し振りにホテルヨーロッパでの朝食、前夜から楽しみにしてたので、寝惚けてる母を起しレストランに向った。
この日の朝食会場に決められてたのは、和食処の吉翠亭と洋食のデ・アドミラル。
朝食バイキング会場に指定されるアンカーズラウンジはお休みでした。
吉翠亭は次の日も選べるようだったので、迷い無くデ・アドミラルに決定。
2003年以来の、デ・アドミラルでの朝食…!
楽しみにしてた理由がお解り頂ける事でしょう。
ホテル・ヨーロッパが誇る高級フレンチレストラン、「デ・アドミラル」は正面玄関入って右側、奥まった場所に在ります。
朝食券を持って入店すると、男性店員が上品な笑顔で迎えてくれた。
店内は閑古シーズンという事で私ら以外誰も居ない、奥から2番目のテーブルに案内されての貸切状態ですよ!
写真の通り、デ・アドミラル内のテーブルは、ほぼ窓側、緩やかなカーブを描くよう、セッティングされている。
各テーブルに着いた客が、景色を楽しみつつ、他の客に邪魔されず食事するには、絶妙の配置だと思いません?
デ・アドミラルでの朝食は、ヨーロッパのアイオープナーと言う習慣に則り、シャンパンでの乾杯から始められる。(贅沢!)
すっきりした飲み口のシャンパンで目を覚ましたら、グレープフルーツ・トマト・オレンジの3種からジュースを選ぶ。
自分が選んだのはグレープフルーツ、母はトマト、搾り立てですv
サラダと共に運ばれるメインの卵料理は、プレーンオムレツ・スクランブル・ボイルド(固さも選べる)・目玉焼の中から選べる。
この店に来たら1度は食べたいのがオムレツ、レモンイエローの輝きは、形もレモンに似て美しい。
湯葉の様にツルツルの表面にナイフを刺すや、食欲をそそる良い匂いがふわっと立ち昇る。
添えられるのはソーセージとハムとベーコン。
サラダにかかるドレッシングは勿論自家製。
サービスしない間、店員さんは後ろで目立たないよう控えてる。
居るんだけど気配を消してる、忍者か。
しかし離れていても会話は聞えてるらしく、会話の中の疑問にさり気無く答えてくれたりする。
「今日は曇ってて朝日が観えないね~」
「午後から回復するとの予報ですが…晴れていれば、この窓から朝日を御覧頂けたのに、残念です。」
「この窓から観えるんですか?」
「はい、正月の朝には初日の出を望めます。…生憎今年の正月には曇ってて観る事が叶いませんでした。」
な~んて会話してたら奇跡が起った。
ゴッホ橋が架かる方角の空、僅かな雲の隙間から、真っ赤な太陽が覗いたのです!
僅か数分の奇跡、丁度パンを篭に入れて持って来た店員さんも、窓から射し込んだ朝日に、ちょっと興奮気味でした。
いや~実にラッキー!朝日が観られたからといって、宝くじが当たるなんて事も無いけど、観られないとガッカリしてた分、叶った喜びは深くなろうもの。
篭に入れられたパンは10種程、その他に食パンをトーストして貰う事もできる。(1枚注文する毎に焼いて持って来て下さる)
付けるジャムはオレンジマーマレードに4種のベリー。
私が選んだのはオレンジピールが練り込まれたパンとバニラマフィン、ジャムもバターも使う必要無かった為解らないけど、トーストを注文した母曰く美味しかったそうな。
オレンジパンは外側パリパリでオレンジの爽やかな香り、バニラマフィンはフワフワで素朴な甘味、どちらもとっても美味しかったv温めてあるから尚美味しいv
料理を食べ終えたところで一旦テーブルを片付け、ヨーグルトを持って来て下さった。
ブルーベリーヨーグルトの中に入ってた果物は、メロンにパインにキウイにイチゴと、確認出来ただけでもバラエティに富んでる。
最後の飲物は珈琲か紅茶の中より、私は紅茶、母は珈琲を選んだ。
「何の種類の紅茶だろ?」
「(すかさず)ダージリンで御座います。」
「朝に出す紅茶なら、それが定番よね。」
小石の形をしたブラウンと白の砂糖、ミルクは少し温めてある。
窓の向うには運河を泳ぐ白鳥、道をジョギングする人の姿。
優雅に飲みつつ景色を楽しんでたそこへ、8時を告げるカロヨンが鳴り響いた。
母は8時からNHKの朝の連ドラが観たいという事で忙しなく部屋へ戻ったが、私は紅茶のお替りを貰ってその後もゆっくり過してた。
8時を過ぎて漸く他の客が入店。
席を立つ頃、店内は少し賑やかになっていた。
デ・アドミラルの朝食について、更に詳しく知りたい方は、まったりさんの記事を御覧下さい。
【続】
2/15~限定乗船証を発行、更に3/3~新装開店、新たなる船の旅が待ってるぞ!――だそうな。
リニューアルするって事は、まだまだ暫くはサニー号イベントを続ける積りなんだろう。
それは大歓迎だけど、観光丸は帰って来るのでしょうか…?
一抹の不安はさて置き、前回の続きで御座います。
旅2日目、1月13日の金曜日。(何気にジェイソンな日付だったんだな)
九州の冬の朝は遅い、7時過ぎても尚暗い。
日頃の習慣で5時起きしたものの、天気は曇り母は寝てるしで、散歩はせず2度寝した。
朝7時、2度目の起床、内海側の部屋という事も有り、カーテン開けても薄暗い。
宵の様に蒼褪めた空には、月が白々と浮んでいた。
それでも久し振りにホテルヨーロッパでの朝食、前夜から楽しみにしてたので、寝惚けてる母を起しレストランに向った。
この日の朝食会場に決められてたのは、和食処の吉翠亭と洋食のデ・アドミラル。
朝食バイキング会場に指定されるアンカーズラウンジはお休みでした。
吉翠亭は次の日も選べるようだったので、迷い無くデ・アドミラルに決定。
2003年以来の、デ・アドミラルでの朝食…!
楽しみにしてた理由がお解り頂ける事でしょう。
ホテル・ヨーロッパが誇る高級フレンチレストラン、「デ・アドミラル」は正面玄関入って右側、奥まった場所に在ります。
朝食券を持って入店すると、男性店員が上品な笑顔で迎えてくれた。
店内は閑古シーズンという事で私ら以外誰も居ない、奥から2番目のテーブルに案内されての貸切状態ですよ!
写真の通り、デ・アドミラル内のテーブルは、ほぼ窓側、緩やかなカーブを描くよう、セッティングされている。
各テーブルに着いた客が、景色を楽しみつつ、他の客に邪魔されず食事するには、絶妙の配置だと思いません?
デ・アドミラルでの朝食は、ヨーロッパのアイオープナーと言う習慣に則り、シャンパンでの乾杯から始められる。(贅沢!)
すっきりした飲み口のシャンパンで目を覚ましたら、グレープフルーツ・トマト・オレンジの3種からジュースを選ぶ。
自分が選んだのはグレープフルーツ、母はトマト、搾り立てですv
サラダと共に運ばれるメインの卵料理は、プレーンオムレツ・スクランブル・ボイルド(固さも選べる)・目玉焼の中から選べる。
この店に来たら1度は食べたいのがオムレツ、レモンイエローの輝きは、形もレモンに似て美しい。
湯葉の様にツルツルの表面にナイフを刺すや、食欲をそそる良い匂いがふわっと立ち昇る。
添えられるのはソーセージとハムとベーコン。
サラダにかかるドレッシングは勿論自家製。
サービスしない間、店員さんは後ろで目立たないよう控えてる。
居るんだけど気配を消してる、忍者か。
しかし離れていても会話は聞えてるらしく、会話の中の疑問にさり気無く答えてくれたりする。
「今日は曇ってて朝日が観えないね~」
「午後から回復するとの予報ですが…晴れていれば、この窓から朝日を御覧頂けたのに、残念です。」
「この窓から観えるんですか?」
「はい、正月の朝には初日の出を望めます。…生憎今年の正月には曇ってて観る事が叶いませんでした。」
な~んて会話してたら奇跡が起った。
ゴッホ橋が架かる方角の空、僅かな雲の隙間から、真っ赤な太陽が覗いたのです!
僅か数分の奇跡、丁度パンを篭に入れて持って来た店員さんも、窓から射し込んだ朝日に、ちょっと興奮気味でした。
いや~実にラッキー!朝日が観られたからといって、宝くじが当たるなんて事も無いけど、観られないとガッカリしてた分、叶った喜びは深くなろうもの。
篭に入れられたパンは10種程、その他に食パンをトーストして貰う事もできる。(1枚注文する毎に焼いて持って来て下さる)
付けるジャムはオレンジマーマレードに4種のベリー。
私が選んだのはオレンジピールが練り込まれたパンとバニラマフィン、ジャムもバターも使う必要無かった為解らないけど、トーストを注文した母曰く美味しかったそうな。
オレンジパンは外側パリパリでオレンジの爽やかな香り、バニラマフィンはフワフワで素朴な甘味、どちらもとっても美味しかったv温めてあるから尚美味しいv
料理を食べ終えたところで一旦テーブルを片付け、ヨーグルトを持って来て下さった。
ブルーベリーヨーグルトの中に入ってた果物は、メロンにパインにキウイにイチゴと、確認出来ただけでもバラエティに富んでる。
最後の飲物は珈琲か紅茶の中より、私は紅茶、母は珈琲を選んだ。
「何の種類の紅茶だろ?」
「(すかさず)ダージリンで御座います。」
「朝に出す紅茶なら、それが定番よね。」
小石の形をしたブラウンと白の砂糖、ミルクは少し温めてある。
窓の向うには運河を泳ぐ白鳥、道をジョギングする人の姿。
優雅に飲みつつ景色を楽しんでたそこへ、8時を告げるカロヨンが鳴り響いた。
母は8時からNHKの朝の連ドラが観たいという事で忙しなく部屋へ戻ったが、私は紅茶のお替りを貰ってその後もゆっくり過してた。
8時を過ぎて漸く他の客が入店。
席を立つ頃、店内は少し賑やかになっていた。
デ・アドミラルの朝食について、更に詳しく知りたい方は、まったりさんの記事を御覧下さい。
【続】