瀬戸際の暇人

今年も偶に更新します(汗)

あにめぞん感想、ざっくばらん66

2013年04月27日 23時31分11秒 | 漫画&アニメ
ま~た暫く失踪してました。(汗)
春はとにかく仕事が忙しいのに加え、一緒に働いてる方の1人が、去年12月末に脳梗塞で倒れましてな。
幸い軽い症状だった為、来月復職予定なのですが、もう暫くは忙殺されてそうです。
――早く戻って来て!○○さん!!(切実)

GW中に溜めてる宿題を片付けようって事で、あにめぞんレビュー久々に前回の続きで御座います。


▲第66回「八神の挑戦!未亡人なんかに負けないわ」脚本:高屋敷英夫 コンテ・演出:鈴木行 作画監督:中嶋敦子

…今回は一も二も無く作画!作画!!作画に尽きます!!!
それ以外は平々凡々、脚本は大筋原作通りで、漫画での2話分をくっ付けただけという工夫の無さ。
この「原作通り」というのが曲者で、アニメオリジナルでは嫉妬しない響子さんが、今回は原作通り嫉妬深い性格に描かれている。
前回は大人の女の余裕を見せてた響子さんが、たった1話で女子高生と同じ土俵に上ってのマジバトル。
とても前回と同じキャラには思えないんですけど!(笑)
アニメ後期の響子さんは、通しで観ると性格に一貫性が無い。
筋は原作通りでも、響子さんのキャラは中期を引き継ぎ、清純派で行こうとするから、話にまで無理が生じてしまうという。

演出についても2話分くっ付けた弊害で、2話分のクライマックスシーンの内、初めのクライマックスの印象が薄れてしまってる。
この初めのクライマックス、原作では「めまい」と言う題の回に在り、原作者としては思い入れ強いらしく、単行本化にあたり描き直してまでいる大事なシーンなのに。(響子さんが振り返って五代と向き合うシーンです。)
アニメではあっさり描かれるに止まり、あまり重要なシーンに感じられなかったのは勿体無い。
アニメの場合、ラストシーンの超美麗さが全部持ってってしまった。(笑)

個人的にはラストの演出についても不満が有ったり…あそこは原作同様、八神を立ち止まらせずに、走りながら「弱虫!…弱虫!」で良かったんじゃないかなぁ?
立ち止まり、振り返って、「弱虫ーーー…!!!!」と絶叫――じゃあ、わざとらし過ぎる。
響子さんも足を止めずに、表情のみで心情を語らせる等、あくまでさり気無く観せて欲しかったです。

とは言え美麗作画は百難隠す。
ラストの雨シーンを観ただけで、満足してる自分が居るのだった。(笑)
原作での雪のシーンも良かったけど、アニメでの雨のシーンも趣き有るね。
それと八神の担任の先生役の声優さんが実にはまってる。
沢田敏子さんと言う方だそうで…地味ながら印象に残る声質、2度目の恋を認められない響子さんの理由を語るとこは、誠に名演で御座いました。

(個人的評価)脚本△ 演出△ 作画○ …で、結局、飲み代は誰が払ったんですかね??



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