年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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JR山手線東京駅:『喜助』     噛むほどに旨みが滲み出る厚切りの牛タンと縁起担ぎの三日とろろ

2017-01-03 22:45:13 | 関東
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箱根駅伝は実力がある東洋大学や早稲田大学の追撃も及ばず青山学院大学の3連覇で終了
元日の社会人駅伝に始まり昨日今日と箱根駅伝と、毎年のことではありますがワタシの正月は駅伝で始まり駅伝で終わりそうです



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さて、そんな駅伝を楽しんだ後に遅めのランチへと出掛けようと思うのですが、おいしいものを提供して下さる個店は今日明日までお休みと言うトコロが多く…
帰省ラッシュで混み合っているに違いないと思いながらも東京駅へ
グランルーフ、黒塀横丁、キッチンストリートと回ってみますと、やはり予想を裏切ることなくどこも行列であります


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どうせ並ぶのならば…
と、久しぶりに『喜助』さんへお邪魔することといたします
東京駅周辺には本場仙台に本店を構える牛たん焼きのお店がいくつかあるのですが、塩味がしっかりと牛たんと馴染むことでの旨みを楽しむことができるこちらが一番のお気に入りなのです


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メニューを見ることも無く…
いつも決まってお願いするのが「特切り厚焼き定食」でありまして…
厚切の中から噛むほどに旨みが染み出てくる感じが堪らないおいしいさ
そしてホロホロになるまで煮込まれたテールとネギの香りがおいしいスープもこちらの魅力でありますね
麦ごはんにはとろろを掛けていただくのですが…
地域によっては「三日とろろ」という習慣があるそうで、1月3日にとろろを食べると長生きするとか、一年風邪をひかないとか、一年を無病息災で過ごせると言われているようですね



一時はお願いしないといただくことが出来なかった「辛子南蛮」もちゃんとお更に添えらていますし、シャキッとした食感がおいしい浅漬けなど、メインとなる牛タンだけでなくすべての脇役がキチンとしているってことも大切ですよね
今日もしっかり満足させていただきました



【味の牛たん 喜助】
東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅八重洲北口キッチンストリート内
03-3215-2050