年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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長崎電鉄本線築町駅:『江山楼』    たっぷりの野菜と魚介から出た旨みがおいしい本場のちゃんぽん

2017-01-29 23:09:42 | 九州・沖縄
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この時期、急に寒くなったり暖かくなったりするので、出張に出る際の洋服選びには気を使うのでありまして…
今回は4泊5日の出張でありますし、その移動も福岡から鹿児島と離れていることもあって万が一の寒波にも対応できるよう準備を整えていたのであります
ところが今日は曇天であるにもかかわらず20℃を超えるほどに暖かく、コートだけでは無くジャケットまでもを脱ぎ捨てるほどでありました



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そんな日に向かったのは長崎
長崎市内へ来るのは随分と久しぶりのことだったのですが、いつの間にか長崎までの高速道路が出来ていて便利になっているんですね
長崎へ来たらばいただかなければならないのが本場のちゃんぽんでありまして…
新地中華街にある『江山楼』へお邪魔することにいたします


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ちょうどランタンフェスティバルとも重なる日曜日だということもあって…
30分近く待ってようやく2階の席へと案内されますと、ずらりと円卓が並ぶ宴会場のようなフロアが超満員であります


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さすがに名物と言うだけのことはあって、ちゃんぽんだけでも「ちゃんぽん」「上ちゃんぽん」「特上ちゃんぽん」とのバリエーションが用意されていまして…
その違いは具材の差によるようですから最もシンプルなものでも良いかと思いもしたのですが、折角ここまで来たのだからと特上を注文してみますと、庶民の味であるちゃんぽんに憧れの食材フカヒレが乗っているではないですか…
もちろん小さなものではありますが、その存在感は抜群であります


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ふたりでお邪魔していましたので、同じモノをいただいたのでは芸がないと「皿うどん」
こちらもフカヒレが乗った特上であります
どちらも納得のおいしさではあるのですが、年配のワタシとしましては、食べ進むうちに膜を張るほどに濃厚なちゃんぽんよりもサッパリといただける皿うどんの方が好みに合っていましたね



皿うどんと言えば…
それにソースをかけるのかお酢を掛けるのかで物議を醸すこととなるのでしょうが、こちらの卓上に置かれているのは「ソー酢」なるもの
さすがにその両方の意見をまとめたソースと酢を合わせたモノでは無いようですが、何とも愉快なネーミングでありますね
それは昆布出汁とお酢を合わせたようなものであるのですが、これを掛けた皿うどんがまた一層おいしいこと
すっかりファンになってしまいました



【中國菜館 江山楼】
長崎県長崎市新地町13-13
095-820-3735