水道橋に肉をメインとした居酒屋がオープンしたと聞き、早速お邪魔しようと予約をしていたのですが、生憎、冷たい雨が降り続く日となりまして…
水道橋駅東口からの5分ほどの距離でも傘をさす手の指先が悴む程でありました
ここら辺だよなぁ とキョロキョロとしているワタシの目に“肉”の文字が飛び込んできます
大学や専門学校、それに出版系の会社などが並ぶエリアでありますから、いつもだと多くの人で賑わっているのでしょうが、今日のこの天候の影響なのか、学生さんはこの3連休までが冬休みなのか…
疎らな人通りであったために思ったよりも早くお店へ着いてしまいました
お通しとして提供された鶏皮のキムチをいただいたあとは冷奴
こんな寒い日にわざわざそれを頼むことも無いのでしょうが、パクチー山盛りってフレーズに惹かれて…
絹ごしのお豆腐に切からのタレを掛けてパクチーをトッピングしただけというシンプルなものなのですが、そのタレとパクチーとの相性が良くおいしくいただけます
そして「タンドリーチキンのチョップドサラダ」
ピリッとした香辛料の香りが効いたタンドリーチキンが決め手ではあるのですが、ダイスカットされた人参やパブリカなど、たっぷりとお野菜をいただきます
冷えた身体を温めようとオーダーした「牛すじ煮込み」はスッキリとしたゆずの香りが印象的でありまして…
お肉や大根に味が染みていることは当然のこととして、これほどまでにコンニャクがおいしくいただける煮込みとはそうそう出会うことはできないでしょうね
お店としてそれほど強く推しているわけでも無さそうな商品がこれだけおいしいのであればと、これからいただく商品への期待を膨らませます
「炙り牛ハラミ焼き」
全く臭みがないところから上質なハラミを使っていることが窺えますし、その焼き加減も程よくて…
苦みが取れるほどにさらされたオニオンとおろしポン酢でいただくことで、いくらでも食べられてしまいそうな逸品でありますね
こちらはお店の推しとなっている「豚バラ焼き」
シンプルに塩コショーだけで焼き上げたものであるのですが、“日高四元神威豚”なるオーナーこだわりの素材のうまさが活きています
おいしさを引き出すために作り上げられた四元豚
その脂身のおいしさをしっかりと堪能させていただけました
〆には焼うどん
薄味に仕上げられているのにしっかりと旨みがあって…
豚肉だけでなくゴロゴロと鶏肉までもが入る具沢山ぶりには驚かされました
店内の雰囲気も落ち着いた感じでありますし、素材の味を引き出す薄味で調味されたお料理が多いようでありますから、若者やオジサンだけでなくお嬢さま方にも使い勝手が良いお店でありますね
【名産にく居酒屋 肉はち】
東京都千代田区神田神保町2-26-7 三浦ビル1・2F
03-6261-6539