冬将軍様の仕事始めは今日だったようで…
ポカポカだった年末年始が嘘のように北風がビュービューと吹き荒れる日
オフィスへ顔を出した後に、ずっと気になっていたお店でランチをいただくことといたします
2014年にオープンした頃は、店主の苗字を借りた『銀座ときとう』って名前てあったのですが、いつの間にか『俺のうなぎ』と変わっていまして…
もうお分かりだと思いますが、俺のフレンチで名を馳せた俺の株式会社が展開するお店の一つであります
外堀通りと並木通りの間にあるそれほど人通りが多くない場所にあることで、ブランド力がある“俺の・・・”無くしては集客が厳しかったのでしょうかね
店内の雰囲気を探ることが出来ないお店であることから敷居の高さを感じてしまうところではありますが、思い切って扉を開けますと着物姿のスタッフが出迎えてくれます
そこでコートを預け、促されるままにカウンター席をいただきますと、そこからは丁寧に炭火で焼き上げる光景を臨むことが出来まして…
20分ほどの待ち時間も苦になりませんね
「炙りうな重」と称されるこちらの商品
調理される光景を見ている限り他店の特に変わることがないことから、特別感を演出するためのネーミング戦略だと思われるのですが…
背開きされたうなぎは皮目が芳ばしく焼かれていることからサクッとしていながらもふっくらとしており、薄味に思えながらもしっかりとしたコクがあるタレとの相性も抜群なのであります
ごはんは厨房に見える羽釜で炊かれているようで、タレと塗してもべたつくことが無いほどに硬めに炊かれていまして、そのひと粒ひと粒がしっかりとしていて鰻のおいしさを引き立てますね
この「炙りうな重」には1尾が使われるもののほか、1尾半が使われる「特別炙りうな重」がありまして…
ご飯が見えないほどに鰻が敷き詰められたモノが食べたくて、ついつい「特別炙りうな重」をいただいてしまうワタシ
年に数回しかいただくことが無い鰻でありますから、このくらいの贅沢は良いですよね
【俺のうなぎ】
東京都中央区銀座7-5-5 長谷第一ビル1F
03-6274-6093