福岡でビジネスパートナーとランチ会であります
たまには小洒落てみましょうと、地元食材を使ったサルディーニャ料理がいただけるという『オステリア・エ・ヴィーノ・ポルコ・ロッソ』を選びます
薬院と赤坂の間にあることから薬院駅から歩いて向かったのですが、重たい荷物とジメジメとした天候もあり額に汗が滲みます
大きな通りからはちょっと脇に入った小道にお店はあることから決して目立つことはありませんが、店頭にテラスがあったりと雰囲気が良いでありますし…
テーブル3卓とカウンター8席、それに1つのブース席があるだけの小さなお店であることから、おいしいお料理がいただけるのではと期待が膨らみます
お昼にいただけるコースは3種類
最も贅沢なコースは予約が必要とのことで、選択肢はアンティパストミストとパスタのほかフォカッチャにドルチェと飲み物が付くPranzo A、そしてセコンドピアットが加わるPranzo Bでありまして…
迷うことなくPranzo Bをチョイスし、アンティパストミストからいただきます
フレッシュマッシュルームが飾られたサラダの周りには5種のアンティパストが並べられていまして…
しっとりとした生ハムやカルパッチョ、テリーヌなど、1つひとつに手間が掛けられていることがわかりますね
サルディーニャということでからすみが使われるパスタを期待していたのですが…
用意されたものは〝ツナやオレガノ〟〝熊本赤牛のラグー〟〝アラビアータ〟の3種だと言うことでアラビアータをいただくことにいたします
酸味よりも甘みを感じる自家製トマトソースには、じっくりと引き出された唐辛子の辛味が効いていて…
特に具材は使われていないのですが、もっちりとした麺との絡みもよく程よい〝ピリ辛〟を楽しませていただきました
セコンドは「自家製ソーセージと季節野菜のロースト」をいただくことにいたします
グリルされたソーセージは直径30mmほどの極太でありまして、食べやすようにと3つにカットされ提供されますがプリッと弾けるような食感は見事でありますし、程よい塩味はワインなどの飲み物が進みそうですね
定番の粒マスタードだけでなく、バジルのソースが添えられることもうれしいですね
そして、柔らかい皮としなやかなひげ根に包まれた〝皮付きヤングコーン〟のロースト
ご存知の通りヤングコーンとは若採りされたトウモロコシでありますから、まさに今が旬でありまして…
缶詰とは異なるフレッシュな香りと旨味を楽しむことができました
ドルチェとして提供されたのはブラッドオレンジのシャーベットにアイスクリームが乗せられたもの
そしてドリンクなのですが、紅茶はあるのにアイスティはできないとのことでしたので、氷をいっぱいに入れたグラスをお願いし自分でアイスティを作っていただきました
九州の旬とサルディーニャ料理がいただけるお店ということでの期待をしていたのですが、お昼のコースではそれを十分に満喫することはできないようで…
とは言え十分においしいお料理でありましたので、次回は夜のコースをいただきにお邪魔することにいたしましょう
【Osteria e Vino PORCO ROSSO】
福岡県福岡市中央区薬院2-14-16 Sen BLD 1F
092-753-6329