横浜へ出かける用事があって…
こんな時には関内駅近くの味噌ラーメンか東神奈川駅近くでニュータンタンメンかをいただくことが多いのですが、今回はちょっと興味ある洋食屋さんがあって鶴見駅にて下車することにいたします
西口から歩いて2分ほどで『レストランばーぐ』との看板が見えてくるのですが、高架下にあるお店は、どうみてもレストランと言うよりも食堂的な佇まいでありまして…
ガラガラっと引き戸を開けて入った店内には、昭和な時代の団地にお住いの家庭ではどこでも見かけたであろうビニールのクロスがかけられたテーブルが並べられていますし、壁面には取材などで来店されたのであろう女子アナなどのサインがたくさん貼られています
〝ばーぐ〟って店名でもありますからハンバーグを外すことは考えられず…
でも、他にも興味深い商品があるってことで散々迷いながら選んだのは「ドライカレーハンバーグ」
ワンプレートだということで、ハンバーグがトッピングされた山盛りのドライカレーの脇には洋食屋さんらしさを感じるキャベツの千切り添えられています
ドライカレーと言いましても、挽肉を炒めてどうのこうのと言った手間がかかるものではなく、カレーソースでご飯を炒めたようなものでありますがスパイスの香りが効いていて食欲を掻き立ててくれますし…
そこに乗せられたハンバーグはギュッと噛みしめる歯ごたえと牛肉の旨味を楽しむことができるものでありました
そして「ハムカツ」
直径100mmほどのボンレスハムを厚み25mmくらいにカットしたものに細かいパン粉を付けて揚げられているのですが、これが実に絶品でありまして…
インスタ映えする厚みなんてことだけじゃ無く、これだけの厚みであるにも関わらず芯までしっかりと熱が入っていますし、使われるハムも思いのほか上級品であるようです
またそこにかけられるソースもオリジナルであるようで、ほんのりとカレーの風味がしたように思えます
ご夫婦と思われる60代後半と思われる二人が厨房を取り仕切り、ホールを仕切るのはお嬢さまでありましょうか
テキパキとお客さまに対応する姿は好感が持てるものでありました
【レストランばーく】
神奈川県横浜市鶴見区豊岡町1-17
045-571-5845