年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『うなぎ創作 鰻樹』 蒲焼と白焼のふたつが一度にいただける「白蒲重」

2018-12-07 20:33:33 | 関東
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吉川駅で下車し、チェーン店が並ぶ北口ではなく、おいしいお店と巡り会えそうな南口へと出てみますとロータリーの先に〝うなぎ〟と書かれたのぼり旗が目に入ります
諸説あるようですが、埼玉県はうなぎの蒲焼発祥の地とも言われるところでありまして…
日本一の激戦区とも言われる浦和からもそれほど遠くない場所でもあることから、きっとおいしいうなぎがいただけるに違いないとお邪魔させていただくことにいたします



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のぼり旗を目標に歩いてきたのですが、店の存在を見つけることが出来ず周辺をひと回りしたところで2階にあるお店を発見
2人掛けのテーブルがふたつと4名掛けのテーブルがひとつ、そして窓側には特別席風の小上がり席が置かれる店内は、入り口の脇に置かれる木彫りの看板から想像するほど高級感を感じることはないものでありました
しかしながら、開店時間を狙って来られた思われる先客が2組いらっしゃることから地元の人気店であることは間違いないようであります


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お昼のメニューには貴婦人のスカートのようだと話題になった「ドレス・ド・オムライス」を模したような「金のうな丼」もありましたが、ここはやはり王道である「うな重」をいただこうと思うのですが、わさびでいただく白焼きも捨てがたく…
そんな欲張りな気持ちを満たしてくれるのが、白焼きと蒲焼きのふたつを一緒にいただくことができる「白蒲重」であります
で、こちらの蒲焼
醤油の効いたサッパリとしたタレと蜂蜜水あめ等を使った甘めなタレの何れかを選ぶことができるとのことですが初めてのお店でもあることから一般的な甘めのタレでいただくことにいたします
そんなタレの甘みはバランスが取れたものでありまして、うなぎだけでなく一粒ひと粒がしっかりとしたご飯との相性も良いものでありました
そして蒸されていることでのふっくらとした身の食感も見事ですし、皮目も香ばしく焼かれていることから期待以上のおいしさに舌鼓を打たせていただきました



うなぎの血には毒があることから刺身で提供するお店は数少ないのですが、こちらでは刺身をいただけるだけでなく剥いだ皮を皮焼きとして提供されていて…
塩まぶしとともにいただいてみたいものであります



【うなぎ創作 鰻樹 -manju-】
埼玉県吉川市木売2-9-7 鈴木ビル2F
048-940-5458