応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱 (中公新書)呉座勇一中央公論新社
以前、話題になった本。
将軍の後継者争いがメインじゃないんだよな、ということがよくわかった。
というか、参加した人たちが何となく対立している人たちと戦うために、東と西についただけってことで、なんで東なのか、なんで西なのか、そのあたりの意味がどんどん薄れていくのね。
山口県民的には、大内氏の力がそがれてしまったのが悔やまれる乱 . . . 本文を読む
信玄の戦略―組織、合戦、領国経営 (中公新書)柴辻 俊六中央公論新社
お風呂読書シリーズ
うーん。。。勝頼が悪いわけじゃないんだよなあと思いつつ読んだ。
いや、総括しにくいんだけど、組織作りは、「今」に対応しているんだよな、という事を改めて考えた。「将来」に備えた組織づくりって難しいよね、どんなにカリスマ的な指導力を発揮したとしてもさ。 . . . 本文を読む
徳川将軍家十五代のカルテ (新潮新書)篠田 達明新潮社
お風呂読書シリーズ
大樹寺、近いから行ってみりゃいいんだけどさ、と思いつつ読んだ本。
将軍の位牌が身長に合わせて作ってあるというのが面白い。何というかな、記録に残され、絵画に残された家系なんだよね。遺骨の調査なんかもされていることもあって、なかなか読みごたえがあった。
愛教大で歴史学を教えていただいた西宮先生が調査にかかわっていらっし . . . 本文を読む
宦官
2021年10月04日 | 本
宦官(かんがん)―側近政治の構造 (中公新書)三田村 泰助中央公論新社
お風呂読書シリーズ。
何度か、読んだんだけど、先日、誤って湯船に落としてしまって再起不能に。
少なくとも、両親の世代だと生存してたんだよなあと、なかなかに考えることが多い存在。 . . . 本文を読む
甲骨文字に歴史をよむ (ちくま新書)落合 淳思筑摩書房
今、お風呂に持ち込んで読んでいる本。
落合先生の甲骨文字を扱った書籍はとても面白くて、特に、実際に牛の肩甲骨をあぶってみた、とかいうのが好き。
「卜」(ボクッ)という音が出るかと思ったら「吉」(チッ)という音だったとかいうのがまた面白い。
研究室で牛の肩甲骨の厚みを削り整えて、へこみを作ってから、火であぶった鉄の棒を押し当てているとい . . . 本文を読む
4技能でひろがる 中級日本語 カルテット I安井 朱美ジャパンタイムズ
こちら三刷。
Ⅱもあり、ワークブックも準備されています。別冊は本冊に綴じられており、漢字のテキストになっています。
徳島大学で教えていた時に、中級の教科書、困ったのよね。
結局、文化中級を使ったんだったっけな。日韓共同理工系コース。漢字のテキストは、なんだったかなあ。ああ、そうそう、2年目は「J ブリッジ」だった。
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CD付き マンガでマスター! ステップアップ!日本語会話Coto Japanese Academyナツメ社
マンガというのは、コマ割りというか、読み進めていくのにコツがあって、どう流れていくのかを終えない人たちがいるという事を聞いたことがあって、基本的には、僕が教材にするマンガは、「はるどん四コマ」のように、一方向に読み進められるものが多いんだけども、こちらは、普通の漫画形式で出ています。
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ゲンバの日本語 基礎編 働く外国人のための日本語コミュニケーション一般財団法人海外産業人材育成協会スリーエーネットワーク
各課の冒頭に、多言語でのCANDOが示されているので、学習者も目標を把握しやすいだろうなあと思った。
また、みんなの日本語でレベルがわかるように書かれているから、みんなの日本語での指導になれている先生方は使いやすいんじゃないかな。
また、僕の授業のスタイルに近い構成になっ . . . 本文を読む
中級日本語文法を教えるためのアイデア集岡本智美ココ出版
日本語教育文法(中級)を担当していることもあって、手元に置いている本。
初級同様に、重要なのは、扱う項目の分析なんだよなあ。そこがしっかりできてさえいれば、どうやってそれを教えるのかが見えてくる。
適当なことをやっていると、授業が崩壊する。
今期の中級文法も、分析の部分をしっかり扱うか。 . . . 本文を読む