AWA@TELL まいにち

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甲骨文字に歴史をよむ (ちくま新書)

2021年10月04日 | 


今、お風呂に持ち込んで読んでいる本。

落合先生の甲骨文字を扱った書籍はとても面白くて、特に、実際に牛の肩甲骨をあぶってみた、とかいうのが好き。

「卜」(ボクッ)という音が出るかと思ったら「吉」(チッ)という音だったとかいうのがまた面白い。

研究室で牛の肩甲骨の厚みを削り整えて、へこみを作ってから、火であぶった鉄の棒を押し当てているというシチュエーションがたまらない。

どこかで一度お目にかかれないものだろうか。ファンだって伝えたいのだが。

というか、こういう研究、やりたかったのよね。ただ、「食えそうにない」と思ってあきらめた部分が結構大きいのだ。退職したら、こういう勉強しても面白かろうな。
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