今、お風呂に持ち込んで読んでいる本。
落合先生の甲骨文字を扱った書籍はとても面白くて、特に、実際に牛の肩甲骨をあぶってみた、とかいうのが好き。
「卜」(ボクッ)という音が出るかと思ったら「吉」(チッ)という音だったとかいうのがまた面白い。
研究室で牛の肩甲骨の厚みを削り整えて、へこみを作ってから、火であぶった鉄の棒を押し当てているというシチュエーションがたまらない。
どこかで一度お目にかかれないものだろうか。ファンだって伝えたいのだが。
というか、こういう研究、やりたかったのよね。ただ、「食えそうにない」と思ってあきらめた部分が結構大きいのだ。退職したら、こういう勉強しても面白かろうな。