明日は、大学日本語教員養成課程研究協議会が開催されます。
役に立っていませんが、理事です。
で、理事会と大会があるのですが、
1時間目の留学生の授業を済ませてから移動するので、どうしても理事会には間に合いません。
大会に出て、講演を聞いて、これまた日帰りで名古屋に戻ってくる予定です。
土曜日と日曜日の、日本語教育学会、今回はお休みします。
外国人児童生徒支援に関係する発表やデモンストレーションがたくさんあって、非常に気になるのですが。
大養協のプログラムは以下の通りです。関心のある方は是非。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
記
日時:2014年5月30日(金)14:10~17:30 (開場13:40)
会場:創価大学 中央教育棟 1階 西棟 第一会議室
〒192-8577 東京都八王子市丹木町1-236
〔アクセス〕http://www.soka.ac.jp/access/
JR八王子駅北口・京王八王子駅から西東京バスをご利用下さい。
1.創価大学正門東京富士美術館行き(ひよどり山トンネル経由、八日町経由、直通
便)
※創価大学では正門バス停のみ停車。直通バスはJR八王子駅始発。
2.創価大学循環(ひよどり山トンネル経由、八日町経由)
※創価大学では、正門、創大門、栄光門の各バス停に停車。
3.創価大学栄光門行き(直通)
※朝2便のみ運行。創価大学では栄光門バス停のみ停車。JR八王子駅始発。
参加費:1,000円(資料代として)参加は当日受付。(年会費2,000円のお支払いも可
能です。)
【プログラム】
(開場13:40)
14:10 総会
第一部 社会情報
14:30 「トビタテ 留学ジャパン」事業について(日本学生支援機構)
15:00 「日本語パートナーズ派遣」事業について(国際交流基金アジアセン
ター)
15:30 「特別の教育課程」(松本一子氏・文部科学省日本語指導が必要な児童
生徒を対象とした指導の在り方に関する検討会議委員,愛知淑徳大学非
常勤講師)
第二部 討論「社会ニーズと日本語教員養成課程の今後」
15:30 進行:柳澤 好昭
日本語教員養成に関しては,医師,弁護士,学校教員等の他の分野とは
異なり,国家的な資格を有しないため,所管官庁が存在しない。従っ
て,市場における需要と供給,及び今後に関して,日本語教員養成側の
自主的検討が求められる。過去の徳川科研報告の具申も発端はここにあ
る。今回,特別の教育課程という大きな社会的変化があり,また国内外
日本語教員需要と供給がマッチしない現状を踏まえ,事前に会員に実施
するアンケート結果をもとに,日本語教員養成課程の役割と可能性につ
いて自由討論としたい。
17:30 閉会
備考
「トビタテ 留学ジャパン」
西川由香 文部科学省 官民協働海外留学創出プロジェクト プロジェクトオフィ
サー(独立行政法人日本学生支援機構グローバル人材育成企画課長)
「日本語パートナーズ派遣」
濱田祐生 国際交流基金アジアセンター
以上
シンポジウムについて
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今後の日本語教員養成課程
~「留学支援施策」の活用と「特別の教育課程」への対応~
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【趣旨】
国内外における日本語教育における需要と供給の問題から,日本語教員養成課程につ
いて考えてみようと思います。その背景として,次のことがあります。
まず,大学自体の問題です。私立大学の40%が定員割れ,地元志向・安全志向・
資格志向の学生の増加,今後さらに減少が見込まれる学部入学者数の獲得競争とし
て,特に都市部の私立大学での就活優先です。大学院進学者は増加していますが,就
活の影響によるものとみられます。
次に,この10年の間に,大学日本語教員養成課程の学生,日本語教育能力検定試
験受験者数は減少しています。インターネット(ブログやツイッターや2チャンネ
ル)では,日本語教員の待遇情報が流布されたり,非常勤などの不安定さの回避など
が挙げられています。
また,都道府県や文部科学省などが留学推進施策を出していますが,当初は派遣者
数の定員割れを起こしました。その後,主催側が懸命に働きかけて充足しましたが,
主催側は長期間は海外に行きたがらない学生が多いという感想を持ちました。
さらに,海外,特にAA諸国での日本人日本語教師の需要は多く,学士も可という
ところが多いにもかかわらず,大学生の希望者は限りなく少ないという状況です。求
人情報の流通という問題も絡みますが。
そして,日本語教員養成課程がある大学の90%が実習教育を行っていますが,そ
のうち海外実習実施校は1/3で,大部分が2週間程度です。今後,留学支援施策を
うまく活用すれば,単位互換認定を踏まえた長期実習も可能です。
最後に,国内では,「特別の教育課程」として日本語指導の正規授業化が開始され
ました。実施する小学校,中学校では,教員免許と外国語力のある日本語教員が求め
られています。
必ずしも内向きの学生ばかりではないのですが,学生の実情を踏まえ,このような
状況のもと,日本語教員養成課程について,社会的ニーズ要請への対応,日本語教育
人材の育成の両面から考えるということから,今回の企画となりました。当日は,学
生の実情,人材育成支援施策や社会的ニーズ,教育機関の実情を踏まえ,会員の方が
お持ちの理念や方策を出し合い,今後の日本語教員養成課程について考えることがで
きれば幸いです。
【企画】
木村哲也(帝京大学大学院)・宮崎里司(早稲田大学)・畑佐由紀子(広島大学)・
新矢麻紀子(大阪産業大学)
===ここまで===
役に立っていませんが、理事です。
で、理事会と大会があるのですが、
1時間目の留学生の授業を済ませてから移動するので、どうしても理事会には間に合いません。
大会に出て、講演を聞いて、これまた日帰りで名古屋に戻ってくる予定です。
土曜日と日曜日の、日本語教育学会、今回はお休みします。
外国人児童生徒支援に関係する発表やデモンストレーションがたくさんあって、非常に気になるのですが。
大養協のプログラムは以下の通りです。関心のある方は是非。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
記
日時:2014年5月30日(金)14:10~17:30 (開場13:40)
会場:創価大学 中央教育棟 1階 西棟 第一会議室
〒192-8577 東京都八王子市丹木町1-236
〔アクセス〕http://www.soka.ac.jp/access/
JR八王子駅北口・京王八王子駅から西東京バスをご利用下さい。
1.創価大学正門東京富士美術館行き(ひよどり山トンネル経由、八日町経由、直通
便)
※創価大学では正門バス停のみ停車。直通バスはJR八王子駅始発。
2.創価大学循環(ひよどり山トンネル経由、八日町経由)
※創価大学では、正門、創大門、栄光門の各バス停に停車。
3.創価大学栄光門行き(直通)
※朝2便のみ運行。創価大学では栄光門バス停のみ停車。JR八王子駅始発。
参加費:1,000円(資料代として)参加は当日受付。(年会費2,000円のお支払いも可
能です。)
【プログラム】
(開場13:40)
14:10 総会
第一部 社会情報
14:30 「トビタテ 留学ジャパン」事業について(日本学生支援機構)
15:00 「日本語パートナーズ派遣」事業について(国際交流基金アジアセン
ター)
15:30 「特別の教育課程」(松本一子氏・文部科学省日本語指導が必要な児童
生徒を対象とした指導の在り方に関する検討会議委員,愛知淑徳大学非
常勤講師)
第二部 討論「社会ニーズと日本語教員養成課程の今後」
15:30 進行:柳澤 好昭
日本語教員養成に関しては,医師,弁護士,学校教員等の他の分野とは
異なり,国家的な資格を有しないため,所管官庁が存在しない。従っ
て,市場における需要と供給,及び今後に関して,日本語教員養成側の
自主的検討が求められる。過去の徳川科研報告の具申も発端はここにあ
る。今回,特別の教育課程という大きな社会的変化があり,また国内外
日本語教員需要と供給がマッチしない現状を踏まえ,事前に会員に実施
するアンケート結果をもとに,日本語教員養成課程の役割と可能性につ
いて自由討論としたい。
17:30 閉会
備考
「トビタテ 留学ジャパン」
西川由香 文部科学省 官民協働海外留学創出プロジェクト プロジェクトオフィ
サー(独立行政法人日本学生支援機構グローバル人材育成企画課長)
「日本語パートナーズ派遣」
濱田祐生 国際交流基金アジアセンター
以上
シンポジウムについて
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
今後の日本語教員養成課程
~「留学支援施策」の活用と「特別の教育課程」への対応~
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【趣旨】
国内外における日本語教育における需要と供給の問題から,日本語教員養成課程につ
いて考えてみようと思います。その背景として,次のことがあります。
まず,大学自体の問題です。私立大学の40%が定員割れ,地元志向・安全志向・
資格志向の学生の増加,今後さらに減少が見込まれる学部入学者数の獲得競争とし
て,特に都市部の私立大学での就活優先です。大学院進学者は増加していますが,就
活の影響によるものとみられます。
次に,この10年の間に,大学日本語教員養成課程の学生,日本語教育能力検定試
験受験者数は減少しています。インターネット(ブログやツイッターや2チャンネ
ル)では,日本語教員の待遇情報が流布されたり,非常勤などの不安定さの回避など
が挙げられています。
また,都道府県や文部科学省などが留学推進施策を出していますが,当初は派遣者
数の定員割れを起こしました。その後,主催側が懸命に働きかけて充足しましたが,
主催側は長期間は海外に行きたがらない学生が多いという感想を持ちました。
さらに,海外,特にAA諸国での日本人日本語教師の需要は多く,学士も可という
ところが多いにもかかわらず,大学生の希望者は限りなく少ないという状況です。求
人情報の流通という問題も絡みますが。
そして,日本語教員養成課程がある大学の90%が実習教育を行っていますが,そ
のうち海外実習実施校は1/3で,大部分が2週間程度です。今後,留学支援施策を
うまく活用すれば,単位互換認定を踏まえた長期実習も可能です。
最後に,国内では,「特別の教育課程」として日本語指導の正規授業化が開始され
ました。実施する小学校,中学校では,教員免許と外国語力のある日本語教員が求め
られています。
必ずしも内向きの学生ばかりではないのですが,学生の実情を踏まえ,このような
状況のもと,日本語教員養成課程について,社会的ニーズ要請への対応,日本語教育
人材の育成の両面から考えるということから,今回の企画となりました。当日は,学
生の実情,人材育成支援施策や社会的ニーズ,教育機関の実情を踏まえ,会員の方が
お持ちの理念や方策を出し合い,今後の日本語教員養成課程について考えることがで
きれば幸いです。
【企画】
木村哲也(帝京大学大学院)・宮崎里司(早稲田大学)・畑佐由紀子(広島大学)・
新矢麻紀子(大阪産業大学)
===ここまで===