AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

大学日本語教員養成課程研究協議会へ

2013年05月24日 | 日本語教育
標記の協議会へやってきています。

金曜日なので、大学の授業を4つ休講にしてきています。補講などを考えると寒気がします。

それはそうと、この協議会、昨年のシンポジウムにパネリストとして呼んでいただき、その後、入会し、なんと今回は理事に。

急すぎる展開に目が回るような。


今日は、シンポジウムがありました。

テーマは

 日本語教育に関係する教師に求められる資質と資格を巡って
  -公教育における日本語教育の行方と今後の日本語教師養成の在り方ー

というものでした。

パネリストは、

 静岡大学教職大学院准教授の矢崎満夫先生、国際交流基金日本語国際センター所長の西原鈴子先生、早稲田大学大学院日本語教育研究科教授の川上郁雄先生です。

 どの方の発表も非常に興味深いものでした。
 資料をいただくお願いをしたり、今後、いろいろ情報をいただけるようにやり取りをさせていただけるようにお願いしたり、実りあるものでした。

 日本語指導が必要な子供たちは、集住していた時期から拡散していく状況になってきており、これまで特定の地域の問題として感化されてしまいがちでしたが、文部科学省も、腰を据えて対策を立てているようです。

 子供たちが普通の生活が将来にわたって送れるように、それだけのことなのですが。

 経済状況が悪いと、社会が右傾化し、排除の論理が展開されていきます。

 それが気になっています。

 特別な生活をさせようというのではなく、普通の生活で十分なんですよ。その「普通」に押し上げるための政策が必要だと思うのですが。

 5年前よりも今、今よりも5年後、いい社会になっていることを祈り、いい社会にするように努めていきたいと思います。

みんながそう思えばきっとできるんだけどな。
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