AWA@TELL まいにち

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韓国調査-6日目(8月23日)

2007年08月23日 | 研究
 6日目。
 巨文島での調査は最終日、と入っても、午前9時40分発の船ですから、そんなに時間はありません。今日は、これから麗水を経由してプサンまで帰ります。
 朝の漁港の様子を見に行こうと思い、6時に宿を出ました。日本が植民地支配していた時期、この島はいわしやさば漁で栄えていたそうです。でも、今は取れる魚の種類が変わって、太刀魚が主だということ。朝の港には、次々と漁船がやってきては、満載された太刀魚を荷揚げしていきます。にぎやかです。メインディッシュが太刀魚の刺身、鍋料理、焼いたもの、すべて太刀魚という食事が、この島に来てから続いています。その理由がはっきりわかった瞬間です。







 港の様子を見た後、島の周りを回ってみようと歩き始めました。


今日もいい天気です。

 すると、10分くらい歩いたところで、昨日おいでになったおじいさんとばったり会いました。おじいさんも朝の散策です。昨日のお礼を言うと、何をしているのかと聴かれたので、散歩をしていますと答えると、山の上にいい水が湧いているから飲んでいくようにいわれました。話だけにしようと思っていると、階段まで連れて行ってくれまして、そこから山道の石段を登りました。





いい水が湧いている場所というのは、すぐわかりました。パカチ(ひょうたん)が中にあるからそれで水を飲めといわれていたので、どきどきしてふたをあけると、ただのプラスチックの手桶でした。水は想像よりはるかに冷たく、おいしかったです。でも、飲みすぎは禁物。山を越える形で降りました。
 すると、海女さんが海にもぐるのを撮影させてくれるという話が出ており、先方も潮の加減などがある仕事ですから、待ってはもらえず、すぐにという形で移動。船を急遽チャーターして追いかけることになりました。でも。僕は船には弱いので、陸上で待機。撮影のカメラマンの方がいらっしゃいましたので、そのうち、映像はどこかでお目にかけられることと思います。



 朝ごはんに再び太刀魚のなべを食べ、そうこうしているうちに、船の出航時間になりました。船は来たときよりも新しい船で、快適でした。




 この島で買った酔い止めの薬、ドリンクタイプでしたが、「コーラの香り」と書いてあります。まだ飲んでいません。
 船で2時間40分かけて麗水に到着しますが、途中の羅老島で、驚きの再会をしたものがあります。僕が大学時代に名古屋港で三河湾クルーズに使われていた金の鯱号がこの島に係留され、観光遊覧船となっているではありませんか!



 大学1年のときに乗船したのですから、もう20年ぶりです。懐かしくて懐かしくて。
 麗水に到着してからは、マイクロバスを借り切っての移動になります。昼食は、デジカルビでした。韓国に来て、初めての焼肉です。とてもおいしくいただきました。その後、マサンを経由してプサンに。
 夕食をとってから今このブログを書いています。写真の掲載は、おいおいと。
 とりあえず、1週間に及ぶ韓国調査、とりあえず終了です。
 このブログには、思いついたものしか書いていませんので、調査結果は、年度末か、科研終了時にまとめる報告書にできるだけ系統立てて書きたいと考えています。
 ではでは、おやすみなさい。
 明日はプサンの金海空港から関空を経て徳島です。
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