補習

補習をほぼ毎日やっています。
徳島大学留学生センターの日本語の授業では、「使える」ということを最大のウリにしていますので、椅子に座って、日本語の構造について聞く、というだけの授業ではありません。
習ったことが、その日のうちに使えるように、いろいろな手段で教室内活動をしているわけです。

ペアで話をさせたり、教室外で日本の学生を捕まえてインタビューをさせたり、公共施設に電話をかけさせて、営業時間や料金を尋ねさせたりします。

ですから、聞いて理解できたけど話せない、なんてことになると授業が立ち行かなくなります。
だって、ペアを作らせたら、片方だけがしゃべるとか、日本人学生と二人で見詰め合うだけだとか、公共施設に電話をかけても無言電話だとか言うと、迷惑ですし。

そんなこんなで、これまでも毎週、授業に遅れそうになってきていた学生の補習はしていました。

先々週と先週、その補習の時間が取れなかったのですよ。で、基本動詞の学習が進み、助詞の多様さに少なからぬパニックが生じかけており、補習を続けています。

ただ、連日の補習の成果が、昨日ようやく「ちょっぴり」みえたのです。
もう嬉しくて嬉しくて。

昨日は、すごくすごく幸せな気持ちで一日の仕事が終えられました。

今日は授業担当日です。
昨日の状態が続いていますように。