AWA@TELL まいにち

南山大学で、日本語教育に携わる人材の養成を行っています。ホームページも是非ご覧ください。

今日の日本語教育史は

2019年04月18日 | 日本語教育
今日は、1905年から1945年まで、朝鮮半島で使用された初等教育機関での『日語』「国語」の教科書を見てもらいました。

コピーしたものもあれば、実物もあります。

まだ箱から出てきてないのも結構あるな、と、今日の作業を見ながら思いましたが、

とりあえず、コピーを含めてこれだけそろっているのは、

 成城大学 教育研究所

 長野県駒ケ根市立図書館武村文庫

 佐賀女子短期大学 長澤研究室

と、私の所という感じでしょうか。もちろん、満州、台湾といった地域のものになると、別の所が強くなるのは確かです。ああ、でも、武村文庫はすごいですよ。


そんなこともあって、私が担当する授業では、かならずこの、実際の教科書を見るという作業をします。

毎年、受講する学生さんによって、気付きが異なります。

教員養成ではない大学では、教科書をどう読むのか、きょう提出されたコメントシートを見て、次回の授業で話すことを少し検討します。
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