AWA@TELL まいにち

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長く使うこと

2009年09月27日 | どーでもいいこと
博士課程時の指導教官だった崔吉城先生のブログで、愛用のカバンをご自身で修理なさった記事がありました。

曾祖父の使っていた懐中時計は徳島にいたときに竜頭を修理して使い続けていますが、さて、他のものはどうかなあと。

電気製品なんかは、かえって危険だといいますし、子どもたちのおもちゃもプラスチック製のものが多く、修理するといっても接着剤でつけるしかなく、もとのように使える状態にはなりません。

子どもたちの自転車のかごの修理は、樹脂製なので、ドリルで割れた周囲に穴をあけて針金で縫い合わせ、上をビニールテープで張り付けるということをしたりしましたが、すぐに別の所をぶつけて割っちゃんたんですよね。

布、木、紙、金属などでできているものであれば修理もしやすいのですが、樹脂の物は難しいですよね。

先生が鞄を修理なさったという話、修理を依頼すれば8000円、だから修理したというところが僕と違うなあと。修理を依頼して8000円なら新しいのが買えるから買おう、という発想になる所を自分で修理、というのは、改めて頭が下がる思いでした。

もちろん、そのものに対する思い入れもあると思います。世界中を一緒に回ったカバンというのは、思い入れがありますよね。
僕も広島から徳島に移る時に、父と亡くなった母と妻とはるどんとで買い物に行って買った鞄は傷だらけではありますが、大切にしています。
研究室に置いているキッチンワゴンや電磁調理器は大学進学時に買ったものですから、もう20年使っているものです。電磁調理器なんて、高校生の時に実家で使っていたものですからそれ以上だ。
家で使っているお皿も、炬燵も、学生時代のもの。

学生時代に買った専門書は、今も研究室の一角に並んでいます。

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2 コメント

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物への理解と愛着 (崔吉城)
2009-10-01 13:33:47
 良く直す場合と壊す場合もあるので質素な生活とは自慢できないですね。しかしそれによって物への理解と愛着が強くなるようです。
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ありがとうございます (管理人)
2009-10-01 17:44:25
崔吉城先生、コメントをいただき、ありがとうございました。
あちらこちらと活発に調査に出かけていらっしゃるのをブログで拝見して、次にお目にかかる時にはどんなお話がうかがえるのか、毎日楽しみにしています。
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